528通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2024/02/09(金) 22:53:20.24ID:iNZS2jiX0
居酒屋『
青い巨星』、居酒屋という名前とは裏腹に、
まだお酒を飲まない学生達にも利用されることが多いこのお店は、街の憩いのスポットでもある。
そんなこの店舗の主人はランバ=ラルであり、同時に彼は料理の達人だ。
例えば……。
シン「ランバ=ラルさんってフグ調理の免許も持ってるの!?」
ランバ=ラル「ああ。フグに限らず色々料理関係の免許は持っているが」
お店の中でグフのパイロットであるアスランやハイネと一緒にランチのご飯を食べていたシンは
驚いてもう一度聞き返した。
シン「ホントにホント?」
ランバ=ラル「嘘をつく理由がない。
お店のメニュー表には書いていないが予約をすればフグ料理をお客様に出しているよ」
アスラン「なるほど、裏メニューというやつだな。俺もここのフグのことは今初めて知った」
ハイネ「ここまで話を聞くと実際にこのお店でフグを食べたくなるな」
というわけでその晩、家族とのご飯の時間にシンはフグ料理を食べに行くことを兄弟達に提案した。
シン「……だからランバ=
ラルさんのお店のフグのコース料理を食べに行こうよ」
アムロ「フグか。ウチの家族は大人数だからな。コースの値段も高そうだし」
三日月「そもそも俺は海産物料理が苦手だ」
アムロ「三日月、嫌いな食材が多いのはよくないな。三日月にももっと食べられるものを増やしてほしい。
よし、シン。決めた。条件をつけるから、それが達成されたらフグを食べに行こう」
三日月「俺がフグを食べられるようになったらか?」
アムロ「それもそうだが、それ以上に三日月より偏食な人間がこの部屋にいるだろ?
そこで夕食のニンジンの皿とにらめっこしているコウがニンジンを食べたらだ」
それを聞いたコウは即座にアムロの方を振り向いた。
コウ「話がこっちに飛ぶの!?」
アムロ「コウがニンジンを食べることができたらお祝いにフグのコース料理だな」
シン「コウ兄さん! ニンジン食べて!」
コウ「ニンジンいらないよ!」
最終更新:2025年04月28日 12:55