18オールアムロVSシャア軍団VS
ガンダム兄弟2019/06/02(日) 14:33:32.88ID:TFnLJuTd0
アサギ「ひょんなこと(ロランが全裸になってリタがパンケーキを作った)から若返っちゃったアムロさんとシャアさん
さらにマイさんの珍発明のせいで分裂!? そのままいつものノリでケンカを始めちゃったからもう大変!町は大パニックに!
単純計算で規模も被害も通常の3倍!赤い彗星だけに! なんつって!アサギなんつって! その上偽軍団は加勢に現れるし町の回りにはラスボス級のマシンが出現するしどうなっちゃうの!?
なんとかしてよ、ガンダム兄弟!!」
ハル「なにやってんの?」
アサギ「いやあ、99スレだし私も兄弟入りを目指して爪痕残そうかなあって。あ、次のあらすじはハルがやっていいよ?」
ハル「やんないよ!?」
21オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 20:45:44.31ID:TFnLJuTd0
日登町北区
イオ・フレミング【アトラスガンダム】 VS A.Rチップ&C.Aチップ【ガンダムF901号機・2号機】
イオ「クソ! なんてセッションかましてきやがる!」
A.RチップとC.Aチップの駆る二機のガンダムF90は、AIらしい的確な動きでアトラスを追い詰める。
イオ「ビームライフルは弾切れ、シールドも壊れかけ、レールガンは残り2発、味方が来る気配もなし……最高だなオイ!」
A.Rチップ「中々粘るね生身の僕の無職の弟は」
C.Aチップ「確かにやるものだオリジナルの私のライバルのヒモの弟は」
イオ「ややこしいんだよ呼び方! あと俺は無職でもヒモでもねえ、自由人だ!」
アトラスガンダムはサブマシンガンを乱射。
二機が避けたことで空いた隙間を強引に通り抜け、奥にあった貯水ダムへと逃げ込む。
C.Aチップ「あ、逃げた」
イオ「逃げてねえよ! 戦略的撤退だバーカ! 悔しけりゃ追ってこい!」
アトラスガンダムはガンダムタイプでは珍しい水陸両用機だ。
ガンダム兄弟は勿論、日登町内でも水中でアトラスを捉えられる機体はそういない。
イオ「(とはいえどうすっかな。このままやり過ごす? いやいや、ダサすぎんだろ)」
イオは水中で今後の方針をぼんやり考えていた。
イオ「(じゃあ対岸からこっそり回り込んで、あいつらの背後をとってリベンジ……うん?)」
そのとき、アトラスのモニターに表示されたアラート音。
熱源が二つ、アトラスに迫ってくる。
イオ「! やっべえ!」
イオは振り向きざまにアトラスのレールガンを発射した。
水中ではレールガンは使えない代わりに、
放電時に発せられる電磁パルスが一種のバリアとなる。
すぐに眼前で実体弾が爆発した。
A.Rチップ「あれ、防がれた。完全に不意を突いたと思ったのに」
C.Aチップ「彼はニュータイプか?」
イオ「ああ!? 野生の勘だバーカ!」
軽口を叩きながらもイオは内心焦っていた。
ガンダムタイプなら水の中までは追ってこれない。
その思い込みが裏目に出た。
目の前には、ガンダムが二機。F90だ。
A.Rチップ「だって追ってこいって言われたしね」
C.Aチップ「悪いが水中は君の独壇場ではない」
22オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 20:48:03.47ID:TFnLJuTd0
ガンダムF90はミッションパックによって様々な戦場に対応可能だ。
しかも換装は容易で、戦場でも装備を付け替えられる。
現在の兵装はMタイプ。水中戦に特化したパックだ。
イオ「(逃げたつもりが逆に追い込まれちまった……!)」
A.Rチップ「どうする? ここまでにする?」
C.Aチップ「降伏するなら見逃してやってもいいぞ」
イオ「降伏だぁ? するわけねえだろ!」
アトラスはシールドをサブレッグに挟み込み、代わりにビームサーベルを抜いた。
そして二刀流でF90に切りかかる。
その姿は完全に破れかぶれだ。
C.Aチップ「追い詰められてヤケになったか」
A.Rチップ「情けないヤツ!」
二機のF90はそれを軽々と回避する。
だがトドメを刺そうと振り返った時、そこにアトラスガンダムの姿は無かった。
A.Rチップ「消えた!?」
C.Aチップ「いや、上だ! ビームサーベルを推力に上昇している!」
アトラスは両手に持ったビームサーベルを同時使用し、
推力とすることで水中からの脱出を図っていた。
破れかぶれに見えた攻撃も、真意を悟られないための「フリ」であった。
A.Rチップ「やるね、イオ・フレミング」
C.Aチップ「ただの無職ヒモ男ではないということか」
ダムから脱出したアトラスは、推力をサブレッグに切り替え、そのまま山を越える。
いくらミッションパックの換装が用意とはいえ、また地上用の装備に切り替えるには時間がかかるはずだ。
その間に少しでも距離を稼がなくては。
イオ「だからそれじゃジリ貧だろ! って…うおっ!」
ダリル「見つけたぞ……ガンダム!」
イオ「てめえ……!」
ダリル「町が朝から騒がしいと思ってたら、やっぱりお前の仕業か。なら、ここで倒す!」
イオ「マジかよこのタイミングで……!」
23オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 21:38:32.11ID:TFnLJuTd0
A.Rチップ「やっと追いついたよイオ。って……アレ?」
C.Aチップ「どうやら取り込み中のようだな」
ダリル「うおおおお!」
イオ「ちいいいっ!」
ミッションパックを換装し、追ってきた二機のガンダムF90。
ところがアトラスガンダムは、まったく別のMSと戦っていた。
「リユース・サイコ・デバイス」を搭載した、赤い高機動型ザクⅡ――通称『サイコ・ザク』。
義肢のパイロットにしか操縦できないそのMSは、
超重装備に全く似つかわしくない運動性でアトラスガンダムを追い詰める。
イオ「ああクソッたれ! あいつらまで来やがった!」
A.Rチップ「どうしたの? なんで全然別のMSと戦ってるの?」
C.Aチップ「飛び入り参加は聞いてないぞ」
イオ「うるせえな! コイツとはコイツとで、また因縁があんだよ!」
ダリル「よそ見しているヒマがあるのか、ガンダム!」
A.Rチップ「大変だね。加勢しようか?」
イオ「黙ってろ! さっさとコイツ倒したら…チッ、危ね! 次はおまえらだ! そこで待ってろ!」
サイコ・ザクは万全のアトラスガンダムでも勝率は五分五分。
ましてF90との戦いで消耗したアトラスガンダムでは絶対に不利。
撃墜されるのも時間の問題だった。
イオ「(さすがの俺もこれはちょっとヤバいな……!)」
だがイオが覚悟を決めたその時だった。突然、サイコ・ザクが攻撃を止めた。
イオ「おいおい? どういうつもりだ。まさか土壇場になって仏心でも出たのか?」
ダリル「あの二機のガンダムタイプ……」
イオ「F90か。アイツらがどうした」
ダリル「お前、随分ボロボロだと思ってたら奴らとやりあってたのか?」
イオ「ああ? そうだよ! お前も知ってんだろ、今のこの町の騒動! その原因がアイツらだ!」
ダリル「そうだったのか」
ダリルは全ての得心がいったかのように頷いた。
サイコ・ザクはアトラスガンダムをターゲットから外し、
代わりにビームバズーカの砲門を二機のF90に向ける。
A.Rチップ「あれ? ひょっとして」
C.Aチップ「我々と戦う気か? サイコ・ザクのパイロット」
ダリル「ダリル・ローレンツだ」
イオ「てめえ……どういうつもりだ!」
ダリル「勘違いするなよイオ・フレミング。別にお前と馴れ合う気はない。ただ優先順位を考えただけだ」
イオ「優先順位だと?」
ダリル「そうだ。町にはカーラも、リビングデッド課のみんなも、俺の大切な人たちが沢山いる。なら、みんなを危険な目に遭わせるコイツらは俺の敵だ!」
C.Aチップ「おやおや、そう来たか」
ダリル「聞け、イオ・フレミング。一回だけだ。一回だけ力を貸してやる。コイツらを倒し、町の騒動を収める。それまでの間だ」
イオ「へっ……一回だけ、ねえ。まあそれも悪くねえかな」
イオも小さく笑った。
そして、二機のガンダムF90に対峙するかのように、サイコ・ザクとアトラスガンダムが並び立つ。
A.Rチップ「え? まさかのライバル同士の共闘?」
C.Aチップ「孫○空とベ○ータかな?」
イオ「うるせえよ。まあ、という訳なんで、悪いが仕切り直させてもらうぜAIども。ジャズが聞こえたら……」
ダリル「俺たちが来た合図だ!!」
イオ・フレミング【アトラスガンダム】&ダリル・ローレンツ【サイコ・ザク】
VS
A.Rチップ&C.Aチップ【ガンダムF90 1号機・2号機】開戦――!
24通常の名無しさんの3倍2019/06/02(日) 22:22:44.73ID:C37VyX31O
そうきたか
ならこちらはカミーユ達を書かせてもらうぜ!
カミーユ「ならジュドー手を貸してくれ」
ガロード「俺もいるっての」
ジュドー「じゃ、弾幕頼むわ」
クワトロ「くっ、結局追いつかれたか!」
ガロード「このビームの弾幕、避けてみろよ」
カミーユ「みんな、力を借りるぞ、フォウ、ロザミィ、ファア!!」ウェーブライダー特攻
ジュドー√ピキーン「任された!」
カミーユ「オォ~ォオォ!」
クワトロ「クッ百式が動かん!?気迫負けか」
ジュドー「バーカ、俺が羽交い締めしているからだ」
クワトロ「こんな、デカ物に気付かなかっとは…」
カミーユ「ここから居なくなれ、大尉!」ズブッ
クワトロは倒れた
ジャマイカン「まだまだ続くのである」
25オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23:02:12.72ID:TFnLJuTd0
C.Aチップ「気をつけろ! 彼らはかなりやるパイロットだぞ!」
A.Rチップ「わかってる。AIらしく、落ち着いていこう」
イオ「来やがったな。おい、俺らはどうするよ」
ダリル「まずは俺が前衛に出る。お前は後ろから援護しろ!」
イオ「わかったよ。いきなりやられんじゃねえぞ?」
ダリル「貴様じゃあるまいし!」
迫りくるF90に対し、サイコ・ザクは豊富な武装で弾幕を張りながら突撃を仕掛ける。
その背後では、アトラスガンダムがレールガンを構え、狙撃態勢に入っていた。
C.Aチップ「なるほど、そういう手でくるか」
A.Rチップ「サイコ・ザクの動きに翻弄されてはレールガンで仕留められる。かといってレールガンに意識を持っていかれては」
C.Aチップ「サイコ・ザクに接近戦に持ち込まれるという訳だな」
義肢を通じて、パイロットの思考をダイレクトに機体に伝えるサイコザク。
そのMS離れした運動性は、A.RチップたちAIにも充分以上に脅威だった。
A.Rチップ「ならば僕がサイコ・ザクを抑える。その間に」
C.Aチップ「私が回り込んで、アトラスガンダムを叩く!」
A.Rチップ「そうだ。連携で行こう!」
イオ「おい、あいつらこっちの狙いに気づいたみたいだぞ」
ダリル「気づかれるのは織り込み済みだ。このまま仕掛ける!」
サイコ・ザクがさらに加速。
ヒートホークがF90一号機のビームサーベルと切り結ぶ。
A.Rチップ「ちい! 予測より速い!
ダリル「今だ! 撃て、ガンダム!」
C.Aチップ「まずい!」
イオ「遅えよ! まずは一機、落とさせてもらうぜ」
アトラスガンダムがF90一号機をターゲティングする。
そして、レールガンが一号機に向けて発射……
イオ「……と見せかけて、死ね! ダリル・ローレンツ!」
C.Aチップ「……は?」
26オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23:02:54.47ID:TFnLJuTd0
アトラスガンダムのレールガンはF90一号機ではなく、
味方のはずのサイコ・ザクの背中に向けて発射されていた。
それをダリルは紙一重のタイミングで回避する。
イオ「ちいっ! 外したか!!」
ダリル「何をするんだイオ! ……と見せかけて、今だ! 落ちろガンダム!」
ダリルは焦ることなくスイッチを押した。
あらかじめトラップとして仕掛けておいたシュツルムファウストがアトラスガンダムを襲う。
イオ「おっと危ねえ!」
ダリル「ちっ、外したか」
C.Aチップ「い、いやいやいやいや! 何やってんの君たち!?」
A.Rチップ「さっきまで共闘してたじゃんナメ○ク星のベジ○タみたいな感じで! なんで急にお互いの命狙ってんの?!」
イオ「さっきのは演技だ」
ダリル「芝居です」
A.Rチップ「はあっ!?」
イオ「あいつを完全にお前らに集中させて、ガラ空きになった背中を狙ったんだがまさか避けられるとは」
ダリル「当然だ。貴様こそ油断したところをトラップで狙ったのに、よくも回避したな」
イオ「たりめーだ。俺様の野生の勘をなめるなよ」
A.Rチップ「え、つまり君たち。共闘したフリをして、実はお互いの命を狙ってたワケ?」
イオ「そうだよ(即答」
ダリル「そうだ(即答」
C.Aチップ「理解不能理解不能理解不能」
A.Rチップ「いやだってダリル君なんて『優先順位を考えただけだ』なんて如何にもライバルが言いそうなセリフ言ってたのに!」
ダリル「考えましたよ、ちゃんと優先順位。その結果、やっぱりこいつ(イオ)を殺すのが先かなあ…って」
イオ「俺もこいつ(ダリル)が『力を貸すぜ(キリッ』なんて言った瞬間、あ、これこいつを殺す絶好の機会じゃね? って思ったよね」
ダリル「『力を貸すぜ(キリッ』なんてやってない!」
イオ「やってました~バカ面ぶら下げてやってました~! オラもう一回やってみろ『力を貸すぜ(キリッ』って!」
ダリル「貴様!」
イオ「お、やるか?」
イオ・ダリル「「今度こそ殺してやる!!」」
あっけにとられるA.RチップとC.Aチップをよそ目に、
アトラスガンダムとサイコ・ザクは再び戦闘を開始する!
C.Aチップ「理解不能理解不能理解不能」
A.Rチップ「しっかりして! 混乱してる場合じゃないよ流れ弾が……うわっ!」
サイコ・ザクが発射したジャイアント・バズを
アトラスガンダムはF90一号機を盾にして防ぐ!
27オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/02(日) 23:03:51.03ID:TFnLJuTd0
C.Aチップ「なんて酷いことを……これがガンダムパイロットのやることか!」
ダリル「邪魔だ! どけ!!」
さらにF90二号機を踏み台に、サイコ・ザクが攻勢を仕掛ける。
アトラスは盾にしていた一号機をサイコ・ザクの方へ蹴り飛ばし、背後からバーニアを狙ってライフルを乱射する。
推進剤に引火し、バーニアが爆発! サイコ・ザクが炎に包まれる!
ダリル「こんなもので!」
イオ「いい加減死ねぇぇぇぇぇぇ!!」
A.Rチップ「あ、この二人もう完全に僕らのこと目に入ってないね」
C.Aチップ「完全に障害物か弾避け程度にしか思ってないな」
そして数分後……
キラ「あ、反応があったよ。ガンダムF90が二機」
ヨナ「完全に破壊されてるな」
キオ「うう~首も完全に壊れちゃってるよ」
A.Rチップ「た、助かった……」
C.Aチップ「人間コワイ理解デキナイ……」
キラ「なんかA.Rチップたち救難信号出してるんだけど」
ヨナ「よほど酷い目に遭ったって感じだな」
キオ「さっきまでココ、イオ兄ちゃんがいたみたい。今は別の機体と戦闘しながら移動してるけど」
ヨナ「うん、まああいつならほっといてOKだろ。とりあえずA.Rチップたち回収して、別の兄弟を探しに行こう」
日登町北区での戦闘結果
A.Rチップ……アトラスガンダムとサイコ・ザクの戦闘に巻き込まれ機体大破
C.Aチップ……機体を大破させられたうえ、トラウマを植え付けられる
イオ「死ねえええええええええ!!」
ダリル「落ちろガンダァァァァァァム!!」
イオとダリル……現在も殺しあいながら日登町内を暴走中
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最終更新:2023年02月09日 13:05