464 : 通常の名無しさんの3倍2017/01/22(日) 06:47:59.30 ID:yUcwYMY/0
俺、
シロー・アマダ・ガンダムは悩んでいた。
例えこのままアイナと結婚したとしても、カルチャーショックで別れ話になっては元も子もない。
そこで俺は一念発起し、ジオン訛り講座の講習を受けに行ったのだ!
トラヴィス「はい、では誰かお一人、こちらの例文を読んでみましょう」
生徒たち「「「ジークジークジーク!!」」」
シロー「じ、じーく」
トラヴィス「はいはい、皆さんあわてないで。はい、ではシローさん、どうぞ」
シロー「わ…『私の戦友は、グラナダで終戦を迎えました』」
トラヴィス「はい、とてもいい発音ですね、特にグラナダの発音がよかったですよ」
ガトー「教官閣下!」
トラヴィス「はい、なんでしょうかアナベルさん」
ガトー「このガトー、恥を忍んで敢えて申し上げます。
閣下のご指導に反旗翻す心構えは毛頭ありはしないのですが、
何ゆえこの場ではグラナダでの…(強烈なソロモン訛り)」
トラヴィス「ああ、すみません、発言は標準語でお願いできますか?」
オードリー「失礼、父の古き部下が無礼を働いた事をお詫び申し上げます。先の彼の発言は、
『何故、グラナダでなければならないのですか』という意味です(控えめのソロモン訛り)」
トラヴィス「なるほど、その問題ですか、いえ答えは簡単ですよ、
教科書に書いてある例文がグラナダだからです」
ジョニー「ほーらみろ、やっぱりグラナダの方が格が上なんだよ!(グラナダ訛り)」
ガトー「おのれ、艦隊を温存していの一番に保身に走った分際で!(ソロモン訛り)」
シーマ「は、アクシズなんて辺境に送られた日には、商売上がったりささね!(マハル訛り)」
ラカン「何の訛りー!(モウサ訛り)」
バーニィ「ああ、オーストラリアだよ、今頃は雪で真ッ白だろうな(大嘘)」
ドナヒュー「え、オーストラリアは今は夏だぞ?(本場訛り)」
ダリル「きみがーいた夏は! 遠い、幻影(ゆめ)の中ぁ~あ~(サンダーボルト訛り)」
トラヴィス「はいはい、皆さん落ち着いて下さい、授業は始まったばかりですよ」
シロー「俺は…アイナと添い遂げる…」
ゼハート「…すまない、ここは火星訛りクラスではないのですか?」
トラヴィス「ああ、クーデリア女史のクラスなら隣ですよ、まだ始まったばかりでしょうからあわてないで」
465 : 通常の名無しさんの3倍2017/01/22(日) 07:30:34.26 ID:Gytwhbit0
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ノリス(シロー様…頑張って下さい。私は影から応援してます
たとえアイナ様がなんのジオン訛りがないとしても、その努力はあまり意味ないものだとしても!
そしてアイナ様も似たような講習受けてたとしても!!
さて、フミタン氏に頼まれたこの衣装をクーデリアとかいう女子に届けてと言われたのだがどこにいるのやら……)
最終更新:2017年04月20日 09:14