297 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/01/05(日) 23:33:43.02 ID:???
ルナ「わ、私達が何をしたっていうのよぉ」
エミリー「そうよそうよ。何も悪いことしてないのに!」
アセム「何も行動してこなかったからこうなってるんじゃないかな?」
キラ「あ、それ正論。僕は何もしなくても向こうからくるけどね」
ルナ「」
エミリー「」
キオ「凄いな兄さん達は。言葉だけで首を狩るなんて」
304 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/01/06(月) 14:49:38.21 ID:???
『何も行動してこなかったからこうなってるんじゃないかな?』。
そうアセムさんに言われた私、
エミリー=アモンドはさっそく行動に移ることにしたのでした。
正直なところ、今まででも全然行動してなかったわけではないのですが……。
しかしそんなことを面と向かって言われるのは
私のフリットへのアプローチが足りない証拠。
ルナマリアさんと話をして作戦を練るのでした。
フリット「わあ、きれいだなあ(小声)」
ここはコロニーのプラネタリウムの中。夜空の星がきれいです。
ルナマリアさんから授けられた『プラネタリウムでのデート』作戦は
うまくいっているようです。
私は嬉しいと……、おや?
誰かが『ヴェイガンのMSが出たぞー!』と叫びました。
振り向くと青いMSが。ガフランという機体でしたっけ?
そのガフランが暴れながらこっちに向かってくるのでした。
フリット「AGEー1のところに行く!」
フリットはそう大声で言いましたが
ガンダムに乗るには走って行っても距離がありすぎます。
ガフランの手がフリットのところへ……。
エミリー「危ない!」
私はとっさにガフランとフリットの間に走って行って両手を広げました。
こうすればフリットへの直撃は免れると思ったからです。
しかしその代わりに私が攻撃を受けることに……。
ミンチにされることを覚悟した次の瞬間、別の方向から攻撃が来てガフランにヒットしました。
305 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/01/06(月) 14:52:27.01 ID:???
ラーガン「よう、2人とも大丈夫か?」
フリット「ジェノアス!」
ラーガン=ドレイスのジェノアスです。ジェノアスが銃を発射してガフランに当てていきます。
ガフランはそのまま何もすることができずがっくりと膝をつきました。
ラーガン「このドッズガンはビームスプレーガンとは違うんだよ」
ガフランはもうぴくりとも動きません。私達は助かったのです。
ラーガン「さてと、誰が乗ってるんだ? うわっ、自爆した!」
ヒイロ「ああ、いい自爆だ」
ラーガン「フリットの家族? いったいどこから来たんだ?
まあいいか。ガフランは自爆したし……。お2人さんデートを続けな」
フリット「デートだなんてそんな……」
そう言いながらもフリットは少し嬉しそうです。
私は大声でお礼をいいました。
エミリー「ありがとうございました!」
その後のことですが私とフリットのデートはわれながらよかったと思います。
夜、家に帰宅した後にルナマリアさんと電話をしたら
あちらもシンさんといい雰囲気だったということです。
お互いに実りのある一日となったのでした。
最終更新:2016年02月25日 05:40