773 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/25(火) 02:55:14.20 ID:???
アセム「お腹空いたし五飛の店で何か食べていこうぜ」
ゼハート「そうだな」

アセム「という訳で酢豚一つ。ゼハートは?」
ゼハート「私も酢豚でいい(地球圏の料理知らないし…)」

五飛「ふん、できたぞ。冷めない内に食べるんだな」
刹那「注文してから出来上がるまでのこの速さ、ガンダムだ
アセム「刹那、居たのか?」
ゼハート「いただきます」
アセム「ん、美味しいな。刹那も食べるか?」
刹那「ガンダム!」
ゼハート「……なんだこれは?」
アセム「どうしたんだ、ゼハート」
ゼハート「豚肉とパイナップルがどうして一緒に入ってるんだ!?なんだこの料理は!!
      私は……私はこのような料理を認めない!!張五飛、お前は戦士ではない!!」
刹那「違う!張五飛はガンダムだ!貴様こそガンダムではない!!」
ゼハート「なんだと!?イゼルカント様より譲られた私のレギルスをガンダムではないだと……!!」
アセム「待てよゼハート!お前は何を言ってるんだ!パイナップルあっての酢豚だろ!!」
ゼハート「そのような心など、既に捨てている!!」
五飛「それが貴様の正義か!」
刹那「俺はガンダムだ!」
アセム「落ち着くんだ、刹那!」
ゼハート「私の理想はガンダムレギルスと共にある!戦士として酢豚のパイナップルを認める訳にはいかないのだ!」
アセム「お前も落ち着けよゼハート!」
刹那「レギルスはガンダムではない!酢豚にパイナップルはガンダムだ!!」
五飛「違う、俺は今でも酢豚にパイナップルを入れることと戦っている!!」
アセム「え!?ちょ、なんだよソレ!?」」
ゼハート「ならば張五飛、お前は戦士ではない。ガンダムを下りろ」
刹那「違う!ここには酢豚と、パイナップルと、俺が居る!だからガンダムだ!!」
五飛「ならば俺は悪になる!俺は酢豚の中のパイナップルを認めない!!」
アセム「ならなんでパイナップルを入れたんだよ!それこそお前がパイナップルを認めてる証拠だろ!!」
ゼハート「ようやく俺に追いついたな、張五飛。私が間違っていた。お前は戦士だ」
刹那「戦士ではない、ガンダムだ」
ヒイロ「刹那兄さん、もうガンダムは必要ない。今ここにあるパイナップル入りの酢豚を信じてみろ!」
アセム「えっと、つまりヒイロが言いたいのは好き嫌いするなって事だよな?」
刹那「パイナップルこそ酢豚の歪みだ。俺はパイナップルを駆逐する!」
五飛「いや、それは正義ではない……そうだな、ヒイロ=ユイ」
ヒイロ「そうだ」
ゼハート「くっ…なんという揺るぎない精神。私よりも上の戦士だというのか!!」
五飛「俺もようやく、酢豚のパイナップルを認めることができる……さらばだ、トレーズ」
刹那「パイナップルを食べないとガンダムになれないのか……俺は……俺はぁぁぁぁぁ!!!」
ハム「ははははは!!小倉トーストを嗜むこの私には酢豚のパイナップルなど炉端の石も当然!」
ゼハート「馬鹿な…あの男、酢豚のパイナップルをあんなに平然と……!!」
ハム「少年、君のガンダムへの愛はその程度か!私の心眼もまだまだのようだな!」ハムッハムッ
ゼハート「わかっている!私は、私はもはや引けんのだ!!」
ヒイロ「小倉トーストに手を掛けるのか……食べる前に一つだけ言っておく……死ぬほど甘いぞ」
五飛「小豆か……だから甘い!!」
アセム「好き嫌いを無くすことと小倉トーストを受け入れることは違う!ゼハート、それに手を出すな!!」
ゼハート「私は名古屋に帰るのだ……イゼルカント様の理想、エデンに!!」
刹那「そうだ……名古屋にはメーテレが……初代ガンダムを放送したテレビ局がある」
ハム「ならば、小倉トーストは愛を超え、憎しみを超え、宿命となった!!」
五飛「小倉トーストを食べなければ正義を名乗る資格はないのか!」
ゼハート「私は戦士だ!小倉トーストを乗り越えてみせる!!」
刹那「俺が、俺達がガンダムだ!!!」
アセム「もう好きにしろよ、お前ら」

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最終更新:2015年11月03日 18:57