730 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/17(木) 21:33:46.70 ID:???
MGガンダムXの流れで
刹那「………」
アムロ「刹那はあまり嬉しそうじゃないな。どうした?」
シン「真っ先に喜びそうなもんなのにな」
刹那「資金が…足りない…」
シン「あー…なるほど」
キラ「でも刹那、ソレスなんたらってところで活動してなかったっけ?」
刹那「それでも足りない…」
シン「足りないって。せいぜい一体一万円もしないだろ?」
刹那「最低でも14体購入しなければ
ガンダムになれない…」
アムロ「じゅうよん!? なんでそんなに買うんだ」
コウ「一体はオリジナルのまま残して、残りは改造してGXビットとディバイダー装備にするんだよ。
13個はさすがの僕も辛いから二人でお金を出し合おうってことになってるんだけど、それでもね…」
アムロ「GXだったらHGでも出てただろ。アレにすればもっと安く…」
刹那「それではサイズが合わなくなってしまう」
コウ「並べるとすごく不自然になっちゃうんだ」
アムロ「…妥協するって選択肢はないのか」
刹那「妥協していてはガンダムになれない」
アムロ「なら、バイトでも探してみたらどうだ。発売までまだ時間はあるし」
刹那「アルバイトはガンダムだろうか」
アムロ「安心しろ。
ガンダムだ」
キラ「うー、プログラミングの仕事が全然
来ない…新しいバイト探そうかなぁ…でも面倒だなぁ…」
アムロ「
せっかくだからキラも連れていけ」
刹那「了解した」
731 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/17(木) 21:38:00.27 ID:???
で。
近くのスーパー
店長「特技はガンダムとありますが…というか全部ガンダムとあるんですがこれは?」
刹那「ガンダムだ」
店長「はぁ…ガンダムですか。それで、これが我が社でどのように役立つとお考えですか?」
刹那「会社がガンダムとなる。カンパニーガンダムだ。むしろスーパーだからスーパーガンダムだ」
店長「すみません帰ってください」
ヨーツンヘイム社
マイ「…それで、雇ってほしいと」
キラ「マイ兄さんのコネでなんとかならないかな」
マイ「コネって。新人の僕にそんな権限はないよ。でも、アルバイトは募集していた気がするな。やってみるかい?」
刹那「ガンダムだ」
キラ「…待って兄さん。それって何のバイト?」
マイ「MS含む商品のテスター」
キラ「ありがとう兄さん。今回は遠慮しておくよ」
刹那「俺は…ガンダム以外乗りたくない…」
マイ「それは残念」
デマークリーニング店
デマー「白は…好きか?」
刹那「白はガンダムだ」
キラ「大好きです」
デマー「黒は…好きか?」
キラ「なくなったら色々と不便だと思います。でも! それでも黒は嫌なんだぁぁぁぁ!」
刹那「ストライクノワールはそこそこガンダムだ」
デマー「だめなんだよおおおおおお! 黒が好きな奴はぁぁぁぁぁ! 白! 白じゃなきゃあああああ!」
ウルフ「店長、落ち着いて」
キラ「そうですよね! 白が一番! 黒なんてなくなればいい! それでも守りたい白があるから!」
デマー「いい感性をしているな…というわけでお前は採用…そこの黒好きは不採用だ…」
刹那「むう」
732 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/17(木) 21:38:55.78 ID:???
サイクロプス工業
シュタイナー「おお、お前あの坊主の兄貴か」
刹那「弟が世話になっている」
シュタイナー「この町じゃ仕事には事欠かんし、人は多い方がいい。だが…駄目だ」
刹那「なぜだ」
シュタイナー「これ見ろ」つ募集チラシ
刹那「『ガンダムお断り』…だと…!?」
シュタイナー「すまんな」
イワーク「バーニィ君が張り切りすぎてしまうから、ガンダムを断ることを強いられているn」
シュタイナー「新入り! こんなところで油売ってないで
仕事しろ!」
イワーク「仕事をすることを強いられ(ry」
ザンスカール社
ドゥカー「履歴書などどうでもいい。バイクは好きかね?」
刹那「ガンダムではないので嫌いだ」
ドゥカー「不採用だ。叩き出せ」
タシロ「まあまあ、落ち着いてください。…で、君。履歴書によると姉がいるそうだが」
刹那「ああ」
タシロ「私に紹介してくれれば便宜を図ってやっても」
クロノクル「やめんかあああああ!」
タシロ「しゅばってん!?」
マリア「何を言っているのですか、まったく。…すみません、刹那少年」
刹那「問題ない。この程度なら慣れている」
マリア「ところでフリット少年を私の息子に据えたいと」
クロノクル「やめてください」
マリア「なぜです。あの子は母を求めているのですよ? つい昨日もマリアさん、マリアさんと電波が」
クロノクル「聞き違いです」
刹那「俺としては別に構わないがアムロ兄さんが許してくれそうにない」
マリア「残念です。今度直談判に参りましょう」
クロノクル「やめてください」
クロノクル「グダグダになって申し訳ないが…不採用とさせてくれ。君はここに置いておくには危険すぎる」
刹那「………」
刹那「他にも何件か回ったのだが…」
アムロ「全部落ちてしまったわけか」
刹那「俺は…ガンダムになれないのか…」
DOME「ねえ過去の僕」
アムロ「何か用か遺伝子まで分解されて封印された赤の他人」
DOME「いつにもまして冷たいなあ過去の僕。それはともかく、いい働き口があるんだけど」
アムロ「なに?」
733 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/10/17(木) 21:42:42.91 ID:???
数日後
ロラン「キラ、今日はアルバイトの日じゃないんですか?」
キラ「んー? 僕今日は体調が悪くて――」
ロラン「キラが白くしなければ黒くなっちゃうらしいですけど、いいんですか?」
キラ「黒!? 黒は嫌だぁ! 行ってきます!」
シン「まさかこんな手があるとは…」
セレーネ「絶対に長続きしないと思ったのにねー」
シン「そういえば、刹那はどうなったの?」
アムロ「DOMEがいい仕事があると言っていたから、そこに行っている。刹那にしか頼めない仕事らしいが、何をさせているんだか…」
DOME「三番テーブルに頼むよ刹那君」
メタル刹那「了解した」
デビルガンダム「マスター、あいつ新入りかい?」
DOME「なかなか筋がいいだろう?」
メタル刹那「俺がガンダムだ!」
A.Rチップ(DOMEに使われてるんだからむしろDOMEビットだと思うなー)
最終更新:2016年01月29日 21:11