677カミーユ+スイカバー=?2017/08/01(火) 10:57:27.85ID:bKgNflY/0
カミーユ「…あっついな」
シーブック「夏だから仕方ないんだけどな」
カミーユ「ダメだ、我慢できない。ちょっとコンビニよってアイスでも買おう」
カテジナ「あら奇遇ね」
ネーナ「アンタたちも涼みにきたの?」
カミーユ「まあな」
シーブック「あとアイスを買いに」
セシリー「ふーん……」
ルナマリア「へえ~……」
カミーユ「なんだよその微妙な間は」
ルイス「別になんでもいいじゃない。ちょうどいいわ、私たちもアイス買うとこだったしあんたたちにも奢ってあげる」
カミーユ「本当か?ラッキーだったなシーブック」
シーブック「いや少し警戒しようよ……どう考えても怪しすぎるだろ」
そして数分後
カミーユ「……おい、なにやってるんだおまえら」
ネーナ「おっかしーなー全然精神崩壊しないわ」つスイカバー
ルナマリア「ばっちり予習して計画練ってきたのにね」つスイカバー
ルイス「ひょっとしてバーの数が足りないとか?」つスイカバー
カテジナ「おらおら、さっさと精神崩壊しなさいよ!(グリグリ」つスイカバー
シーブック「……(何だろうこの光景。ちょっとトイレに行ってる間に、兄弟が女の子たちから一斉にスイカバーぶつけられてる……!)」
セシリー「みんな、追加のスイカバー買ってきたわよ」
シーブック「セシリー!大変なんだ、なぜかカミーユが全身にスイカバー責めを」
セシリー「シーブック。わかって頂戴。これもルーのためなの」
シーブック「いやなんでこれがルーのためになるんだ!?」
ルイス「すべてはルーとジュドーをくっつけよう作戦成就のため!」
ネーナ「二人の恋愛成就、それにはカミーユの精神崩壊が絶対条件!」
ルナマリア「そこで私たちは考えた。カミーユを確実に精神崩壊させる方法を!そして見つけたのがスイカバーよ!」
カテジナ「カミーユ+スイカバー=精神崩壊。これは原作でも描かれている絶対の方程式!」
セシリー「というわけよ!悪いんだけど精神崩壊してちょうだいカミーユ。ルーの未来のために!」
シーブック「なんだそのアホな理屈!?」
カミーユ「くそっ、そんなアホな理由で精神崩壊してたまるかよ!!」
678カミーユ+スイカバー=?2017/08/01(火) 10:58:46.00ID:bKgNflY/0>>681
ファ「ちょっと、何やってるのあなたたち!」
シーブック「ちょうどいいところに!聞いてくれみんながこの暑さのせいでちょっとおかしくなってカミーユに一斉にスイカバーを」
ファ「うん、ごめん。何言ってるのか全然わかんない」
ネーナ「ちょっとファ!邪魔する気?」
ルナマリア「ルーの恋路の邪魔をするならいくら友達だからって…!」
ファ「いやみんなちょっと冷静になろ?
こんなことして本当にルーが喜ぶと思ってるの?」
セシリー「それは……」
シーブック「よかった、ファはまだマトモだった」
カミーユ「なんでもいいから早く助けてくれ!スイカバーで全身がベタベタする!」
ファ「カミーユを精神崩壊させるつもりなら、スイカバーはむしろシロッコにぶつけるべきでしょ!」
カミーユ「ファ!?」
ネーナ「あ、そっか」
セシリー「さすがファは冷静ね」
ルナマリア「どうりで中々精神崩壊しないと思ったわ」
ファ「も~みんなドジなんだから。カミーユを精神崩壊させるつもりならもっと早く私に相談してくれればよかったのに」
ルイス「ごっめ~ん」
カミーユ「ファ……(絶望」
シーブック「あ、この空間もうマトモな人間は一人もいないんだね(諦め」
カテジナ「ええいまだるっこしい!こうなったら直接精神崩壊させてやるわ!」
ルナマリア「そうね、計画がダメだった以上そっちの方が早いわ」
ネーナ「頭を強めに叩けばいけるでしょ!」
カミーユ「なに物騒なこと言ってんだ!?」
セシリー「大丈夫!この街なら最悪
ミンチになるだけで済むから!」
ファ「ルーのためだと思って、ちょっとだけ精神崩壊してあげて」
カミーユ「なんだちょっとだけ精神崩壊って!」
ルイス「ね、できるだけ痛く無いように気を付けるから、ね?」
カミーユ「近寄るんじゃない!俺は絶対精神崩壊なんてしないからな!シーブック、お前も見てないで助けろ!」
シーブック「うん、ごめん。シンならともかく俺にこのボケで飽和した空間を何とかするのはムリ」
カミーユ「おい!?」
セシリー「懸命な判断ねシーブック」
ネーナ「さ、ついに精神崩壊の時よ」
ルナマリア「もう逃げられないわよ~」
ファ「これも全てはルーとジュドーくんが幸せになるための尊い犠牲…!」
カテジナ「カミーユ・ビダン、逝けよや!」
ルイス「ルーのために逝け!」
カミーユ「くそっ!こうなったら俺一人でもやってやる!ジュドーめ…無事帰れたら覚えてろよ。今度こそ正史から抹消してやるからな!!」
ワーワーギャーギャー
シーブック「…夏だなあ」
一方その頃
ガンダム家
マイ「おや、珍しいですね。ジュドーがガールフレンドを家に連れてくるのは」
ルー「あ…どうも」
ジュドー「なんかひょんなことから意気投合しちゃったのよね」
友達の暴走も知らず、なんとなくいい感じになっていた当人たちであった
最終更新:2017年11月08日 09:32