658コウサカ姉弟、家出する。2023/02/13(月) 17:13:44.92ID:K0/SCTak0
※部屋の奥で言い争う描写として、台詞を半角カタカナにしている部分があります。


~ある日のコウサカ家にて、事件が起きた…~


「モウイイカゲンニシテクレ! トウサンハ ボクト ネエサンノジンセイヲ メチャクチャニスル ツモリナノカ!?」


チナ「ユウ君、またお父さんと言い争ってる…大丈夫かな?」


「トウサンガ デビルガンダムヘッドナンテ ヤバイモノニ テヲダシタセイデ! ボクヤネエサンガ ドレダケメイワクシテルト オモッテルンダ!
キンジョノ ヒトタチカラハ シロイメデ ミラレルシ、ガンプラバトルヲ シテルトキダッテ
「アヤシイリョウリバカリダス ミセノムスコ」ッテ バリゾウゴンヲ アビセラレテルンダゾ!」

「オ、オチツキナイユウマ・・・チャントアンゼンニ シタショリハシテル・・・」

「ソウイウモンダイジャアナイ! ソモソモ、デビルガンダムノ イチブデアル アレヲタベルコトジタイガ オカシインダヨ!」

チナ(そうだよね、ユウ君の言う通りだよ…何でお父さん、あんなものに魅入られちゃったんだろう?)

「コレイジョウ イエニイタラ・・・ボクモネエサンモダメニナル…コンナウチ、デテイッテヤル!!」

バンッ!!(ドアを乱暴に開ける音)

チナ「ユ、ユウ君…!?」
ユウマ「行こう姉さん、このまま家にいても…何も変わらない!」

659コウサカ姉弟、家出する。2023/02/13(月) 17:16:27.92ID:K0/SCTak0
~姉のチナを連れて家を飛び出したユウマ。既に2人分の荷物をまとめてあり、家出する覚悟は万全だったようだ~


チナ「ね、ねえユウ君…本当に家に帰らないつもりなの?」
ユウマ「当然だよ姉さん。父さんのせいで周りから後ろ指を刺されるのはもうたくさんなんだ…姉さんだってそうだろ!?」
チナ「確かにユウ君の気持ちは分かるけど…後、これからどうするつもりなの?」
ユウマ「その辺に抜かりはないよ。『あそこ』ならきっと、僕達を受け入れてくれるはずだから…」


ガンダム家
シロー「さっき2人から話を聞いたんだが、どうもコウサカオーナーがデビルガンダムヘッドを使った料理を
    作る事に対してユウマ君が我慢の限界を迎えたらしい。しばらく自宅には帰りたくないそうだ。」
セイ「なるほど…委員長とユウマ君が家に来たのはそんな理由だったんだ」
イオ「それに、前々からレストラン「コウサカ」には黒い噂が絶えなかったからな。ユウマの野郎がブチ切れるのも当然だぜ」




アムロ「事情は把握した。家に居候したいと言うのなら、遠慮せずに好きなだけいてくれて構わない。
    しかし、親御さんを心配させるのは感心しないな。君達がここにいる事については
    俺の方からコウサカオーナーに連絡を入れておく。いいね?」
ユウマ「分かりました、ありがとうございます。」
チナ「でも、食費とかは大丈夫なんですか?」
アルレット「心配しないで、居候が2人増えた程度で我が家の家計は傾かないわよ」


ユウマ「というわけだセカイ。しばらく厄介になるぞ」
セカイ「ああ!アムロ兄ちゃんも遠慮しなくていいって言ってたからな!」

チナ「イオリ君、急に押しかけちゃってごめんね?」
セイ「だ…大丈夫だよ委員長!」


コウサカオーナーがデビルガンダムヘッド料理を作る事で一番迷惑してるのは
チナちゃん達姉弟に違いない・・・と思い制作しました。


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最終更新:2023年05月31日 10:39