241通常の名無しさんの3倍2021/08/08(日) 20:39:08.08ID:KY8W2dEp0
 家の中での会話。

アムロ「ドモン以外でも鍛えればガンダムファイターになれそうな者がいるのでは」
ドモン「ウチの家族の中でってことか?
    それにはそれなりのトレーニングがいると思うが」
アムロ「もちろん実際に訓練するわけではなく、素質の問題として。例えばコウ」

 ジャンプの漫画『聖闘士聖矢』の単行本を寝転がりながら読んでいたコウは、
突然自分のことに言及されて驚いた。

コウ「僕?」
アムロ「そうだ。ドモンは普段は『俺』だがいざという時に『僕にはできない!』と叫んだり、
    精神的にもろいところがある。
    キングオブハートとまで呼ばれるようになったドモンには失礼な話かもしれないが」
ドモン「いや、いいさアムロ兄さん。俺のことをわかっている家族の意見だし」

アムロ「逆にコウは普段は『僕』だが、いざという時は『俺』と言ったりする。
    そういう強気なところはガンダムファイター向きかなと。
    漫画の聖矢の話ではないが、魔鈴さんやシャイナさん、
    あるいはフェニックス一輝を教えたデスクィーン島の人みたいに
    東方不敗に修行をつけてもらえばいいのでは」

 コウはそれを聞いてあわてて断った。

コウ「しないよ、しない。確かにガンダムには乗っているけど、ガンダムファイターにはならないよ。
   それにもし僕が修行するなら流派東方不敗よりゲルマン忍法の方がいいな」
ドモン「へえ、なぜだ?」

コウ「だって分身の術に壁抜けの術、めちゃくちゃ便利じゃないか!」

 人参を食べさせられるときに楽に逃げ出せそうだからという真の理由を
コウはあえて言わなかった。もし話していたらアムロに怒られていただろう。

コウ「とにかく僕は忍者が好きなんだ。忍者の漫画とかゲームとか」
ドモン「なるほど。知らなかったな」
アムロ「コウがそれほど忍者好きとは思わなかった。会話のタネにでも覚えておくよ」

コウ「どうぞどうぞ、みんなに話して。むしろ忍者ブームが起こってもいいくらい。
   忍法とか忍術とか聞くとあこがれを抱かない?」

 数日後、兄弟達の家にシーマが現れた。不知火舞のコスプレをしている。

242通常の名無しさんの3倍2021/08/08(日) 20:41:27.66ID:KY8W2dEp0
 不知火舞は格闘ゲームのキャラであり、同時に忍者でもある。
シーマはどこかからコウが忍者好きという話を聞いてきたと思われる。
あの赤い衣装はとても刺激的だ。コウに抱きつくシーマ、そしてそれを見るアムロやドモン達。

シーマ「コウがそんなに忍者好きだなんて知らなかったねえ。この服、どうだい?」
コウ「あの、シーマさん、胸や太ももが僕の身体に当たってるんですが」
シーマ「当ててんだよ」

アムロ「実際に不知火舞の衣装を見ると結構きわどいな」
ドモン「こういう場面を見るとコウとシーマはとても仲いいと思うな。
    石破ラブラブ天驚拳ではなく餓狼ラブラブ伝説?」
246通常の名無しさんの3倍2021/08/09(月) 16:53:07.77ID:UmULf1th0
キラ「いま忍者といえば退m」
カミーユ「やめないか!」

247通常の名無しさんの3倍2021/08/09(月) 17:51:01.47ID:oLhJs8wI0
ウッソ「もしくはDEAD・○r・ALIVE」
アムロ「ちょ待てよ。巨乳好きの愚弟」


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最終更新:2023年05月16日 10:54