301 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/16(土) 02:17:57.92 ID:???
ギュネイ「なぁクェス、この経費のケーキ代ってなんだ?」
クェス「なんだって、大佐の誕生日でしょ?」
ギュネイ「え?」
ナナイ「クェス!会社の経費でケーキを買うんじゃない」
ギュネイ「え??」
コマンビー「その通りだ!マスターにバレたらどうする!」
ギュネイ「え??」
アフランシ「そういう問題じゃないと思うな、コマンダー」
ギュネイ「おい、ちょっと待て」
クェス「何よ、ギュネイの癖に」
ギュネイ「……デジャブを感じるんだが」
クェス「強化しすぎなのよ、ギュネイは!」
ナナイ「む……最近は安定してきていると聞いたんだがな」
ギュネイ「オーケー、オーケー、まず一つずつ確認していこう」
コマンビー「この年末に向けて忙しい時期にか」
ギュネイ「ケーキ買ってる余裕あるんだろうが!!」
クェス「五月蠅いなぁ……これだから若い男は」
ギュネイ「第一問、社長の誕生日パーティーがある。イエスorノー?」
クェス「イエスに決まってるでしょ」
ギュネイ「第二問、社長の誕生日パーティーはプライベートである。イエスorノー?」
コマンビー「イエスだ。
ネオジオン社の社長の誕生日パーティーとなるとホテルを貸し切る必要があるか」
ギュネイ「……第三問、貴方達は誕生日パーティーの参加者ですか?イエスorノー」
除ギュネイ「「「「イエス」」」」
ギュネイ「………ほ、他の参加者は?」
アフランシ「僕と一緒にエヴァリーは参加するよ。料理を作ってくれるって言ってたし。
それから記憶の中の僕の妹さん。後は他の偽シャア’sとララァさん、プロフェッサーガーベラもだ」
ギュネイ「うんうん、その辺りはまぁ社長の家族だからな」
ナナイ「ラル殿とハモン殿も忘れるな、アフランシ」
コマンビー「家族枠ならミネバ様も来られるそうだ」
クェス「ハマーン先生は
来ないよね?っていうか来なくていいよ!」
ギュネイ「ま、まぁアレだよな。家族枠には居なくて当然というか……ほ、他の参加者なんだが……」
ナナイ「ガルマ様がミネバ様の保護者兼社長の親友として参加する予定だ。もちろんイセリナ様同伴でな」
クェス「あとアムロもだよね、お友達枠。あの兄弟からはカミーユもくるんじゃない?」
アフランシ「
ブライト・ノアも来るかも知れないな。なんだかんだで付き合い長いから」
コマンビー「シャリア=ブル氏も参加したいという連絡が先程あった」
ナナイ「ふむ……席を用意しなくてはな」
ギュネイ(に、人数の融通はまだ効く段階なんだな……)
クェス「あとヒゲの人もくるよね」
コマンビー「誰だ?!?」
アフランシ「(ピキーン)あぁ、ブレックス=フォーラか。
社長としての関係者とはいえ、付き合いの長い人は他にも何人か駆けつけてくれるな」
ギュネイ(!!)
クェス「ドレンのオジサンに、マリガンとロベルト、アポリーね」
302 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/16(土) 02:19:41.37 ID:???
ギュネイ「ク、クェス、一人足りない!!」
クェス「はぁ?」
ナナイ「お前は何を言ってるんだ?」
ギュネイ「」
アフランシ「グエン卿のことじゃないか?」
コマンビー「あれは友人なのか?」
ギュネイ「いやそうじゃなくて!もっと身近な、呼ばれるべき人物が居るだろ!!」
コマンビー「もしや!」
ギュネイ「お!」
コマンビー「スダドアカから誰かくるのかも知れんな……」
ギュネイ「そっちかぁ!やっぱりそっちかぁぁぁ!!」
ナナイ「ふ……よく気がつくじゃないか、ギュネイ」
ギュネイ「いや、気がついて欲しいことが他にもあるんですけどね!!
っていうか何だよ、マリガンって!マリガンより優先されるべき男がいるだろ!!」
アフランシ「じゃあみんな、一旦会社出たあともう一度集まって買い出しと会場の準備だな」
クェス「大佐にバレないようにしないと!」
ナナイ「お前が一番不安だぞ、クェス」
ギュネイ「纏めに入らないでくれよ!!俺の話聞けよ!!」
クェス「なによギュネイ、さっきからさ!」
ギュネイ「…………」
バッ!!
OTL < どうか俺も社長の誕生日に参加させてください!!
クェス「うわぁ……」
アフランシ「誕生日パーティって、そういうもんじゃないだろ……」
ナナイ「どこで強化を間違えたのか……」
コマンビー「ヒクわぁ……」
ギュネイ「どーすりゃいいんだよ!何が正解なんだよコレ!!」
クェス「情けないからギュネイを呼んであげようよ」
ナナイ「そこはせめて仕方ないといってやれ」
アフランシ「どっちにしても酷いね」
コマンビー「しかしギュネイがそこまでマスターの誕生日を祝いたいと思っていたとは……
さぞかしプレゼントも素晴らしいものを用意しているのだろうな。私も負けられん」
ギュネイ「え?」
クェス「え?」
ナナイ「え?」
アフランシ「え?」
コマンビー「え?」
ギュネイ「プレ…ゼント?」
ナナイ「いや、なにファンネルが勝手に動いたような顔をしているのだお前は」
クェス「誕生日なんだからプレゼント用意するの当たり前でしょ?」
アフランシ「プレゼントも無しにパーティに参加したいなんて、そんな常識知らず……」
コマンビー「なるほど、これがジョークというものか。モビルシチズンにはなかなか難しい機能だ」
ギュネイ「いや、だって、社長の誕生日パーティがあるって聞いたの今だし……」
クェス「だから?」
ギュネイ「プレゼントなんて用意しているワケがないというか……」
クェス「はぁ?」
ナナイ「ギュネイ、貴様のヤクトドーガは没収する。パブリクで出社するがいい」
アフランシ「時間、無駄にしたな……」
コマンビー「……ペッ」
クェス「行こ、みんな」
スタスタスタ…
303 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/16(土) 02:21:45.53 ID:???
スタスタスタ……
ギュネイ「」ポツーン
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
OTL
ギュネイ「……俺が何をしたってんだ」
ギュネイ「そりゃプレゼント用意してない俺は悪いかも知れないさ」
ギュネイ「でも俺一人が悪役っておかしいだろ……」
ギュネイ「俺だって会社の為に頑張ってきたのに……」
ギュネイ「なんであんな社長だけみんなに慕われて……」
スッ…
マフティー「見つけたぞ、シャア=アズナブルお誕生日パーティーを襲撃する同志を!!」デデーン!
ギュネイ「アンタは……」
ギュネイ(逆光で顔みえねぇ)
マフティー「………これを」
つ 仮面
ギュネイ「こ、これを被れば身元は確かに分からない!」
マフティー「昔の歌にこういうがある
”今はいいのさ全てを捨てて’
さぁ、ネオジオン社の社畜という立場を今だけは捨てて、シャアズバースデー カウンター アタックの計画を練るんだ!!」
ギュネイ「ふっ……今の俺はマフティーの男というわけか」
マフティー「僕達が粛正しようというんだよ、赤いリア充を!!」
キラ「いやそれシャアのテーマ曲だからね。仮面つけるとかもね、君達ものごっつシャアさんの影響受けてるよね?」
ゼハート「著作権侵害を受けて駆けつけてみたが……なんだ、この二人から感じる居心地の良さは……
むしろ混ざりたい、暖かさすら感じるとは……」
最終更新:2016年02月09日 21:47