451 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/03(日) 00:13:56.15 ID:???
マリア「やはり生みの親として、シャクティに何か贈ろうと思うのです」
クロノクル「ほう。どんなものを贈るつもりなんですか?」
マリア「はい。わが社の社員たちの意見も取り入れていくつか候補を出したのですが」
クロノクル「わが社の社員…ですか…?」
マリア「なんですか、その不満そうな顔は。皆さんが協力してくれたというのに無礼ですよ」
クロノクル「す、すみません。それで、候補はなんなのですか?」
マリア「これがリストです」
『バイク、タイヤ、アクセサリ類、鈴、ギロチン、首の置物、ビルケナウ、社内随一の色男タシロ・ヴァゴ常務の見合い写真』
クロノクル「やはりシャクティも年頃です! アクセサリにしましょう!」
マリア「アクセサリですか。他のものもよいと思いますが。今はバイクやビルケナウ、鈴やギロチンが流行りなのでしょう?」
クロノクル「誰から聞いたんですか…いや、聞かなくてもわかりますけど」
マリア「ピピニーデン営業部長やドゥカー開発部長、運転手のメッチェさんが熱心に推してくれたのですが」
クロノクル(やはりあいつらか…!)「それでなんですかこれ、タシロ常務の見合い写真って」
マリア「タシロ常務が、『うら若き乙女に渡すならばこれしかない』と太鼓判を」
クロノクル「11歳の少女になにをしようとしているんだあの男は!」
マリア「やはり、アクセサリですね」
クロノクル「シャクティも喜ぶと思いますよ。それでは私は急用がありますので」
マリア「どこに行くのですか?」
クロノクル「常務もお疲れですからね。宇宙で長期休暇などどうかと思いまして」
マリア「まあ! いいアイデアですね! 通達、よろしくお願いします」
クロノクル「わかりました」
後日、シャクティのもとにエンジェル・ハイロゥを模した金の首飾りが届けられたとか
455 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/03(日) 00:21:23.20 ID:???
451のおまけ的なもの
ウッソ「フリット兄さん、届け物ですよ。シャクティのお母さ――マリアさんから」
フリット「うえ、マリアさんから…」
アムロ「なんでそんなに嫌そうな顔をしているんだ」
ウッソ(前に無理やり息子にされそうになったって言ってたからなぁ…)
フリット「なになに…」
『未来のわしの孫に byフォンセ・カガチ』
『未来の私の子供に by
マリア・ピァ・アーモニア』
フリット「捨てて! 僕は何も見てないから! どこか遠くのところで焼くなり沈めるなりしてきて!」
アムロ「フリット、失礼だぞ。もらったものはちゃんと受け取らなければ――」
中身
見合い写真(タシロの)、バイク、鈴、生首の置物
『わが社の試作MAであるビルケナウも贈ろうとしたのですが、出庫時に事故が起きて大破してしまったので完成したら送ります』
アムロ「」
ウッソ「今すぐ消し炭にしてきましょうね。大丈夫、僕らは何も見てません」
最終更新:2015年12月16日 20:27