666 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/13(水) 01:39:56.40 ID:???
<サ~ソ>
アル「ラルおじちゃんとハモンおばちゃんって夫婦じゃないんだって。なんで?」
アセム「なんでって……その、いろいろあるんだよ。アルも大きくなったら分かるよ。ね、バーニィさん」
バーニィ「え、ああ、うん。アルにはまだちょっと難しいかな。ははは」
アル「この前さ、テレビで結婚式のCMやってたんだけど”死が二人を別つまで”って神父さんが言ってたんだ。
結婚しても死んじゃったら離ればなれになっちゃうのかな?ちゃんと結婚しててもそうなっちゃうなら
ラルおじさんたちどうなっちゃうんだろう……」
アセム(うわー…うわー…)
バーニィ(子供って時々とんでもなく深いこというから?!)
アル「ねえバーニィ、アセム兄ちゃん、どう思う?」
アセム「えぇ……あの……その……ちょ、ちょっと待って!!」
バーニィ「アセム、何か策があるのか?」
アセム「こ、こういう時は専門家だ!」
シャーウィー「えっと……内縁関係にある男女の場合、生前に指定してあれば一緒のお墓に入ったり
先に亡くなった人の喪主やお墓の管理をするコトに法律上問題はないよ。
一般の相続財産とは別個の案件として扱われるから」
アセム「いや、そういう答えを欲しかった訳じゃないんだけどなぁ」
シャーウィー「呼んでおいてソレ!?無理だよ!僕に出せる答えなんてこんなものだよ!!」
アル「なんかよく分からないけど、大丈夫なんだよね?」
アセム「ほら、シャーウィ。アルが疑問系じゃないか」
シャーウィー「いくら友達でもムチャぶりが過ぎるよ、アセム!」
バーニィ「でもよく知ってるね」
シャーウィー「あ、一応弁護士のタマゴなんです」
アセム「バーニィさんも何かトラブルにあったらシャーウィーに連絡して下さい!」
バーニィ「連絡する機会が訪れないのが一番だけどね、ははは……」
<ラ~ロ>
シュウト「あ、アセム兄ちゃん!ちょうど良かった、ちょっとコレみて」
アセム「どうしたんだシュウト?ペットロボか?」
シュウト「アヤカちゃんのなんだけど、故障したみたいでバラしてチェックしたんだ。
で、ここなんだけどさ……」
アセム「どれどれ……あー…このパーツは市販品じゃ用意できないな」
シュウト「だよね。アヤカちゃん、明日から家族旅行だから一緒にこの子を連れて行きたいって言ってたんだけど
修理センターに預けるとどうしても一週間はかかっちゃうよね……」
アセム「アムロ兄さんやマイ兄さんの会社にストックがあったりしないかな?」
シュウト「聞いてみたけどダメだった」
アセム「そうか……うん、ちょっと待ってて。マッドーナ工房ならあるかも知れない。聞いてみるよ」
アセム「悪いなロディ。わざわざ持ってきて貰うなんて」
ロディ「ま、丁度近くを通りかがったてたからさ。運がよかったんだ。
ほら、シュウト君。これで直った筈だ」
シュウト「わぁ!ありがとうございます!僕、アヤカちゃんにこの子を帰してくるよ!」
アセム「走って転けるなよ。それでまた壊れたら大変だからな」
シュウト「そんなコトしないよ、もー!」
667 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/13(水) 01:41:08.22 ID:???
<ア~オ>
キオ「アセム兄さーん」
アセム「キオ、どうしたんだ?今日はディーン達とサッカーをするんじゃなかったのか?」
キオ「それが人数が足りなくなっちゃって、兄さんゴールキーパーしてくれる?」
アセム「ああ構わないぞ」
キオ「やった。あともう一人探さなきゃだけど……」
ディーン「待てよキオ」
キオ「何?ディーン」
ディーン「流石にキオの兄さんは反則過ぎないか。大人相手じゃ俺達勝てないよ」
キオ「そ、そうかな……そうだね……兄さんと一緒にサッカーできると思ったのに……」
アセム「キオ、諦めるな。方法はあるはずだ」
ウィービック「って訳で、アセムと俺がそれぞれ別のチームに入れば平等って訳だな」
アセム「いいアイディアだろ?」
ウィービック「いや、そこまでして弟と一緒に遊びたいお前が大人気ねぇよ……」
レウナ「100年前と
ルールが変わっていますね。興味深いです!」
ディーン(なんだ、この姉ちゃん……)
レウナ「ウィービック、アセム、実際にサッカーをしているところを私に見せて下さい!」
ウィービック「しかたねぇな。アセム、やるからには本気でいくぜ?海賊のサッカーみせてやる!」
アセム「わけがわからないよ…」
<ヤ~ユ><ア~オ>
アセム「なぁ、これはどうなってるんだ?倉庫が一面ペンキまみれじゃないか」
ジュドー「じ、じつはガロード兄が道に生えてたキノコ食っちゃって」
ガロード「らんらんるー」
ジュドー「こんらん状態でペンキぶちまけまくってるんだ」
アセム「なんで野生のキノコに手を出したんだ」
ジュドー「腹減ってたし、多分食えるキノコだと思ったんだって。経験上」
アセム「あーもう!もしもし、ユノアか?毒茸を食べたときの対処法を教えて欲しいんだ。
医者のタマゴのユノアなら応急処置とか知らないかと思っ…」
ユノア「任せてお兄ちゃん!そういう時はね!」
ジュドー「なんでここにいるのさ!?」
ユノア「ここにお兄ちゃんがいるからよ!!」
ジュドー(ストーカーだよ、この人!)
アセム「な、なんかよくわからないけどガロードを頼む、ユノア!」
ガロード「らんらんるー」
ユノア(よし!ここで活躍してお兄ちゃんの好感度アップだ!)
アセム「あとはこの倉庫だけど……そうだ!」
オブライト「清掃は完了したぞ、アセム」
アセム「ありがとうございます、オブライトさん!」
ジュドー「すげー、ピカピカじゃん。アセム兄さんの知り合いに清掃のプロがいるなんて知らなかったぜ」
オブライト「そんな大したもんじゃないさ。俺はただ、帰る家は綺麗にしておきたいと思っているだけでな」
ガロード「ティファァァァァ!!ティファー!ティファー!ティファーーー!!」
アセム「ガロードもすっかり元通りだ、ユノアもありがとな」
ユノア「えへへ。じゃあ今度デートしてね、お兄ちゃん!」
刹那「フリット。何をしてる?それはアセム兄さんの携帯だ」
フリット「この電話帳の登録数の差……」
刹那「フリット?」
フリット「刹那兄さん、アセム兄さんは救世主なのかも知れない」
刹那「アセム兄さんは
ガンダムだからな」
劉備「なぁ、何時まで押し入れにいるんだ?」
ゼハート「馬鹿な……アセムの友人と言えば私の筈……なぜ出番がない……
私は何のために押し入れで出待ちを……クッ!!」ダン!ダン!ダンッ!!
668 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/13(水) 03:57:06.41 ID:???
ロラン「あれ?
押入れから何か大きな音が・・・。」
669 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/02/13(水) 04:13:30.25 ID:???
667
>ガロード「ティファァァァァ!!ティファー!ティファー!ティファーーー!!」
シン「ある意味治ってると言われるとそんな気もするけどさぁ、叫び続けてるって根本的な症状は変わってねーぞ、オィィ!!」
セレーネ「こんな時は、頭頂部を原点とする座標系で(いろいろと長いので略)コウッッッ!」ドグッシャア!!
ガロード「ティファァァァァ!!ティファー!ティファー!ティーー(ちょっと溜めて)ファーーー!!」
シン「なんか難しいこと言って結局頭叩いただけじゃん!しかも最後ちょっと溜めるように叫び出したし!!」
最終更新:2015年12月22日 20:23