330通常の名無しさんの3倍2021/11/07(日) 20:16:13.52ID:1HHyMXJD0
今日は兄弟達の家にミリアリアとフレイが現れた。
ミリアリア「こんにちは!」
フレイ「取材の付き添いで来ました」
アムロ「久しぶりだな。取材なら俺が話せる範囲のことならOKだ」
ミリアリア「いえ、今日はアムロさんではなくドモンさんにインタビューをしたくて来ました」
ガンダムファイターのドモンはこの街の有名人である。
なにしろキングオブハートの異名を持ち、
ガンダムファイトの大会の出場者でもある。
知名度はとても高い。
アムロ「そうか。残念だが、今日はドモンは出かけている。
帰ってきたら聞くといい。ところで何についての取材なんだ?」
ミリアリア「マフティー=ナビーユ=エリンについてです」
アムロ「マフティー!?」
331通常の名無しさんの3倍2021/11/07(日) 20:18:06.25ID:1HHyMXJD0
マフティー=ナビーユ=エリン、
それはこの街を騒がせているテロリスト、犯罪者の一人である。
名前の由来は『正当なる預言者の王』という意味らしい。
彼は同名の組織を率い、いくつかの事件を起こしている。
その中にはマフティーの名前を借りた偽者の犯人もいるようだが……。
アムロがマフティーに関して知っているのはこうしたことである。
アムロ「ドモンがマフティーについて何か関連しているのか!?
何か事件に関わってしまったのか!? 教えてくれ!」
ミリアリア「実はこれは独自に極秘に入手した情報で噂なのですが……」
アムロ「実は?」
ミリアリア「マフティーはアッガイファイトに参加して、
キングオブアッガイの称号を狙っているらしいです。
そこでアッガイファイトに詳しいドモンさんに取材を、と」
アムロ「……その噂、何となくだがいわゆるガセだと思うぞ」
その日、帰宅したドモンはガンダムファイトのことについては喜んで話をしたものの、
肝心のアッガイファイトに関しては堅く口を閉ざしたままだった。
ミリアリア「マフティーは正当なるキングオブアッガイになりたいかもしれないのに!」
アムロ「俺のニュータイプの勘ではアッガイファイトは、
特に今のマフティーの動きと関係がないんじゃないかな……。
そもそもキングオブアッガイの称号って何だ?」
フレイ「ドモンさんにとってアッガイファイトは
黒歴史的なものなのかもしれませんね」
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最終更新:2023年05月18日 13:02