アムロ「あー……今日も暇だ。また何かビデオ借りてこようかな」
アル「アムロ兄ちゃん、どこか行くの?」
アムロ「ああ、ちょっとビデオ借りに行こうと思って。……一緒に来るか?」
アル「いいの? やったぁ!」
アムロ「さて、俺はその辺を適当にぶらついてるから、借りるの決まったら持ってこい」
アル「うんっ。何にしようかなぁ……」
バーニィ「ようアル。こんな所で会うなんて奇遇だな」
アル「バーニィ! バーニィもビデオを借りにきたの?」
バーニィ「ああ。アルはアニメコーナー一直線だな。またロボットアニメか?」
アル「もちろんさ。ロボットアニメといったらやっぱり日本製だね! 面白いのがいっぱいだよ」
バーニィ「そうか。確かアルは機動戦士ガンガルシリーズが好きなんだったな」
アル「あれ、絶対
ガンダムのパクリなんだろうけど、中身は面白いんだぁ」
バーニィ「ははっ、そうか。まあ
二番煎じでも良作ってのは、稀にあるからな」
アル「バーニィは何を借りるの?」
バーニィ「映画だよ。暇だからさ、何かないかなと思って」
アル「それならアムロ兄ちゃんも何か映画借りるつもりみたいだったな」
バーニィ「そうか。じゃ、挨拶でもしてくるかな」
アル「バーニィ、またザクに乗せてね」
バーニィ「兄貴達には内緒だぞ。クリスにもな」
アル「解ってるって!」
アムロ「ん……ホラーか。へえ、これも借りるか」
バーニィ「アムロさんこんにちは」
アムロ「ん? ああ、ミン……バーニィじゃないか。久し振り」
バーニィ「さっき、アルと会いましたよ」
アムロ「また、ザクに乗せてくれって頼まれたんだろ。まあ、人に見つからないようにな」
バーニィ「はい。アムロさん、それ借りるんですか? 俺、観たんですけどお勧めですよ」
アムロ「そうか、そりゃ楽しみだ」
バーニィ「映像がグロいのなんのって。あ、でも、アムロさんそういうの大丈夫ですか?」
アムロ「ああ、
ミンチには見慣れてるからな」
バーニィ「最近、俺、
ガンダムに挑戦してませんよ?」
アムロ「ほぼ毎日変なのが……ん? このプレッシャーは……アダルトコーナーか!」
シャア「ぬうっ! アムロ、またしても!」
アムロ「バーニィ、たまには
ミンチにする側に回ってみないか。ほら、人型サイズのビームサーベルだ」
シャア「待て、今回借りたのはロリ系だ! 誤解するな!」
アムロ「ヒートホークと勝手が違って使いにくいだろうけど大丈夫だ、俺が教えてやる」
シャア「ぬえーい! 同じ金髪サングラスの私にビームを向けるのか!」
バーニィ「ええっ!? そ、そういう訳じゃ……」
アル「アムロ兄ちゃん、機動戦士ガンガル0080を借りる事にしたよ。……何してんの?」
シャア「こ、子供の前で
ミンチは教育上よくないだろう」
バーニィ「その点は大丈夫です、俺がよく見せてますから」
アムロ「じゃ、そういう事で……」
シャア「何でそうなる! ロリビデオを持ったまま
ミンチになるなど……ぎゃああっ!」
アル「
ミンチより酷いや」
バーニィ「俺、いつもあんなんになってるんですか?」
アムロ「ああ」
バーニィ「……ちょっと人生考え直してきます」
最終更新:2019年03月22日 20:50