315通常の名無しさんの3倍2021/10/24(日) 10:56:23.55ID:RAtXU69w0
 ここは居酒屋『青い巨星』。
街の住人が利用するこのお店に、今日は二人の客が来ていた。
一人は従業員とザクの話をするために遊びに訪れていたアル、
もう一人は定食を食べに来た学校の先生、カラスである。

アル「先生、どういうメニューを食べてるの?」
カラス「焼肉定食です。先生はこのお店の焼肉定食が大好きなので」

 カラスはとても美味しそうに食べていたが、
ふと真剣な表情になるとアルに話しかけた。

カラス「先生は弱肉強食より焼肉定食の方が好きですね。
    弱肉強食がはびこりすぎた世界はよくないと思います。
    ……昔は弱肉強食こそすべてと考えていたこともありますが、今は違います。
    若気の至りです」

アル「そういえばカラス先生って今何歳なの?」
カラス「それは秘密です」

 夜、家に帰ったアルは夕飯時にそのことを話していた。

アル「……ということがあってね」
アムロ「なるほど。カラス先生って何歳なんだろう。
    俺も聞いたことないな」
シーブック(そうか。カラスがそんなことを……)

コウ「『青い巨星』の焼肉定食、美味しそうじゃない?
   みんなで行こうよ」
アル「コウ兄さん、あの定食にニンジン入ってたんだけど」
コウ*1「ニンジンいらないよ」


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最終更新:2023年05月18日 13:02

*1 原文ではカラスになっていましたが、勝手に修正