マリナ「米のぉひと粒ぅ、命の元ぉ~。米のぉひと粒ぅ~」
ジュドー「また残飯漁りが来たっ」
アムロ「うわっ、俺の茶碗を舐められた。ロラン、洗い物は念入りに頼む」
ウッソ「お姉さん、ボクのお茶碗も舐めてくださいっ。ハァハァ」
シーブック「魚の骨も食べるのかな……。うわ、取った」
ガロード「すげえ。頭からバリボリ食ってやがる」
アル「こっち見たー!」
刹那「……(自重するよう、手紙を書くか)」
ドモン「骨まで食うとは見上げた根性だ。喉も鍛えてると見た。こいつ、なかなかやるな」
カミーユ「そういう問題じゃないだろ」
マイ「観察記録を残しておこう」
コウ「今がチャンスだ。ニンジンを寄せて……、よし成功」
ヒイロ「排除するか?」
シュウト「キャプテンが無反応だから、害はないんじゃない?」
セレーネ「AIいじって防犯登録する? ……ちょっとキャプテン、逃げないでよ」
ギンガナム「物乞いになぁ。ローラ・ローラの朝飯など食わせるわきゃねーだろおおぉ!」
キラ「食後に現われるこの女の人のほうが、まだマシだよ」
シン「たしかにキラ兄の言うとおりだけど。……なんか釈然としないんだよな」

シーリン「毎度毎度、お騒がせして申し訳ございません」
ロラン「いえ、もう慣れましたから」
マリナ「イヤっ、離して! まだお味噌汁のお椀にワカメが付いてるのにぃ!」

マリナ・イスマイール観察記  記録員:オリヴァー・マイ』
本日も例に漏れず、マリナ・イスマイール氏が我が家の残飯を完食せり。
魚の骨までことごとく平らげる彼女は、まさに圧巻のひと言と言わざるを得ない。
だが、ここに重大な問題点を発見す。
コウが嬉々としてニンジンを残すようになってしまった点である。マリナ氏もそれを狙っている模様。改善点の洗い出しが急務であり、兄として責任を痛感す。
シーリン氏から得た情報ではマリナ氏は皇女とのことだが、その素性は定かではなく、さらなる調査の必要性を認む。
考察:マリナ氏は残飯漁りによって我々兄弟全員と粘膜の接触があるのを知っているのだろうか。
   弟たちの教育上にも問題があるため、対策が必須である。



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最終更新:2020年01月13日 10:09