68 名前:閃光の偽マフティー 1/3投稿日:2006/05/03(水) 18:40:28 ID:???
我が名はマフティー・ナビーユ・エリン!
腐敗した地球連邦を叩き世界を浄化しようとする革命家だ! 決してテロリストじゃないぞ!
今日はマフティーの軍資金を稼ぐためハイジャックを予定している。
ぶっちゃけ自分偽者で、単に一生楽して暮らしたいからハイジャックするだけなんだけど、そのへんは内緒のお話。
OK早速ハイジャックだ。連邦のVIPが乗りまくってるスペースシップ『ハウンゼン』をハァイジャァックする!
愛用のカボチャマスクを被ってレッツ・ハァーイッジャアーッッックゥ!!
偽マフ「我が名はマフティー! 我々反抗勢力としても時には軍資金が必要な時もある。
今回は軍資金調達のための作戦である。諸君達の命と引き換えに地球連邦政府から軍資金を調達する。
それが完了すれば諸君は解放される。他の民間人達についても、
各位の身分に見合った開放協力金を調達できれば、開放する」
アフロ「何だと?」
怒ったのはアフロ、いや、アフロっぽい天然パーマの男だった。
でも第一印象で俺はそいつを心の中で『アフロ』と名づけた。
偽マフ「座れ! 見せしめとして数人を殺す事も我々は辞さない!」
アフロ「各位の身分にだって!? 貴様、ただでさえギリギリの我が家からさらに金を奪うつもりか!」
偽マフ「ハウンゼンに乗ってるんだから、連邦の官僚でなくとも、それなりの大金を積んだんだろう!」
アフロ「ふざけるな! 会社が仕事のために出した金だ、俺が出した訳じゃない!」
偽マフ「ええい、これ以上騒ぐというなら、こうだ!」
俺はマシンガンをアフロ目掛けて発砲しようとしたが、その時すでにアフロは回避行動を取っていた。
一瞬アフロの額に光が煌いたような気がしないでもない。
すでに狙った位置から逃げられていたが、、トリガーを引く指を止める暇など無かった。
弾は何も無い空間にばらまかれる。
偽マフ「嘘ーん!?」
アフロ「ハイジャッカーに構っていられるか!」
俺はアフロに押し倒され、取っ組み合いに持ち込まれてしまった。
さらにジャパニーズジュードーのトモーエ投げでぶん投げられ、マシンガンを奪われて銃口を向けられた。
アフロ「手を上げろ」
偽マフ「……はい」
こうして俺は逮捕された。
69 名前:閃光の偽マフティー 2/3投稿日:2006/05/03(水) 18:41:14 ID:???
しかし脱獄成功、再びハイジャックだー!
連邦のVIPが乗りまくってるスペースシップ『ハウンゼン』を再びハァイジャァックする!
愛用のカボチャマスクを被ってレッツ・ハァーイッジャアーッッックゥ!!
偽マフ「我が名はマフティー! 我々反抗勢力としても時には軍資金が必要な時もある。
今回は軍資金調達のための作戦である。諸君達の命と引き換えに地球連邦政府から軍資金を調達する。
それが完了すれば諸君は解放される。他の民間人達についても、
各位の身分に見合った開放協力金を調達できれば、開放する」
童顔男「何だと?」
怒ったのは童顔の男だった。どうも日系人らしいので年齢は分からない、中学生と思ったら社会人だったりする人種だ。
そんなこんなで相手が中高生くらいである可能性がありながらも、俺はとりあえずそいつを『童顔男』と名づけた。
偽マフ「座れ! 見せしめとして数人を殺す事も我々は辞さない!」
童顔男「各位の身分にだって!? 貴様、ただでさえギリギリの我が家からさらに金を奪うつもりか!」
どこかで聞いたセリフである。
偽マフ「ハウンゼンに乗ってるんだから、連邦の官僚でなくとも、それなりの大金を積んだんだろう!」
童顔男「ふざけるな! 俺は警察官で緊急出張のために乗ってるだけだ、自分の財布からはびた一文出してない!」
偽マフ「警察官だと? そういった危険分子は、こうだ!」
俺はマシンガンを童顔男目掛けて発砲しようとしたが、発砲の瞬間に童顔男は回避行動を取った。
弾が見える訳はないが、童顔男が弾をギリギリで避けながら突進してくるように見えた。撃っても撃っても当たらない。
偽マフ「嘘ーん!?」
童顔男「俺は生きる! 生きてアイナと添い遂げる!!」
アイナって誰。そう思ったのも束の間、俺は童顔男に殴りつけられた挙句、マシンガンを奪われて銃口を向けられた。
ああ、前回と同じ展開ですか。そうですか。
童顔男「手を上げろ」
偽マフ「……はい」
こうして俺は再逮捕された。
70 名前:閃光の偽マフティー 3/3投稿日:2006/05/03(水) 18:42:01 ID:???
だがしかし脱出成功。めげずにハイジャックだー!
連邦のVIPが乗りまくってるスペースシップ『ハウンゼン』をめげずにハァイジャァックする!
愛用のカボチャマスクを被ってレッツ・ハァーイッジャアーッッックゥ!!
偽マフ「我が名はマフティー! 我々反抗勢力としても時には軍資金が必要な時もある。
今回は軍資金調達のための作戦である。諸君達の命と引き換えに地球連邦政府から軍資金を調達する。
それが完了すれば諸君は解放される。他の民間人達についても、
各位の身分に見合った開放協力金を調達できれば、開放する」
赤鉢巻「何だと?」
怒ったのは赤い鉢巻をした男だった。拳をバキボキ鳴らしながらそいつは立ち上がる。
それに続いてアメリカ系とフランス系とチャイニーズ系とロシア系の男も立ち上がる。
っていうか様々な国の民族衣装を着た変な連中が次々と立ち上がりまくる。
後で知った事だが、今回のハウンゼンの乗客は全員
ガンダムファイト関係者だったらしい。
こうして俺はボコボコにされて刑務所にぶち込まれた。
でもまた脱走成功して、ハイジャックをあきらめ平穏に暮らしています。
おしま――
Ξガンダム「我が名はマフティー! 貴様か、マフティーの名を語った不届き者は!」
メッサー1「我等の連邦政府への戦いを金銭欲で穢した行為許すまじ!」
メッサー2「それなりの落とし前をつけさせてもらう!」
偽マフ「ちょっ、待っ……ぎょえぇぇぇぇぇぇッ!!」
おしまい。
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偽マフティー
最終更新:2019年02月25日 18:31