75 名前:クリスが結婚!?バーニィピンチ!? 1投稿日:2008/04/09(水) 00:54:38 ID:???
シャア「少なくとも私たちは君とクリス君の関係を知っている」
バーニィ「い、いや…まだ告白すらしてませんよ…」
赤面になりつつも必死に弁論するバーニィ
シャア「だが、邪魔をするつもりなどなかった」
バーニィ「それは…」
シャア「アムロめ…まさかあんなに
エロ大名だったとは…」
バーニィ「だからクリスとは…」
シャア「行くぞ!バーニィ君」
バーニィ「えっ?ちょっとまだ会計がぁぁぁぁぁ…」
バニング(マスター)「頑張れよ青年。ここは奢ってやる」
バーニィ「ここは…?」
シャア「安心したまえ、ここは私の家だ」
バーニィ「思ったよりも普通の家なんですね…」
豪邸ほど大きくなく、かといって狭くもない
そう表現するのがぴったりな家であった。
76 名前:クリスが結婚!?バーニィピンチ!? 2投稿日:2008/04/09(水) 00:55:54 ID:???
シャア「我々が得た情報ではあの店はラーカイラム社ではない」
バーニィ「それはそうでしょうね…ん?我々?」
シャア「ああ、今回は彼らに協力を依頼していた」
いつの間にか部屋の入り口に立っていたのは…
バーニィ「えーと、シーマさん、
ラルさんとガトーさん?」
シーマ「人の恋路を邪魔する奴は大嫌いさね」
ラル「アムロめ…あんなことをするとは…」
ガトー「安心したまえ、我々が君を必ず助けよう」
バーニィ「はい…ありがとうございます」
なぜか不安を抱くバーニィであった…
シャア「どうやら挙式当日には兄弟総出らしい」
ラル「ああ、お得意様の警察官の1人が教えてくれたよ」
2時間前…
ラル「どうした小僧?荒れてるな」
ミケル「BBに別れを提案されたんですよ!
それなのにうちの隊長は兄の結婚式の為に明日は家族で休み!」
ラル「まだ別れが決まった訳ではないだろ?」
ラル「あの小僧の隊長はシロー・アマダ…兄弟の1人だ」
バーニィ「明日にはクリスが結婚式だって!?」
77 名前:クリスが結婚!?バーニィピンチ!? 3投稿日:2008/04/09(水) 00:57:09 ID:???
シャア「早いな…」
シーマ「コウに確認したところ本当のようだね」
ガトー「ああ…アル君にも聞いたが本当のようだ」
バーニィ「やっぱり…俺なんかが…」
シャア「君は本当にそれでいいのかね?」
バーニィ「えっ…」
バーの時と同じことを聞かれるバーニィ…
シャア「君はクリス君のことをどう思っているのかね?」
バーニィ「俺が…クリスのことを…?」
(クリスは…綺麗な人で…可愛くて…料理も上手で…そして…)
バーニィ「俺は…クリスのことが……好きです!」
シャア「だから君がやるべきことは?」
バーニィ「式場に花嫁を迎えに行きます!」
シャア「それでいい!さあ、あと8時間で式が始まる」
バーニィ「今から向かいます」
シャア「うむ、行くぞ」
一同「おぉぉぉ!!」
78 名前:クリスが結婚!?バーニィピンチ!? 4投稿日:2008/04/09(水) 00:58:46 ID:???
バーニィ「シャアさん…これは…」
シャア「ザクⅡ改じゃいろいろ不便だろう?」
バーニィ「そうですけどザクⅢなんて…それもこんな色に…」
シャア「気にするな、花婿にはそれがお似合いだ」
バーニィの乗ったザクⅢは純白に染められていた
シーマ「式場の警備は手薄のようさね」
ガトー「だが兄弟の
ガンダムがあるはずだ」
ラル「問題ない、彼ならそれをも乗り越えるさ」シャア「目標まであと4分、式開始まであと5分」
バーニィ(クリス…君の心はわからない…けど俺は!)
シーマ「兄弟のガンダムが多数稼働!」
シャア「さあ、兄弟は引き受けた、君は花嫁を迎えに行け!」
バーニィは4人の援護を受けて無事式場にたどり着いた…
シャア「バーニィ君あとは頑張れよ…」
バーニィはそんな声が聞こえたような気がした…
バァァン!!
厳かな空気を壊す扉を開ける音…
バーニィ「クリス!」
クリス「バーニィ!?」
アムロ「バーニィ君!?」
そこには神父と純白のドレスに身を包んだクリス、
さらに純白のタキシードを着たアムロが立っていた…
そしてなぜかカメラを持った人が撮影をしていた…
80 名前:クリスが結婚!?バーニィピンチ!? エピローグ投稿日:2008/04/09(水) 01:00:06 ID:???
式場の控え室で3人が話していた…
バーニィ「えーと、つまり2人は会社の仕事で結婚式を…」
クリス「そうよ、ラーカイラム社がアムロさんをモデルにして結婚式の写真を撮ってもらうように依頼されたの」
アムロ「だがチェーンを花嫁にしてはいろいろ支障がでる」
クリス「だからアムロさんと近所で知人の私がってこと」
バーニィ「そうだったんですか…すいません」
アムロ「まぁ…俺が一番の元凶なんだ…気にするな」
そういってアムロは部屋を出ていった…
バーニィ「なんだか余計なことをしちゃったな…」
クリス「でもかっこよかったわよバーニィ」
バーニィ「クリスは綺麗だったよ」
互いの言葉で赤面する2人…
クリス「そうだ!折角だからこれを着て」
バーニィ「でもこれって…」
クリス「いいから、いいから」
バーニィ「わかったよクリス」
バーニィが着替え終わるとそこには花婿と花嫁がいた…
クリス「似合うじゃない」
バーニィ「そうかな…?」
クリス「うん、さっきよりもかっこよくなった」
バーニィ「それはあのときはクリスのこ…」
最後まで言い切ることができなかった…なぜならば…
fin
最終更新:2020年07月09日 21:04