(特に記述がなければWikipediaより引用)
| ザクⅡ |
| 型式番号 |
MS-06 |
|
| 頭頂高 |
17.5m |
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| 総重量 |
56.2t |
全備重量67.1t |
| 武装 |
120mmライフル 280mmバズーカ ヒート・ホーク シールド 他 |
俗にザク・マシンガンとも
|
| 所属 |
ジオン公国軍 |
その他、戦後は様々な勢力に渡り運用された |
| 主要パイロット |
一般兵 |
エース機としてシャア・アズナブル他が搭乗 |
機体概要
一年戦争機にジオン軍の主力量産MSとして大量生産された機体。
初の量産MSである「旧ザク」ことMS-05 ザクの設計を根本から見直すことによって性能をさらに向上させることに成功した。
戦争序盤において、未だ大艦巨砲主義を引きずる地球連邦軍に決定的な大損害を与え、戦闘におけるMSの優位性を決定づけた機体でもある。
固定武装を持たないことによって高いオプション性、汎用性を与えた非常に優れた設計は、後のMS開発において多大な影響を与えることになる。
戦争が長引くにつれて新型機の投入や連邦のジムの台頭によって旧式化が進み、特にビーム兵器を装備した
ガンダムやジムに対しては歯が立たなくなってしまうものの、
一年戦争全般においてジオン軍の優勢を牽引し、以降のMSの基礎となった本機が歴史上に名を残す名機であることは間違いないだろう。
デザインは大河原邦男。
武装紹介
主兵装として装備している120mmマシンガン。主にザク系列の機体が使用していたことからこう呼ばれる。
別にザクの専用装備というわけではなく、機構は装備内で完結しているため他の機体でも使用可能。
一口にザク・マシンガンと言っても機体や生産時期等によって様々な種類があるが、
銃身上部に取り付けられている円盤型の弾倉から給弾を行う点はどの種類ても概ね共通している。
ザクⅠの105mmマシンガンの改良型とされ、セミオートとフルオート、つまり単発と連射を撃ち分けられるため、機構はマシンガンと言うよりアサルトライフルに近い。
口径は280mm、もしくは240mmともされる。元々は対艦用の装備。
装弾数は単発説と5発説があるが、装弾を行っていた描写がないため実際の設定は不明。もっとも劇中では一回の戦闘で6発発射している機体がいるが・・・
テレビ版第5話にてガンダムのシールドを貫通したり、ア・バオア・クーにおいてガンキャノンの脚部を吹き飛ばしたりしており、
対艦用だったことだけあって直撃すればルナ・チタニウム合金装甲を採用したMSでも甚大なダメージを被る。
これも元々は対艦用の格闘兵装。
斧型をした刃から高温を発生させ、敵装甲を溶断する。そのためか劇中でも切り裂くというか叩き斬る斬り方をする。
ガンダムのシールドを両断し、ガンダムNT-1を一刀の下に大破させる等、その威力はかなりのものであることが伺える。
ザク以外にも様々な機体が装備しており、
類似の機構を持つ装備に剣型の「ヒート・ソード」、両刃にした「ヒート・トマホーク」等がある。
原理は不明だがビームサーベルと切り結ぶことが可能(一応、刀身がプラズマ化していることでこれが可能としている資料もある)で、ビーム兵器よりも消費エネルギーが少ないという利点をもつ。
もっとも、前者は後に技術改良によってビームサーベルの出力が向上したことにより、切り結ぼうものなら装備もろとも両断されてしまうようになるが。
右肩に装備されているシールド。
かなり大型であるがシールド自体が可動せず、十分にその機能を果たせず被弾してしまう場合がほとんどだとされている。
故にシールドというよりは流れ弾対策の装甲板という扱いを受けているが、後のザク系列の機体には必ず装備されている。
特徴
本機は戦車のように武装を機体内に内蔵するのではなく、外付けの兵器をマニピュレータ(手)を介して保持するという方式を採っている。
このため、一度に持てる装備の数が制限されてしまうという欠点はあるものの、武装の換装がただ装備を持ち変えるだけで完了するという非常に高い汎用性を持つに至った。
装備が時代遅れになってもその装備のみを新型のものに取り替えるだけで同じ機体をバージョンアップなしで使い回せるというメリットは開発費用を大きく削減できるという面でも非常に大きい。
さらに各種装備の構造が装備内で完結しているため、同様のマニピュレータを持つ機体なら同じ装備を共有することができるという点も優れている。
また、腕部の構造のみに留まらず、機体各部の構造ができる限り単純化されているため、メンテナンス性も非常に高い。
これは一年戦争内においてその生産数もあって膨大なバリエーション機が製造されたことが証明しているだろう。
問題点
本機の優れた設計からくる高い汎用性は間違いなく長所であるのだが、一方で戦争終盤にジオンが劣勢に立たされる要因にもなってしまった。
本機は戦争序盤において圧倒的な優位性を持ち、また地形を問わない高い汎用性は、他の追随を許さなかった。
これが何を引き起こしたかというと、全部ザクでいいという状態になり、新型機の開発研究が止まってしまったのである。
戦争末期、連邦のガンダムの活躍や、ジムの量産体制を整ったことによる本格的な実戦投入が始まると、いよいよ機体の旧式化が顕著になってくる。
その頃になってようやく後継機であるゲルググの量産が始まったが、既にザクは性能面で勝るジムに敵わなくなっており、
しかしながらザクに代わる機体もまだまだ数が足りなかったため、結果的にザクを出さざるを得なくなってしまう。
結局ゲルググの本格量産が始まる前に戦争が終結してしまったため、戦争末期のジオンの劣勢が覆ることはなかった。
作中での活躍
戦争序盤では圧倒的な優位性を保っていたものの、「
機動戦士ガンダム」の舞台である戦争終盤〜末期には、既に述べた通りその優位性は急速に失われていく。
特にガンダム始めホワイトベース隊の前には無力も同然であり、序盤で
パイロットが素人なのにも関わらず多くが撃破された。
末期に実戦投入されたジムやボールに対しては善戦したものの、やはり性能差から厳しい戦いを強いられる。
特にボールの投入が始まった時点で物量差でも劣るようになってしまったため、その戦力差は決定的となった。
ジオンの快勝を支えた名機はジオンと共に衰えていったが、
本機の特徴的なデザインやその優れた設計は後の機体にも引き継がれていくことになる。
バリエーション
一年戦争中には8,000機という膨大な数が生産されたが、それに伴って非常に多くのバリエーションが存在した。
また、ザクⅡ自身も戦争中に幾度かのマイナーチェンジを経ている。
本項ではその一部を紹介する。
ガンダムに馴染みの無い人でも知らない人はいないであろう、かの有名なシャア専用ザク。
機体を彼のパーソナルカラーである赤(劇中では赤というよりピンクに近い。THE ORIGINではより濃いワインレッドとなっている)に塗装した指揮官機。
色以外には指揮官機であることを示す頭部ブレードアンテナの追加と、スラスター類が強化されている。
高性能ではあるが増加した推力により、やや扱いづらいピーキーな機体となっているようだ。
シャア専用ザクはよく「通常の3倍速い」と言われるが、実際に増加した推力は1.3倍である。
余談
- 名称の由来は本機の役割をストレートに表現した「雑魚」と、軍靴の「ザクッザクッ」という音を掛け合わせたものであることはあまりにも有名。
- デザインの元となっているのは、「背広」と「ガスマスク」とのこと。
- なお、デザインはわずか2稿ほどで決定となったという。
- 当時は敵役のメカが商品化されることはなかったため、スポンサーからの注文や依頼が無く自由にデザインできたからだという。
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最終更新:2016年02月28日 14:18