シーブック、バイト中
外回りから帰ると、レジに鉄仮面が立っている
カロッゾ「ふはははは。おかえり、
シーブック君」
シーブック「はい、パンの納入終わりました。」
カロッゾ「ふはははは。いつも外回りばかりで済まない。私はもうそんなに体力がないんでな。君は頼りになる。」
シーブック「いえ・・・セシリーは?」
鉄仮面「ふはははは。ちょっと今日は用があってな、出ていったよ。」
シーブック「そうですか・・・」
ガチャ
アル「こんにちわ!」
シーブック「アル?なんでまたここに?」
アル「ただのお使いさ。」
カロッゾ「ふはははは。アル君か。一昨日も来てくれたね。」
アル「へえ~、良く覚えてるね。」
カロッゾ「ふはははは。私はお客の顔は忘れんよ。」
といいながら、アルの注文を手早く包む鉄仮面。
シーブック「は、早い!」
カロッゾ「ふはははは。アル君、お使いご苦労様。おまけにこの焼きたてクロスボーンパンをやろう。いますぐ食べなさい。」
アル「・・・もぐもぐ」
カロッゾ「ふはははは!うまかろう!」
アル「美味しいよ!おじさん!それじゃあ、兄さんも頑張って!」
嬉しそうに出ていくアル。
カロッゾ「ふはははは。子供は良いな。シーブック君。」
シーブック「はあ・・・」
どうしてこんなに好い人なのか、疑問に思うシーブックだった。
おわり
最終更新:2017年05月18日 19:42