66 :無口とホラー1/3:2014/07/11(金) 23:09:02.83 ID:???
デュオ「おいヒイロ!」
ヒイロ「なんだいきなり」
デュオ「お前ホラー映画とか観るか?」
ヒイロ「あまり観ない」
デュオ「なら俺オススメのこの激コワホラー映画観てみろよ!」
ヒイロ「断る」
デュオ「…即答かよ。…あ、もしかしてお前、怖いのか?」
ヒイロ「…」
デュオ「そんなわけないよな~?あの、ヒイロがホラー映画が怖いなんてさ~?」
ヒイロ「…別にそんなものが怖い訳ではない」ムッ
デュオ「あーそう?じゃあ観るよなあ?怖くないんだろ?」
ヒイロ「…さっさと貸せ」


ヒイロ「ということで借りて来たんだが」
刹那「怖いのか?」
ヒイロ「断じて違う」
刹那「では何故俺を誘うんだ?」
ヒイロ「さっきガロードとジュドーに話したら刹那兄さんが暇そうだから誘えと」
刹那「その二人は」
ヒイロ「用事があると出かけて行った」
刹那「そうか、暇なのは事実だから俺は構わないが」
ヒイロ「他の奴らは忙しそうだ。しかたない、俺たちだけで観よう」
刹那「怖いのか?」
ヒイロ「断じて違う」

67 :無口とホラー2/3:2014/07/11(金) 23:10:47.28 ID:???
ガンダム家・庭~

ガロード「あ、来た!」
ジュドー「二人ともこっちこっち!」
デュオ「どうだ?」
ジュドー「ばっちり計画通り!」
ニール「なんか結果目に見えてるけどなー…」
デュオ「いや~もしかしたらめちゃくちゃ怖がるかもしれないぜ?」
ガロード「そうそう!」
ジュドー「お、始まった」

~ガンダム家・リビング~

ー視聴開始ー
刹那「洋画か」
ヒイロ「クオリティは高いな」
刹那「ああ…」
ヒイロ「………」
刹那「………」
二人「……………………………」


ニール「…静かだな」
デュオ「まああの二人だから…」
ガロード「今更だけど俺たち気づかれないかな?」
ジュドー「序盤からかなり観入ってるし大丈夫じゃん?」


ー1時間後ー
刹那「……」
ヒイロ「……」


ニール「…静かだな」
デュオ「それに比べて」
ガロード「ウワアアアアア!!!!!!!顔がアアアア!!!!」ガクガク
ジュドー「内臓…!!今内臓飛んでった…!!!!」ブルブル
デュオ「…これが普通だよな」
ニール「だよなあ…」
デュオ「そういえば俺は何回も観てるけどそっちは怖くねえの?」
ニール「まあな」

68 :無口とホラー3/3:2014/07/11(金) 23:12:24.28 ID:???
ー終了ー
刹那「終わったな」
ヒイロ「ああ」


ニール「やっぱり最後まで静かだったな…」
デュオ「うーん…」
ニール「で、こいつらどうする?」
ジュドー「おっかねえよ…」ガクブル
ガロード「壁から手が…」ガクブル
デュオ「うーーーん……」


刹那「しかし中々怖かったな」
ヒイロ「ああ、思いも寄らないことばかり起こった。だが平静はたもったつもりだ」
刹那「俺もだ」


ニール「…一応怖かったのか…?」
デュオ「…終始無言無表情だったくせに…?」
ジュドー「バケモンだ…」ガクガク
ガロード「あの二人のが恐えよ…」ガクガク

~翌日~
ヒイロ「デュオ、昨日借りた物を返す」
デュオ「お、おお」
ヒイロ「…どうした?」
デュオ「いや!それよりどうだった?怖かっただろ?」
ヒイロ「たしかに迫力はあった。だが俺は無様に泣き叫ぶことなどしなかったぞ。」フンッ
デュオ(事実なんだよなあ…)
ヒイロ「そういえばガロードとジュドーが家に帰ってから様子がおかしいんだが何かあったか?」
デュオ「あ、あー…そ、そういうお年頃なんだろ…」
ヒイロ「…?」


70 :通常の名無しさんの3倍:2014/07/11(金) 23:35:49.19 ID:???
66ー>>68の作者に一言物申す
GJ

↑に関連して
ニール氏がホラーに慣れてる理由

スメラギ「ニール、ちょうど良かった。
新たなミッションよ。
あなたこの映画をフェルトと一緒に観て感想聞かせてね。」
見たらホラー映画でした
スメラギ(これで二人の関係進むかしら?)


クリス(OO)「ニール。面白い映画手に入ったから、観てね。フェルトと一緒にね」
見たらホラー映画だった
クリス(これで二人の関係は進むはず!)

結果:ニールはホラー映画に対して耐性がついた

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最終更新:2016年04月09日 20:02