75 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/23(月) 21:59:26.18 ID:???
ゼハート「 」dan!dan!dann!!
アセム「ゼ、ゼハート!?」
アリーサ「窓の外で何やってるんだ!?
ロマリー「寒いでしょ?外にいないで中に入らない?」
ユノア「何か喋ってるよ?」
アセム「なんなんだ一体……」ガラガラ
ゼハート「12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
1年間で最もセックスをする人の多い「性の6時間」だ」
アセム「は?」
ゼハート「私の知り合いや友人ももれなくセックスをしている」
ゼハート「普段はあどけない顔して世間話してるあの娘もセックスをしている」
ゼハート「私がエデンだと思っていた大切な友人もセックスをしている」
ゼハート「アイツにもし年頃の妹さんや兄・弟がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくセックスしている」
ゼハート「私が交際を断ったあの娘も私がその娘に妄想の中でやってきたことを別の男にやられている」
ゼハート「私の将来の恋人や結婚する相手は、いま違う男のいちもつでヒィヒィ言っているんだ」
ゼハート「いつもいつも私にリア充を見せつけてばかりいる!!アセム、貴様はぁぁぁ!!!!」
アセム「ゼハート何を言ってるんだ……!!」
ゼハート「私に残された道はクリスマスを殲滅することのみだ!!アセムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」ダン!ダン!ダンッ!!!
アセム「クリスマスを殲滅させるだって……ゼハート、お前は変わってしまったんだな!」
ロマリー「アセム、はやくゼハートを入れてあげてよ。窓開けっ放しだと寒いわ」
アリーサ「チキンやスープも冷めちまうぞ。折角みんなで作ったのに」
ユノア「でもそんなときこそ私の手編みのセーターだよ!コレを着れば暖かいよお兄ちゃん!!」
ゼハート「黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ!!!クソ!クソ!クソ!クソォォ!!!」ダン!ダン!ダンッ!!
ピキッ
ピキピキピキ……
アセム「な、なんだ……ゼハートの拳が……空間を切ってる?!」
チボデー「そこまでパンチを極めやがったのか……ゼハート、やっぱりお前はオレのアメリカンドリームを受け継ぐ者!!」
シャリー「ちょっとチボデー、クリスマスパーティを抜けだしてドコほっつき歩いてるのよ」
キャス「そうよそうよ」
チボデー「おっとソーリィー!」
ジャネット「あらアセム君じゃない。貴方もクリスマスパーティ?」
バニー「
せっかくだから一緒にしない?」
ゼハート「何が師匠だ!私の師匠を気取るなら喪男になってからにしろ!!!」ダン!ダン!ダンッッ!!!
ピキピキピキピキィィィィ!!!!
パリーン!!
ジェネラル「■■■■ーーー!!!」コンバンワー
76 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/23(月) 22:00:26.26 ID:???
チボデー「ジーザス!!次元の割れ目からジェネラルジオングが出てきやがった」
ロマリー「きゃー。怖いわアセム」ギュッ
ユノア「あ、ロマリーさんずるーい」ギュッ
アリーサ「あう……こ、怖……で、できるか!!」
アセム「ちょっと二人とも離れて!!
ガンダムを呼べないよ」
チボデー「お前達も俺の後ろに隠れてろ。カモーン!ガンダァァァ……」
ジェネラル「■■■■……」ア、ソウイウンジャナインデ
アセム「なんか手を振ってるぞ?」
チボデー「そういやデビガンと違って敵意も悪意も感じないぜ」
ジェネラル「■■■■■ー」タノシイクリスマスニタタカイトカヤメマショウヨー
ロマリー「なんか凄く機嫌がいいみたいね」
シャリー「よくみたら頭にサンタ帽被ってるわ」
ゼハート「貴様も!貴様もクリスマスを楽しむリア充だというのか!!
ならば私の敵だ!!このガンダムレギルスで貴様を倒す!!
レギルスの赤は喪男達が流す血の涙の赤だ!!!」
ジェネラル「■■■!!」ガプッ!!
ゼハート「ぐあぁあぁぁあぁぁ!!!」
アセム「ああ、ゼハートがやられた!!」
チボデー「五秒持たなかったか……スウェーの動きがまだまだだな」
ジェネラル「■■」ジュルジュルジュル……
ゼハート「あっ…あっ…あっ……」ビクンビクン
ユノア「ゼハートさんジェネちゃんに何か吸われてるっぽい!」
フラム「ゼハート様……」
アセム「もしもしシュウト、クリスマスパーティ中に悪いんだけどジェネラルについて聞きたいことが……」
シュウト『え、ジェネラルは人の絶望とかマイナスの感情が好物なんだ。他にガンダニュウム合金とかも食べるけど
人間は食べないから。もしゼハートさんが吸われてるとしたらそっちの方じゃないかな?』
マドナッグ『ふん……クリスマスだから特別に教えてやるが、ジェネラル様はクリスマスを大変楽しみにしておられた。
なぜならばこの日はリア充に嫉妬する者が街に溢れる日。つまり御馳走が一杯だからだ!!』
シュウト『だってさ。ジェネラルが嫉妬エネルギーを食らいつくすなら、クリスマスはみんなきっと幸せになれるね。
……あーセーラちゃんのケーキが全部食べられてる!!!酷いよみんなぁぁ。あ、アセム兄さんもう切るね』ガチャッ
アセム「って訳らしい」
チボデー「じゃあ問題ナッシングだな!」
ユノア「パーティに戻ろうよ」
ジェネラル「■■」ジュルジュルジュル……
ゼハート「あっ…あっ…あっ……」ビクンビクン
アセム「うーん……あんなに苦しんでたゼハートから嫉妬を取り除いてくれるなんて
ジェネラルジオングはもしかしたらサンタクロースなのかも知れないな」
チボデー「HAHAHA!上手いこというぜ、ドモンのブラザーは!!」
アリーサ「フラム、お前もチキンいるー?」
フラム「あ、いただきます」
キャス「クリスマスだからってお肉ばっかり食べると太るわよ~」やんややんや
ジェネラル「■■」ジュルジュルジュル……
ゼハート「あっ…あっ…あっ……」ビクンビクン
ジェネラル「■■■」フゥ…
ゼハート「」
ジェネラル「■■■■■」ゴチソウサマデシタ
ゼハート「私は何を惑っていたのだろう……クリスマスなんてキリストの誕生日……家族と過ごすだけの日ではないか。帰ろう……ダズの待つ家へ……」
79 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/23(月) 22:28:08.60 ID:???
ジェネラル「■■」ジュルジュルジュル……
ルナ「あっ…あっ…あっ……」ビクンビクン
ジェネラル「■■」ゴチソウサマデシター
ルナ「私は何を嘆いていたんだろう……男なんてシン以外にも星の数だけいるじゃない」
メイリン「で?お姉ちゃんはその星に手が届くの?射撃の星にも当てられないのに?」
ルナ「」
ルナ「う゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛ぁ゛ぁ゛……」ザン!ザン!ザンッ!!
ジェネラル「■■」マタオジャマシマース
ルナ「あうっ?!?!」
ジェネラル「■■」ジュルジュルジュル……
ルナ「あっ…あっ…あっ……」ビクンビクン
ジェネラル「■■」ゴチソウサマデシター
ユリン「以下繰り返しって哀しいね、フリット……」
82 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/12/23(月) 23:23:49.18 ID:???
そんなルナに救いの手が。
ルナマリア「ああ、そこにいるのは赤い服のサンタさん?」
シン「バカだな。俺だよ、シンだよ。赤い服着た。
今、ウチでパーティーやってるんだ。
ルナも一緒にどう?」
ルナマリア「うん、いく!」
メイリン「結局いいコンビなのよねえ……」
ゼハート「……」
最終更新:2016年02月21日 20:27