152 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/28(水) 02:32:17.59 ID:???
 >あくる日
シュウト「うーん……」
アセム「とうしたんだ、シュウト」
シュウト「僕が作ったこの雨雲どんどん君が動かないんだ。
      配線にオカシイところはなかったし……どうしてだろう?」
アセム「ハードに問題がないならソフトの方かも知れないな。ちょっとプログラムを見せて」
シュウト「はい」
アセム「ん……あぁ、ここ二重に組んでるせいでエラーを起こしてるんだよ。ちょっと待ってろ」
シュウト「あ、動いた!」
アセム「良かったな、シュウト」
シュウト「ありがとう、アセム兄さん!」

キオ「………」ジー


 >別の日
アセム「ただいまー。コウ兄さんとアルいる?」
アル「なにー?」
アセム「ほら、コレ」
コウ「こ、これはガンマカのメッキシルバー!?よく手に入ったな!!」
アセム「偶々見つけてさ。あとLMのジェニスとドートレス」
アル「凄いや!ジオン十字勲章ものだよ!」
アセム「これは俺の分のジェミナスLOブースター。後で三人でガンプラ作ろうな!」
アル「うん」

キオ「………」ジー


 >そのまた別の日
シャーウィー「アセム、最近付き合い悪いぞ」
アセム「シャーウィーにだけは言われたくないなぁ。司法試験の勉強が大変なのはわかるけど」
シャーウィー「息抜きに付き合えよ。それとも何か予定あるのか?」
アセム「いや、今日は特に何もないし、どこいく?」

キオ「………」ジー
孫権「まずい…どうしよう…尚香が台所に立っていた……
    見ないフリして家を出てきたけど……なんとかして時間を潰さないと、尚香の御飯を食べることになる。
    そんなことになったら死んでしまうよ。ああ、でもなんとかこの緊急事態を兄上や周瑜に伝えないと他に犠牲者が……ッ!」
キオ「あ…」
孫権「え?」
キオ「丁度良いや。ねえ、そこのガンダム、首置いていってよ」
孫権「……え?」
キオ「ねえ、大将首でしょ!?首置いていってよ!ねぇ!置いていこうよ!!」キチキチキチキチ…
孫権「ひぃっ!」

シャーウィー「おい、アレお前の弟さんじゃないか?
アセム「キ、キオ!? またいつもの発作が始まったのか!?
     くっ…最近は大人しかったから、完治したと思ったのに!!」ダッ
キオ「首置いてけよ!なぁ、首置いてけよ!!」
孫権「あばばば…」
アセム「やめるんだキオっ!」ギュッ
キオ「兄さん…」
アセム「俺がずっと側にいてやるから……首狩りなんてしないでくれ」ギュウウゥゥ
キオ「………」
アセム「ごめん、シャーウィー。今日は…」
シャーウィー「あ、ああ……なんか大変そうだし。いいよ、うん。息抜きはいつでもできるしな」
キオ「兄さん、僕プチモビカートしたいな。それからガンプラタワーのプラモミュレーターで遊びたい」
アセム「ああ、行こう。一緒に沢山遊ぼうな、キオ」
キオ「うん!」ニコッ

153 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/28(水) 04:35:07.05 ID:???
アリーサ(な、なんか変なところないかな?スカートなんて滅多に履かないし……だ、大丈夫だよな?
      って、っていうか意識しすぎか!?だって近代ザク展だぞ。い、いつもの格好の方がよくないか?)
アセム「あ、アリーサ、もう着てたのか?もしかして待った?」
アリーサ「い、いや今来たとこだぜ……って」
アル「こ、こんにちわ」
アリーサ「えっと…弟さん、だよな?」
アセム「ああ。アルだ」
アル「や、やっぱり僕帰ろうか?ザク展ならバーニィと行けるし……」
アセム「遠慮するなよ。今すぐ行きたいって顔してたじゃないか」
アル「だ、だけど……あの、その、僕、アセム兄ちゃんがザク展一緒にみる友達が女の人って知らなくて……」
アリーサ「え?い、いや気にすんなって!大勢の方が楽しいんだから!!」
アセム(ごめん、アリーサ。あとで埋め合わせはするからさ)
アリーサ(気にしてないって言ったろ)


アリーサ「…――ってことがあった」
ロマリー「アリーサも?」
アリーサ「ロマリーも?」
ロマリー「えぇ、私の場合はキオ君だったけど」
ユノア「はいはーい、私も私も。シュウト君でしたー」
アリーサ「ユノアもかー」
ユノア「でもでも、そこがお兄ちゃんの良いところっていうかー」
ロマリー「そうねぇ……それに、律儀に埋め合わせするから来月の最初の日曜日空けておいてって言われてるの」
アリーサ「私はその次の週」
ユノア「私はたぶんその次になるって」
ゼハート「ロマリー、ここにいたのか」
ロマリー「どうしたの、ゼハート?」
ゼハート「アセムが倒れた」


セイラ「過労ね。若いからって休みを取らないからよ」
アセム「う…でも課題は今月中に終わらせないと来月のスケジュールが……
     それに財布もちょっと心とも無いからもっとバイトのシフトいれないと……」
セイラ「それで身体壊したら本末転倒ってわかっていて?」
ユノア「お兄ちゃん!!」
セイラ「扉は静かに空けない、軟弱者!」
アリーサ「身体は大丈夫なのか?」
アセム「平気平気、ただの過労だって」
ロマリー「過労って……どうしてそんなになるまで」
セイラ「来月のスケジュールが……とか言っていたわね」
アセム「しーっ!」
ユノア「お兄ちゃん、デートの埋め合わせの為に時間作ろうとして!?」
アリーサ「バカヤロウ、それで身体壊してどうするんだよ!」
アセム「でも悪いのは俺だし、約束したし……」
ロマリー「そうね。確かにアセムが言い出したことだもんね」
アリーサ「ロマリー!?」
ロマリー「でも、埋め合わせが三人別々って約束はしてなかったわよ?
      来月の予定は四人でどこかに出掛ける、これ一つ。それでいいでしょ?」
アセム「でも…」
ユノア「はいはーい、賛成!大賛成!ロマリーさんとアリーサさんと一緒にお泊まりー」
アリーサ「いつの間にかお泊まりになってる!?」
アセム「みんな……ごめん。それにありがとう」

セイラ(歴史って繰り返すのね……。アムロは倒れなかったけれど)

ゼハート「どうしてアセムだけ……」ダン!ダン!ダンッ!
デシル「誠意、じゃねぇかな?」

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最終更新:2015年11月27日 19:59