621 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/17(水) 04:34:30.88 ID:/9PGe5A6
秋の行楽シーズン。
ガンダム家の中でも、旅行を計画する者が出始めて………あれ?
TV『永井市では連日ゲッター線が降り注ぎ観光地は大打撃をこうむっています。続いて、辰ノ子市で起きた謎の宇宙生物の発生について………』
ロラン「行楽の秋、とはいいますけど………全国あちこち物騒で行楽も足が止まりますよね。この街も大概ですが。」
アムロ「まあそこまで家計に余裕があるわけじゃないんだ。各自が各自、行ける場所に行くか、ゆっくり休めばいいじゃないか。」
コーヒーをすするアムロ。その言葉に、ロランからはため息が一つ漏れた。
ロラン「まあそれはそれでいいんですがね。ちなみに、ガロードとシーブック兄さんは来週の休みに各自のお相手と旅行だそうです。」
アムロ「いいことじゃないか。ガロードはまだ早いにしても、シーブックにこれで進展があれば………って、他は?」
ロラン「ドモン兄さんは山に籠もるそうです。ていうかもう籠もってます。マイ兄さんは仕事オンリー。シロー兄さんは非番でもアイナさんと二人きりになろうとすると妹魂の一角が出てきて手こずりますし、刹那は………」
アムロ「もういい、何も言うな。」
そう言ったアムロの目には光る何かが見えたとか見えなかったとか。
635 名前:621続き :2012/10/17(水) 14:14:54.02 ID:/9PGe5A6
ロラン「兄さんはどうなんです?」
アムロ「皆が動かないなら休みはいつも通り使わせてもらうさ。いやたまには家事を代ろうか?お前こそ休んだ方がいいだろう。」
ロラン「行楽の秋を勤労感謝の日みたいに使わないでくださいよ……」
そんなやり取りをしている最中、アムロの携帯が着信を知らせる。その画面に表示された名前に眉をひそめた。
アムロ「シャア?休日に何を…」
携帯を手に席を立つ。シャアとの会話は時に毒が目立つので、それを聞かせぬ配慮か。
ロランの耳には僅かな声の欠片が耳に入るばかり。「木星…赤…」。何の話か。答えはすぐに判明した。
アムロ「しばし家を空けるぞ!トォォォミィィィノォォォ!!」
ロラン「あ、ちょ…行っちゃった。また発狂ですか…」
636 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/10/17(水) 14:15:58.65 ID:/9PGe5A6
ロラン「結局行楽の秋なんて関係なく、うちの兄弟たちはあちこち出張っちゃうんですからねぇ……。」
月にでも行こうかな、と。珍しくロラン個人の旅行願望が出た一日だった。
余談だが。
結局自身の予定を完遂できたのはガロードとシーブック、マイ。あとは予定を立てなかった者だけだったという。
他はどうしたって?一例ではあるが、
あとは各自の想像に
流れぶった切り+ネタ初投稿+矛盾ありかも+勝手な設定(他作品ネタなど)+
その他諸々
土下座しながら空中分解して謝罪します。
最終更新:2015年11月10日 17:24