557 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/11(日) 22:21:30.53 ID:???
ロラン「うーん……」
アムロ「やはり厳しいか?」
ロラン「そうですねえ、今月は特に……」
アムロ「ちょっと前は何だかんだで貯蓄にまわせる余裕もあったんだがな」
ロラン「最近、急に家計が苦しくなりましたからね。まるで家族が一気に三人くらい増えたような」
アムロ「ハハハ、そんな訳ないだろう(棒)」
ロラン「そんな訳ないですよね(棒)」
アムロ「しかたない、今月は俺の個人口座から少し生活費に回すよ」
アセム「…………」
アセム「ということで俺も何かバイトしようと思うんだけど」
シーブック「ウチの家計、そんな厳しくなってたのか」
カミーユ「でもアセム兄さん、そろそろプチモビの大会近いんだろ?」
アセム「そりゃそうだけど、家族には替えられないよ」
シン「そのセリフ、どっかの誰かに聞かせてやりたいね」
コウ「ハックション!」
シーブック「ところで何のバイトするか決めたのかい?」
アセム「いや、まだだけど……」
カミーユ「何なら俺たちのバイト先に紹介してやろうか?」
アセム「うーん、いや、いいよ。兄貴が弟の世話になるわけにはいかないしさ(シーブックのとこは鉄仮面が怖いし、シンのとこは俺じゃ常連客にツッコミきれないし、カミーユのとこはカミーユに理不尽に殴られそうだし)」
シーブック・カミーユ「(ピキーン)アセム兄さんアンタって人は…!」
シン「俺のセリフ取るな! っていうか何受信してんだニュータイプ!」
559 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/11(日) 22:25:45.16 ID:???
アセム「しかし、いざバイト探すとなると何したもんかな…」
ロアビィ「う~ん、今は(男の)バイトは募集してないな」
シン・マツナガ「弟子ならともかくバイトはな」
ランバラル「酒を供する場で未成年はまずいだろう」
アセム「はあ、バイトっていっても中々見つかんないもんだな」
アセム「ここが最後だな、えーと、洗濯屋『白が好き』か。すいませーん」
デマー「くっくっく白がいい…白がいいんだよぉ…」
アセム「(な、なんだこの人!?)あの、すいませんバイト募集…」
デマー「白…白は好きか…?」
アセム「え、何言って…あの、ここってバイトは募集…してないですよね。じゃ失礼しまs」
デマー「白がぁ! 白がいいんだよぉ!!」
アセム「この人、話が通じねえ!」
ウルフ「おう、配達行って来たぜ……って、お前だれ?」
アセム「(よかった、ようやく話が通じそうな人が)あの、俺バイト募集を見て」
ウルフ「ああ、バイトか! 助かるぜ、ちょうど人手が足りなかったところでな!」
アセム「そうなんですか。あの、あの人は」
ウルフ「ああ、デマーか? まあちょっと変わってるがいいヤツだぜ? シミ抜きの腕もいいしな」
デマー「完全なる白だ…! フフ…フフフフフフ…!」
アセム「は、はあ……(ちょっと…?)」
ウルフ「ところで、お前、アセムっていったっけ? お前、白 は 好 き か ?」
アセム「へ?」
アセム「ただいま~」
シーブック「あ、お帰り。バイトどうだった?」
アセム「何とか見つかった、けど…シーブック」
シーブック「なんだい?」
アセム「バイト先ってさ、どこもちょっと変わった人ばっかりいるもんなのかな…?」
シーブック「え?」
シン『うわあ! アセム兄さんのAGE‐2が真っ白に!!』
カミーユ『パイスーまで白く脱色されてる…!』
アセムとウルフの馴れ初めという話
最終更新:2015年11月20日 21:47