ありそうな展開
夕方。夕食間近のひと時、大きな腹時計の音がした。
ドモン「なんで一斉に俺の方を見るんだ」
ジュドー「いや、ドモン兄さんそういうキャラだし、そういうことで」
ドモン「キャラかよ!俺はちゃんと(レインが)カロリー計算しているんだ。腹時計を鳴らさないようにコントロールしているッ!」
???「……あの」
言い合っていると、ドモンのいる反対側でおずおずと手を上げる姿があった。
マリナ「……私です」
刹那「……」
手を上げたのは刹那に何か用事があって訪ねて来ていたマリナという女性だった。
洗練された物腰は上流階級の出身を思わせるが、刹那が詳しい話をしないのでわからない。
シローが、仕事中に立ち寄る立ち食いそば屋や牛丼屋でたびたび見かけたらしいが…。
一同「……」
ジュドー「……(空気読んでよ。お客さんに恥かかせちゃ悪いじゃないか)」
ドモン「……(そういうものか…?わかるんだったらお前がやれば済むじゃないか。なんか納得いかん)」
アムロ「…そろそろ夕食時だし、お客さんにも夕飯召し上がって行ってもらったらどうかな」(ロランとアイコンタクト)
ロラン「そ、そうですね。ぜひ召し上がっていって下さいよ」(アムロとアイコンタクト)
ジュドー「…そうしなよ。ロラン兄さんの料理はそこらの店でもだせるぐらい美味いんだぜ」
マリナ「あ、ありがとうございます。せっかくですしご好意に甘えさせていただきます」
ロランが夕食の準備で台所に引っ込んで、アムロは刹那を廊下に連れ出した。
アムロ「刹那、あれはジュドーじゃなくてお前がフォローする場面だ」
刹那「そういうものなのか?」
アムロ「そういうものなんだ!あと、マリナさんが帰るときはちゃんとお前が送っていくんだぞ」
刹那「兄さんがそう言うなら…了解。
ガンダムで出る」
アムロ「いや、エクシア使わなくても普通に車でいいから」
最終更新:2019年12月06日 22:25