652花嫁と火星の王2023/02/12(日) 21:16:50.86ID:I2YeVVNU0
とあるバーにて
ミオリネ「はあっ! マスター! もう一杯!」
ニカ「ちょっとミオリネ。いくらなんでも飲み過ぎよ※」
ミオリネ「うっさいわね! こんなの飲まなきゃ※やってられないのよ!」

※未成年者はアルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません。

マルタン「で、でもあんまりうるさくするとさ、周りの人の迷惑もあるからね?」
向かいの席にいるオルガ「(ギロッ!)
マルタン「ひっ!? やばいやばいあれ絶対ヤ○ザだ。目を合わせないようにしないと」
ミオリネ「ヤ○ザがなんだっていうのよ! あんなの社会のルールからはみ出して好き勝手やってる奴等じゃない! 
     会社経営は大変なのよ! 嫌がらせみたいな細かいルール守って! 下げたくもない頭を下げて! それなのにアイツは…!」
ニカ「あいつって、スレッタのこと?」
ミオリネ「ヒック※ そーよ、スレッタよ! あの水星のタヌキ女、いっつも能天気でこっちの都合なんてお構いなしで!」

※しゃっくりが出たのは偶然でアルコール及びアルコールと同様の効果があるものは摂取しておりません。

ミオリネ「そもそもウチの会社が日登町に進出したのもアイツのためなのに、私の気持ちも知らないで…!」
ニカ「ああ、日登町に支店出すって話、急だったけどそういう裏があったんだ」
ミオリネ「ホント最悪! 学園にいたころは上手くやれてたのに、この町に来てから何もかも無茶苦茶! それも全部あいつのせいよ!!」
ニカ「それはさすがに言い過ぎじゃない?」
ミオリネ「言い過ぎじゃないわよ! ミンチー線とかいうワケのわからないスプラッタ実験のせいで社員全員トラウマ抱えたり、
     接待の席でデビルガンダムヘッドを生で食べるハメになったり…全部スレッタのせいじゃない!」
ニカ「あ、それでミオリネのお腹からたまに生き物の鳴き声するんだ」
ミオリネの腹<キシャー

オルガ「おいお前ら」
マルタン「ああっ!? さっきのヤ○ザ!?」
ミオリネ「何よアンタ。私たちに何か文句でもあるわけ?」
マルタン「すいませんすいません! こいつちょっと飲み過ぎてて…。すぐに帰りますので勘弁してください」
オルガ「マスター、こいつらに一杯振舞ってやってくれ。俺のおごりだ」
マルタン「フェッ!?」
ミオリネ「どういうつもり? 私たち、知らない人間におごられる覚えはないんだけど」
オルガ「俺ならこういう者だ」
ミオリネ「なにこれ名刺? ふん、『鉄華団団長 オルガ・イツカ』ね」
マルタン「ヒソヒソ(ね、ねえ鉄華団て)」
ニカ「ヒソヒソ(火星を拠点とする武装組織。早い話がヤ○ザね)」
マルタン「(ひえええ、なんで僕らそんな人に目を付けられたのさ)」
オルガ「大変だよな、この町に来たばかりだと。ミンチが蘇ったりMSのケンカが日常茶飯事だもんな。わかるぜ」
ミオリネ「ハ、あんたたちもよそ者ってわけ? だから一緒になって傷を舐めあいましょうって?」
オルガ「そういうんじゃねえさ。ただ俺たちの方がこの町には少しは詳しい。だから厄介ごとがあったら言ってきな。力を貸すぜ」
ミオリネ「! ど、どういうつもり! どうしてアンタらみたいのがウチの会社に手を貸すってのよ?」
マルタン「そ、そうですよ。うちみたいな小さな会社、たいしてお金なんて無いですよ!?」
オルガ「初めから金なんて期待しちゃいない。あえて理由を言えば、俺とあんたは似てる。そう思っただけさ」
ニカ「ミオリネとオルガさんが似てる?
マルタン「あ、ぎ、銀髪とか?」
ミオリネ「バカなこと言ってんじゃないわよ! アンタと私、どこが似てるっていうのよ?」
オルガ「そうだな。例えば…ガンダム兄弟のせいで、無理やりデビルガンダムヘッドを喰うハメになったとことかな」<キシャー!
ミオリネ「! このお腹から聞こえる威嚇音、まさかアンタも!?」
オルガ「フッ、あんたも医者から貰った薬はちゃんと飲めよ? でねえとゾンビ兵になっちまうからな」<キシャー!
ミオリネ「あれが鉄華団団長、オルガ・イツカ…!」<キシャー!

  \  株式会社ガンダムはケツモチを手に入れた! 企業のレベルが上がった!!  /

三日月「オルガ、最近疲れてるみたいだからまたガンダムヘッド取りに行かないと」
スレッタ「わたしも! 前食べた時、ミオリネさんおいしいって言ってたから!」


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最終更新:2023年05月30日 12:32