海辺の風景・王女様編
(おい、見ろよあれ!)
(すっげー!本物の
セレブって奴?)
(なんつーか、気品が違うよな。声かけてみる?)
(無理無理、高嶺の花すぎるって)
(だよな。声かけるなら、お付きのメイドの方か)
(ああ、あの褐色の肌の。確かにあの子なら、声かけやすそうだな)
ディアナ「ロラン、どうかしまして?」
ロラン「いえ、先ほどから妙に怖気を感じまして……」
(あ、あれって!)
(すっげー、アイドルの
ラクス・クラインじゃん!)
(隣の男は誰だ?)
(あ、見たことある!熱愛発覚とかいって、週刊誌載ってた!)
(くっそー、ガセじゃなかったのか!羨ましすぎる!)
キラ「なんだろう、さっきからえらく殺気を感じるんだけど……」
(おお、またお嬢様だ!)
(こっちも綺麗だなあ。声かけるか?)
(やめとけって。隣の男、どう見てもその筋の男だぜ)
(だな。下手に声かけたら、海の底か……)
ヒイロ「……何故か判らないが、ひどく失礼なことを言われている気がするな」
リリ「シュウト、早く泳ぎましょう!」
シュウト「まってよ
リリ姫、あれ、ほっといていいの?」
ゼロ「貴様!姫をそのような目で見るんじゃない!」
男「何いってんだよ、いくら俺でも子供をそんな目で見るわけねーだろ!」
ゼロ「なんだと!貴様には姫の良さがわからんのか!」
男「見ていいのか悪いのか、どっちなんだよ!」
リリ「……まあ、人死にはでないでしょうから、大丈夫でしょう」
シュウト「そういう問題……なの?」
最終更新:2019年04月22日 10:39