189 : 通常の名無しさんの3倍2015/11/18(水) 22:44:40.10 ID:pt/ycRv30
いつもの人ではないけど思いついたから作った。パラレルでお願いします


マリナ「シーリンもレインさんも…まったく…あんなこと、子供に教えるような内容じゃ…そ、そもそも私と刹那が…ああなるって…うううう」

マリナ「と、とりあえず読書でもして落ち着きましょ…あら、こんな本うちにあったかしら…でも面白そうだし…」パラ…
シーリン(…ふふふ、そうするしかないでしょうね。でもマリナの部屋の本はすべてロマンス小説とラブコメ漫画にすり替えておいた!
     我が家にテレビなんて高級なものはなし! ラジオも隠してある! 暇を潰すか気分転換をするなら本を読むしかない!)
「わ…すごい…」ニサツメー
「ええ! こんな、どうなっちゃうの…!?」サンサツメー
「ひっく…ぐすっ…!」ヨンサツメー
「こ、これ少女向けよね? こんなことまで…」ゴサツメー
「芋けんぴ?」ロクサツメー
「こんなに惹かれあっているのにいつか別れなければならないなんて…」ナナサツメー
「なぜかしら、肩幅にばかり目が行ってしまうわ…」ハチサツメー
「ああ、末永くお幸せに…ガロード、ティファ…」キュウサツメー


マリナ「………」ポケー
マリナ「はっ! いけない、いけないわマリナ! あなたはアザディスタン王女! 今まで弟のように接してきたソラ…刹那にこんな感情!
    …そうよ、刹那を弟と思えばいいのよ! あんな可愛い子が弟でないわけがない! 」
マリナ「刹那は弟刹那は弟刹那は弟刹那は弟刹那は弟刹那は弟刹那は弟刹那は弟は刹那は弟刹那は弟刹那は弟は刹那は弟は刹那は弟は刹那は弟は…」ブツブツ
シーリン「(ちょっとやりすぎたかしら…)」

翌日
ギリ「…おい腹ペコ王女、大丈夫か?」
ネーナ「ギリが他人の心配するなんて雨でも降るんじゃ…うわ、ひどい顔! 大丈夫!? 何か病気とか…」
ルナマリア「もーちょいオブラートに包みなさいよ…でも、ほんとに大丈夫ですか?」
メイリン「なんだかフラフラしてますよ?」
ガトー「休んではいかがか。必要ならば接客は私が…」
ギリ「とか言いながら、なんで女モノの服取り出してんだよ」
マリナ「大丈夫よ…ふふ、私は大丈夫…私は弟…アザディスタン王女は刹那なんだから…うふふふふふ」
ルナマリア「なんかどう見てもダメっぽいんだけど」
メイリン「でも止めても行っちゃうと思うし…」
ネーナ「ダメだったら気絶させてでも連れてくわよ。ほんと、手がかかるんだから!」
メイリン「でも最初から気絶させないんだよね。ツンデレ?
ルナマリア「ツンデレツンデレ」
ネーナ「うっさい!」

190 : 通常の名無しさんの3倍2015/11/18(水) 22:46:10.03 ID:pt/ycRv30
シーリン「マリナ、21番テーブルにお客様よー」
マリナ「はーい!」

「動きづらい…」
「慣れるまでの我慢だよ」
「よく似合ってるじゃん、刹那」
「うちの女子が見たら引っ張りだこだよ、絶対!」
「そういうものか…」
「ていうか服を仕立てただけでこんなにイケメン度が上がるなんて意外だわ…ファッション誌とか読まないの?」
「読まない」
「だろうね。流行に疎いのは家系なのかなあ」
「たしかにカミーユとシーブックもなんかダサいっていうか…センスが昭和なのよね。ベルリはベルリでいまいち背伸びしてる感じで似合ってないし」
「オバサンに狙われないためっていうけど…ね」
「それがオバンの母性本能くすぐってるって気付いてないんだからもう救えないわー」


マリナ「(刹那の声!? で、でも大丈夫よマリナ! 刹那は弟なんだから! あんな可愛い子が恋愛対象なわけないじゃない!)」
ルイス「あ、どーもマリナさん。大人数で来ちゃってすいません」
沙慈「刹那のお兄さんに、刹那に合う服を見立ててくれって頼まれちゃって」
アスナ「ふふふ、見てください。服を変えただけでも見事なイケメンに」
シン(バルナック)「なんで威張るんだ?」
真刹那「あの…どうだろうか」
マリナ「」
ルイス「あの、マリナさん?」
沙慈「固まってる…」
真刹那「どうした、マリナ。顔が真っ赤だぞ。熱でも…(額に手を当てる)」
マリナ「」パタン
ルイス「倒れた!?」
アスナ「わわわ、大丈夫ですか!? マリナさん、マリナさぁぁぁぁん!」

マリナ「うーん…うーん…愛ってなぁに…恋ってなぁに…」
シーリン「ためらわないことよ」
マリナ「私には難しいわぁ…たすけてしーりぃぃぃぃん…」
シーリン「(一歩…いや二歩前進といったところかしらね。散々苦労させたんだからせいぜい頑張りなさい、マリナ)」

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最終更新:2016年05月16日 08:25