208 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/03(土) 23:51:40.50 ID:???
フリット「救世主に成るためにはもっと強くならないと。そこで考えてみたんです。
タイタス…スパロー……僕の
ガンダムは接近戦ばかりだ。もっと射撃に強くならないと!」
ドモン「いや、それを俺の前で言われてな」
フリット「ドモン兄さんは相手が撃つ前に殴れるからいいですけど、僕は兄さんとは違うんです!!」
ドモン「AGEシステムって搭乗者の足りないものを補うシステムなんだろう?
AGEシステムが射撃ウェアを開発しない事自体が、もうフリットが射撃を極めてる証拠なんじゃないか?」
フリット「僕は撃ちたいんだ!ヴェイガンのドタマに残らず穴を開けなきゃ駄目なんだ!!」
ドモン「その目標はどうかと思うが、ならば修行だ。スーパーモードになれば勝てると思う内は勝てない。
AGEシステムが射撃ウェアを造ると思ってる内は、お前の心に慢心が存在しているのだ!!」
フリット「流石はドモン兄さんだ!」
ドモン「フリット、ギアナへ征け!ギアナには修行に必要なものが大抵揃っている!!
自分を導いてくれる兄のような師、互いに切磋琢磨する友、そして倒すべき敵の全てがギアナにある!!」
フリット「わかった、行ってきますドモン兄さん!!」
<INギアナ>
フリット「ドモン兄さんはガンダム・ザ・ガンダム…つまり救世主・ザ・救世主!」
マーク「ガンダム?救世主(セイバー)?ひょっとして俺を呼んだ?」
フリット「貴方が僕の師匠ですね!!」
マーク「HAHAHA、ボクが人にモノを教えるなんて大層な人間に見えるかい?」
フリット「さあ、僕に射撃を教えてください!教えろよ!救世主なんだろ!!」
マーク「ちょ、ま、君!?」
フリット「僕は救世主になるんだ!その為に射撃を極めなきゃならないんだ!!」
マーク「だ、誰か助けて!!」
???「待てェえ!!」
ニール「ミドガンダム!」
ライル「ミドガンダム!」
ディアッカ「ミドガンダム!」
ロアビィ「アカガンダム!」
トロワ「アカガンダム!」
全員「「「「「五人揃って、射撃戦隊ゴガンダム!」」」」」
トロワ「さあ、逃げるんだ」
ロアビィ「
なんだ男か」
ディアッカ「じゃあさっさと帰れ」
マーク「………」
209 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/03(土) 23:52:28.87 ID:???
フリット「違う……お前達は救世主じゃない。お前達は違う。師匠でもなければ友達でもない」
ライル「ミドガンダム!」
ロアビィ「五人揃って」
全員「「「「「
ゴガンダム!!」」」」」
フリット「いや、そうじゃなくて。いや、おかしいでしょ」
トロワ「アカガンダム!!」
フリット「いや、赤ですけど。貴方はそれでいいですけど」
ニール「ミドガンダム!」
ライル「ミドガンダム!!」
フリット「いや、違うでしょ。そうじゃないでしょ」
ディアッカ「ミドガンダム!!」
フリット「いや、だからなんで緑が三人いるんですかって事でしょ!!」
トロワ「いや、俺達は色とかではく個性を見て欲しいと…」
フリット「その個性が被ってる!!」
ディアッカ「いやそうでもねぇって。例えばコイツなんかはとても家族思いで……」
ニール「よせよ、そんなんじゃねえ」
フリット「いや、今はそういうのいいですから。そんなの分からないから!子供は見た目だから。
え?自分たちでオカシイと思わなかったんですか?それでゲーム100万本売れると思ったんですか!?」
ディアッカ「イザークと同じコト言ってるわ……」
フリット「それはその人が正しいでしょ」
ロアビィ「あ、はいはい分かった。じゃあ俺グリーンやるね」
フリット「これ以上緑増やしてどうする!!」
トロワ「じゃあ、俺も緑にしよう」
フリット「だから!!」
ライル「五人揃って!!」
全員「「「「「ゴガンダム!!」」」」」
フリット「いい加減にしろよ!救世主なんだぞ!ガンダムは救世主なんだ!!」
ニール「ハロ、いい子にしてろよ」
フリット「なんでMS下りてるの!? オカシイでしょ! これ僕は貴方達のこと思って言ってるんだから!!」
トロワ「そうか……では今日は俺達と戦ってくれないということだな」
フリット「当たり前でしょ! 納得できないんだから! もっと話し合ってよ……いつも一緒に居るんでしょ?」
ロアビィ「いや、そこのお兄さんとは今日初めてだけど」
フリット「え?」
ロアビィ「まぁ、顔は眼帯の方しょっちゅう見てたから初めてって感じじゃなかったけどね」
ライル「その話、もう飽きたよ……」
フリット「もう一回、もう一回集まろう。一回考えて」
トロワ「……所詮射撃型は売れないということか」
ニール「可変機は活躍しなくても売れんのにな」
フリット「それ以前の問題。それ以前の問題だから。
言っておくけど、僕だって売れてないからね。タイタスとか魔法少女とセット販売されてるぐらいだから!」
ロアビィ「じゃあ、一回休暇とってから出直してくるから。ちょっとバラ配ってくるから」
フリット「うん、いいよ。暫くギアナにいるから。話し合ったらもう一回来て。その答えをもう一回僕に見せて、ね?」
トロワ「任務了解」
フリット「なんだったんだ……アレ……
ん? むこうの茂みから何か音が……」
シュバルツ「ふはははは!!クロガンダム!!」
デュオ「クロガンダム!」
ニコル「クロガンダム!!」
三人「「「三人揃って、隠密戦隊サンガンダム!!」」」
フリット「」
ドモン兄さん……ギアナは不思議な人でいっぱいです……
210 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/04(日) 00:04:13.36 ID:???
射撃型って一言で言っても、高出力ライフルで長距離射撃のと弾幕を張るのとに別れてるんだなw
チャップマン「……タイミングを逃したか……」
214 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/04(日) 00:58:56.49 ID:???
トロワ「ライルのガンダムは狙撃タイプなのか?」
ライル「あー…俺って狙う撃つより乱れ撃つ方が得意だし?」
ロアビィ「戦う時は弾幕張ってるよねぇ」
ディアッカ「え?つーことは何?スナイパーってニールだけ?」
ニール「おい、ちょ、待てよ」
ディアッカ「あ、俺強襲型なんで。一応狙撃もできるけど、メインは掃討なんで」
フリット「つまりニールさんは僕と同じぼっち!!」
ニール「ぼっちじゃねーよ!?コミュ障だらけのCBで数少ない良識もったお兄さんポジションだよ!?」
トロワ「大多数がコミュ障なら、それが多数派でお前は異端ということになるな……」
ライル「兄さん、ぼっちだったのか……あの完璧な兄さんが」
ニール「おい…」
トロワ「俺の友達(ライオンくん)を紹介しようか?」
ロアビィ「じゃあ、俺も(白イルカを)」
フリット「じゃあ僕は…僕は……うっ!!」
ディアッカ「おいフリット泣かせるなよ」
ライル「兄さん、自分の半分の歳の子を泣かせるなんて……」
ニール「どうしてこうなった」
後日
「「「「四人揃ってゴガンダム!」」」」
フリット「いやおかしい。自覚してるよね、おかしいって。四人って言ってるもんね」
トロワ「あんま触れてくれるな」
フリット「いや無視できないよ! なんでライルさん喪服なの」
ライル「兄貴は……死んだ」
フリット「え?」
ディアッカ「これ遺書な」
ニール『フリット君へ。色々考えてみたけど、俺アホだらか分からねぇ
俺がぼっちだったのか、
どうすればゴガンダムとして認められるのか
煮詰まっちまった。俺はこんな世界……嫌だね』
フリット「あの…その……」
ライル「クッ!!」
ロアビィ「何も言わないでくれよ!!」
フリット「あ、はい……あの……まだゴガンダムやるんですか?」
トロワ「取り敢えずは続けていこうということになった」
ディアッカ「今はライルもこうだけど、次には立ち直ってるから」
ロアビィ「活きのいい新人も見つかったし」
フリット「いや、でもそろそろ家に帰ろうと思ってて……」
ライル「なんだと!!」
フリット「いや、その……か、代わりの人置いていくんで。凄くイイ子なんで。モウヤメヨウヨが口癖で……だから取り敢えず、今日は」
トロワ「ああ、そうだな。今日は」
ディアッカ「また今度」
フリット「伝えておくんで…はい……」
216 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/04(日) 01:13:15.70 ID:???
キオ「首 置いてけ なぁ
ゴガンダムだ!! ゴガンダムだろう!?
ゴガンダムだろうおまえ」
ニール「話が違いすぎる!」
トロワ「ディアッカがヤられたぞ!」
ロアビィ「撤退、撤退ーッ!」
フリット「ホントウニキオハイイコダナァ……」
最終更新:2015年11月15日 21:26