ニュース・ログ3

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ニュース・ログ3 - (2007/07/13 (金) 18:27:38) の編集履歴(バックアップ)


7/10

UIゼンセン同盟:事業の譲渡「早期に一括で」要望(毎日新聞)

グッドウィル・グループのコムスンなどの介護事業譲渡問題で、労働組合・UIゼンセン同盟は10日、柳沢伯夫厚生労働相あてに、早期に事業を一括譲渡するよう指導することなどを求める要請書を提出した。【柴田朗】

「契約社員は3年で正社員に」私鉄総連が制度導入要求へ(読売新聞)

大手私鉄やバスなどの労働組合で作る産業別労組「私鉄総連」(230組合、組合員約12万人)は10日、松山市で中央委員会を開き、3年間勤務した契約社員などの非正社員について、正社員に転換する制度を導入することを秋の労使交渉で求める方針を決めた。

正社員との賃金格差など、非正社員の労働条件の改善に向けた取り組み。連合によると、主要の産別労組が、労使交渉で具体的な期限を明示し、正社員に切り替える制度を要求に掲げるのは珍しいという。

私鉄総連が2004年度に、加盟組合を対象に行った実態調査では、回答した約160組合の企業の従業員約12万人のうち、非正社員はバス運転手や駅係員など約2万人。2割近くを占め、1割程度だった02年度の調査よりも増加傾向にある。非正社員の中には、生活費を補うために残業するケースも目立ち、離職率も高いという。

このため、非正社員の待遇改善策として、労働基準法が契約社員についての雇用期限の上限を原則3年としているのを目安に、3年間勤務した非正社員の正社員化を求めることにした。

宮下正美委員長は「同じ制服で同じ仕事をしているのに、賃金が違う不公平感は放置できない。交通機関の安全を支えるには、雇用や賃金への不安をなくし、生活の安定を確保することが必要だ」と話している。

「直接雇用求めたら派遣契約解除」、自動車工業会を提訴(朝日新聞)

日本自動車工業会(東京都港区)で3年9カ月間、派遣社員として働いていた千葉県在住の女性(34)が10日、「直接雇用を求めたら、派遣契約を解除された」などとして、同会に対し慰謝料300万円と直接雇用を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、女性は02年12月、人材派遣会社と派遣労働契約を結び、同会で働き始めた。契約上の勤務内容は、労働者派遣法で期間制限がない専門業務の「受付案内業務」だったが、実際には書架の整理など、専門外の業務が多かった。

このため女性は06年9月、勤務実態は最長3年間の期間制限がある業務だとして同会に直接雇用を要求。東京労働局にも指導を求めたところ、同月末に同会は派遣会社との契約を打ち切り、女性を事実上「解雇」した。

同会広報室は「係争中なのでコメントできない」としている。

私鉄総連、2万人の正社員化を要求へ(朝日新聞)

私鉄やバスなどの労働組合でつくる私鉄総連(230組合、12万人)は10日、松山市で中央委員会を開き、非組合員を含む非正社員2万人程度の正社員化を、会社側に求めていくことを決めた。産業別労組が正社員化の具体的な要求を掲げる例は少なく、他の労組にも影響を与えそうだ。

私鉄総連は07年春闘でも非正社員の賃上げなどを求めてきたが、輸送の安全確保などのためには待遇改善だけでなく正社員化が必要と判断。3年以上継続して働く契約社員やパートらを社員として採用するよう、傘下の労組が会社側に働きかける。私鉄総連は「秋から本格的に交渉を始め、年内には方向性を示したい」としている。

そろそろ人材派遣での起業は考えた方が・・(起業の目)

わたしが、サイト「転ばぬ先の起業講座」の中で運営している起業相談に、この2年近くのあいだ間断なく寄せられる相談の典型例の一つに、人材派遣での起業があります。

業界大手のフルキャストやグッドウィルのように、不正行為が公になって社会的に糾弾さていても、一向に人材派遣での起業を考える人は減りません。

わが国で最も求人倍率の高い近畿圏において、求人の半数近くは人材派遣であり、この地域の開業業種で最も多いのも人材派遣業と云われています。

【 動画 】最低賃金引き上げで合意~政府円卓会議(日テレNEWS24)

政府は9日、政労使の代表らでつくる「成長力底上げ戦略推進円卓会議」を開き、最低賃金の引き上げ目安を示す「中央最低賃金審議会」に対し、07年度の最低賃金を引き上げる方向で審議するよう求めることで合意した。

9日の会議で、厚労省から、07年度の最低賃金に関し、中央最低賃金審議会が示す引き上げ目安は、5円程度になると見通しが示された。これに対し、出席者から「5円だと8時間働いて40円。たばこ1箱にもならない。今の時代に合わない」などの意見が出された。


 こうした意見を踏まえ議論した結果、円卓会議は、中央最低賃金審議会に対し、07年度の最低賃金を引き上げる方向で審議するよう求めることで合意。また、中長期的な引き上げの基本方針についても年内をメドに取りまとめることで合意した。

【 ニコニコ動画(*要アカウント) 】「データ装備費」ピンハネ、グッドウィルを集団提訴へ(ABC放送ムーブ)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm587007
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7/9

傷害:幹部組員、登録の派遣会社間違え他社員殴る 埼玉(毎日新聞)

自分が登録している人材派遣会社と間違え、同業他社に乗り込んで社員を殴ったとして、埼玉県警熊谷署は9日、同県熊谷市新堀、暴力団幹部、厨子博彦容疑者(55)を傷害容疑で逮捕した。「殴った後に勘違いと分かったが、引っ込みがつかなくなった」などと供述。気まずさから事務所に名刺を残したことが逮捕につながった。調べでは、厨子容疑者は6月27日午後2時45分ごろ、熊谷市内の人材派遣会社事務所で、男性社員(47)の顔を殴り、右眼底骨折など全治1カ月の重傷を負わせた疑い。厨子容疑者は「生活が苦しい」と、職探しのため同市内の人材派遣会社に登録。しかし、職を紹介してもらえないため会社に文句を言おうとしたが、無関係の同業他社の事務所に行ってしまったという。厨子容疑者は「逮捕されたら食うには困らないからいいと思った」などと開き直っているという。【小泉大士】

グッドウィル・グループ、情報開示改善を報告(朝日新聞)

グッドウィル・グループ(東京証券取引所1部上場)は9日、東証に情報の適時開示について改善状況報告書を提出した。「ファンドが連結対象子会社に該当するという認識を欠いていた」など問題点を認め、情報開示委員会を社内に置くなどしたという。昨年10月31日に大手請負会社「クリスタル」をファンドを通じて買収したが、正式発表が11月18日まで遅れた。東証は「改善状況が確認できた」として追加報告は求めない方針。

日雇い派遣の不透明天引き、厚労省が業界を一斉指導へ (グッドキャスト)

厚生労働省GJ!
といいていですけど遅いんす…
天引き理由がはっきりしている会社が存在するのか疑問なのですが…
でも動いてくれるだけでもいいよね。
他社の登録スタッフも安心だ!
私のお勤め先も返還するでしょうしw

フルキャスト〜業務管理費返還します〜違法でした!(グッドキャスト)

世の流れに従い返還するってことなのかなぁ?
返還になり嬉しい気持ちがありますが、今まで徴収していたのはいったいなんだったんだとorz
違法でしたと認め、全額返還するから許して欲しいってことか??
フルキャストに続き、今後返還を表明する会社も増えていくでしょうね。

goodwillグッドウィルの有休支給額は少ないのだ。(40歳までに結婚できるかな?)

有休の金額が、実働時間相当の金額ではなかったのですよ!
支店に確認したら「労働基準法の基づいて、直近3ヶ月の平均賃金が有休支給額です」との事。

はぁ~???

今まで派遣で27歳から働いてかれこれ9年ですよ。
そんな有休の出し方の派遣会社、初めてなんですけど。

フルキャストはじまったな(切込隊長BLOG(ブログ))

派遣も概ねそうなのだが、人材に関する仕事で斡旋仲介料を取る仕事の急成長の後始末って、コンビニ以上の急ブレーキになってしまうのかもしれんな。それにしても、労組があったとは知らなかった。やりすぎは良くないが、組合活動と企業経営が馴れ合わないならこの手の搾取も是正されんのかね。

ドジヤンの気まぐれ日記管理者もmobaito.com?番外編(ドジヤンの気まぐれ日記)

皆さん、 こんにちわ♪ 本日はデーター装備費問題などで、 問題山積のグッドウィルの支店の一つ、グッドウィルSP南越谷支店に週末の様子を合わせてレポートを致します。

天声人語「低賃金に悩む若い世代」(朝日新聞)

時代小説を読んでいると「口入れ屋」という稼業が時おり出てくる。奉公口や日雇いの仕事を斡旋(あっせん)する業者である。店に来る町人や浪人者の人物を瀬踏みしつつ、職をあてがう。小説のこと、情に厚い善人もいれば、腹の黒いのも登場する。当節は代わって、人材派遣会社である。和紙に筆の時代と違って、日雇いの場合だと、携帯電話やメールで働き手を指図して派遣する。規制緩和の波に乗って、業界全体で大きく売り上げを膨らませている。腹の「黒っぽい」業者もあるようだ。日雇い派遣者からの不透明な天引きが、業界あげての問題になっている。一度の勤務ごとに数百円。名目は「業務管理費」「データ装備費」などさまざまだが、使途ははっきりしない。保険料だと説明されたのにケガをしても出ず、「詐欺」と怒る人もいる。厚生労働省は一斉指導に乗り出すことになった。全額返還を決めた大手もあるが、業界全体の総額は100億円を超すと見られる。ちりも積もればと言うが、取りも取ったりである。〈搾取した金は善窃取した金は悪〉と、川柳家の井上剣花坊(けんかぼう)は詠んだ。昭和初期に川柳を「社会詩」と言った人だ。「搾取が善」とは無論、資本家への痛烈な皮肉である。ひそみに倣って、不透明な天引きをどんな種類の「取」とみなすべきか。〈明日と云(い)ふ希望を暗い国に置き〉という、やりきれない句も剣花坊にある。日雇い派遣者には、低賃金に悩む若い世代も多いという。希望まで失うことのないよう、国にはきっぱりした姿勢がほしい。

サンディエゴ・サンセット(非実力派宣言〜39歳(♂)のお気楽副作用〜)

      • ってなわけで・・・ 意外に早く来ましたね・・・この会社の夕日・・・ 「グッドウィルグループ」の落日っぽい感じの日。

私・・・この会社の系列会社の4社に、 かつて籍がありました。

徹底追及シリーズ第4弾!グッドウィル、今度は「謎の白紙委任」問題が急浮上!(週刊プレイボーイ 7月9日発売 好評発売中 定価330円)

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7/8

グッドウィル「データ装備費」返還訴訟 提訴を決定!(Spiders’ Nest -- フリーター全般労働組合)

7/7、グッドウィルで働く日雇派遣労働者が集まり、「データ装備費」の全額返還を求める集団訴訟を行うことを決めました。早ければ7月中にも東京地裁に提訴する方向で準備を開始します。フルキャストは昨日(7/6)、「業務管理費」の全額返還を回答したばかり。グッドウィルの不当性はますます浮き彫りとなり、グッドウィルスタッフの怒りが沸騰する集会となりました。

グッドウィルはバッドウィル!プライドは無いのか?(今もおげんきですか)

実際私の知り合いにも折口帝国に登録し、5年程度不定期に駅前でティッシュや団扇を配っている主婦が居る。先日、「お金返ってきたの?」と聞いたら「メールもなにも来ませんね。別に良いかなって。。。」と未だになんの連絡もその人のところへは無いらしい。 ありえねーだろ? これだけ騒がれていてさ。 だらしない会社だよな。

グッドウィルのデータ装備費の対応“時効”(三流起業家のつぶやき!)

泥棒が“盗品”を返したからと言って、窃盗を犯した罪がご破算になることはない。
罪は、罪である。コンプライアンスという認識がない企業は、この社会から退場しなければならない。

フルキャストも返還?(日払い派遣.blog)

ま、とにかくグッドやフルで文句言ってる奴は所詮使えない奴。要領いい奴はそれなりに条件のいいところで仕事してます。閑散期の仕事がないときだけ大手のスポット現場に入る。それでいいかと思います。 厳しいようですが、使えない奴はどこ行っても使えない奴です。

【 動画 】“天引き”返還求め、グッドウィルを提訴へ(日テレNEWS24)

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日雇い派遣最大手・グッドウィルが「データ装備費」の名目で給与から不明朗な天引きを行っていた問題で、労働組合は返還を求めて集団提訴に踏み切る方針を決めた。グッドウィルはこれまで、返還は過去2年分に限るとしているが、労働組合は「グッドウィルの対応には誠意がない」として、提訴する方針を決めた。

グッドウィル労組が集団提訴へ=「データ装備費」天引き問題(時事通信)

グッドウィル・グループが派遣労働者の給与から1回の労働につき200円を「データ装備費」として天引きしていた問題で、派遣労働者でつくる労働組合グッドウィルユニオンは7日、同グループの派遣会社グッドウィル(東京都港区)を相手に、天引き分の返還を求めて東京地裁に集団提訴することを決めた。組合側は、同社が創業された1995年以降、天引きを続けてきたデータ装備費の全額返還を求める。原告数は今後検討するとしている。

グッドウィル労組、データ装備費の全額返還求め提訴へ(日本経済新聞)

大手人材派遣「グッドウィル」(東京・港)の派遣労働者が、就労時に1日1人当たり200円の「データ装備費」を徴収されていた問題で、同社の労働組合「グッドウィルユニオン」は7日、同社に全額返還するよう求めて訴訟を起こすことを決めた。早ければ7月中にも東京地裁に提訴する。同ユニオンは「原告は最終的に100人以上となる可能性がある」と話している。親会社のグッドウィル・グループは6月、過去2年間分について最大約37億円を返還すると表明していたが、同ユニオンは「5年分、10年分を徴収された労働者もおり、2年間では不十分」と判断した。データ装備費について、グッドウィル側は「トラブルに備えて任意で労働者から徴収した」としていたが、同ユニオンは「説明もなく強制的に徴収された」と反論。グッドウィル・グループは労働基準法の賃金請求の時効が2年であることを理由に、データ装備費の徴収をやめた今年5月から、2年間さかのぼって返還することを決めていた。


7/7

グッドウィル:派遣労働者が不透明な天引きを集団提訴へ(毎日新聞)

人材派遣最大手のグッドウィル(東京都港区)が日雇い派遣の労働者の給与から「データ装備費」の名目で不透明な天引きをしていたのは不当利得にあたるとして、派遣労働者の組合「グッドウィルユニオン」は7日、同社を相手取り、全額返却を求める集団訴訟を起こす方針を固めた。日雇い派遣業界ではこうした不透明な天引きが横行しており、業界全体の体質を問う裁判として注目を集めそうだ。グッドウィルは今年4月まで、1回の派遣につき200円を「データ装備費」として天引きしていた。労働者への説明は、「けがや物損の際の保険料」「備品の購入費」など支店によって異なり、批判の声が根強いことから5月に廃止。さらに組合の返却要求を受け、6月末に「賃金請求権の時効が2年」との理由で過去2年分、約37億円分の返却を発表した。だが、天引きは95年の事業開始当初から行われており、組合側は「使途も不透明で、法的根拠もなく不当に利益を得ている」と強調する。さらに業界2位のフルキャストが1勤務当たり250円の「業務管理費」を創業時にさかのぼって返却すると決めたことで、後押しされた。この日開かれた訴訟検討会では、出席した約40人のほぼ全員が提訴に同意。都内の支店に登録しているという男性(31)は「5年間勤務して、天引きされたデータ装備費は24万円に上る。2年の返却では到底納得できない。絶対に全額取り戻したい」と憤っていた。グッドウィルユニオンは今後、全国から訴訟に加わる組合員を募る。関根秀一郎書記長は「全額返却を求めて最後まで争い、業界全体の体質を変えていきたい」と話している。【市川明代】

派遣ユニオン関根氏と文藝春秋記事が政府を動かす(日暮れて途遠し)

スポット派遣業界の違法天引き返還、二重派遣や違法業種への派遣という違法野放し状態への取締りの動きが急である。6/22〜7/7の関係新聞記事を時系列順に整理する。文藝春秋6月号(5/10発売)の「『悪魔のビジネス』人材派遣業」(奥野修司)で指摘されていた内容そのもので、派遣ユニオン書記長の関根秀一郎氏(グッドウィル、フルキャスト両方のユニオンの組織者と思われる)が活躍している。関根氏については以下のような人物らしい。尊敬に値する。何をやっていたんだ厚労省。どうする規制改革会議。

派遣業は現代の口入れ屋、廃止すべき(自由が一番!)

中間搾取、こういう阿漕な商売を認めたのだろう。 経営者にとって、極めて都合がよい。経営がうまくいかなければ派遣に返ればいい。それより、恒常的に楽に経営しようと思えば、できるだけ派遣に置き換えれば良い。政府は完全に経営者の立場に立ち、労働者を食い物にした。 派遣会社はその労働者を食い物にした。

結局、規制緩和は弱者の労働を、強者の富に置き換える操作だったのである。 手数料(中抜き)は不動産紹介並みの5%という上限を定めるか、 さもなくば、現代の口入れ屋は即刻、廃止すべきだ。

グッドウィルユニオン、天引き分返還求め今月にも集団訴訟(読売新聞)

グッドウィル・グループが、傘下の人材派遣会社の派遣スタッフの給与から「データ装備費」を天引きしていた問題で、派遣スタッフで作る労働組合「グッドウィルユニオン」は7日、東京都内で検討会を開き、会社側に徴収した全額の返還を求め、集団訴訟を起こすことを正式に決めた。今後、参加する原告数を確定し、今月中にも提訴する。同グループは、天引きしていたデータ装備費について、過去2年分を返還することを表明しているが、労組側は、「天引きの根拠が全く示されておらず、不当に得た利益にほかならない」とし、1995年の創業時からの全額返還を求める。派遣スタッフの給与の天引き問題をめぐっては、人材派遣大手の「フルキャスト」(東京都渋谷区)が92年の創業時から、同様の形で徴収していた「業務管理費」を全額返還する方針を示している。

グッドウィルの日雇い派遣天引き問題、労組が集団訴訟へ(朝日新聞)

グッドウィル・グループ子会社で日雇い派遣大手のグッドウィル(東京都港区)が給料から不透明な天引きをしていた問題で、派遣労働者でつくる労働組合グッドウィルユニオンは7日、「法的根拠のない不当な徴収だった」として、過去の天引き分の全額返還を求めて、早ければ今月中にも集団訴訟を起こすことを決めた。グッドウィルは今年4月まで、派遣1回あたり200円を保険料などの名目でスタッフの給料から天引きしていた。任意というが、労組は「実質強制で使い道も不透明」として返還を要求。会社側は先月、賃金請求権の時効を根拠に、過去2年分に限って返還すると発表した。労組はその後の団体交渉で、2年に限らず全額を返すよう求めたが、同社は拒否した。7日夜の同ユニオンの提訴検討会には30人を超すスタッフが参加。すでに複数が訴訟への参加を決めているという。そのうち東京都の男性(27)は、派遣が禁止された港湾での荷さばきや船内作業に従事させられ、今年2月、荷崩れに巻き込まれ左足骨折の大けがをした。01年から日雇い派遣で働くこの男性は「天引き総額は20万円近くになると思う。ずっと作業中の事故やケガに対する保険料だと説明されていたのに、保険金の支払いを請求したら『その保険は今はない』と言われた。詐欺のような話だ」と怒る。同ユニオンの関根秀一郎書記長は「大手フルキャストは全額返還を決断した。2年分しか返さないグッドウィルの不当性ははっきりしている」と話す。金銭的な余裕がない若者も少なくなく、同ユニオンは今後、訴訟費用のカンパも呼びかける。

【 動画 】天引き グッドウィルを提訴へ(NHK)

この問題は、人材派遣会社大手の「グッドウィル」が、ことし4月まで短期の派遣労働者の賃金から1回の勤務に付き200円を保険料や安全用品の購入などにあてる「データ装備費」として天引きしていたものです。派遣労働者で作る労働組合「派遣ユニオン」は、天引きは強制的に行われ、使いみちもはっきりしないとして全額の返金を求め、「グッドウィル」は過去2年間に限って返す方針を示しています。これについて労働組合は、「グッドウィル」で働く人たちに呼びかけて7日、都内で集会を開き、今後の対応を話し合いました。その結果、天引きされた金は会社側が不当に得たもので、過去2年分だけしか返金されないのは納得できないとして、「グッドウィル」に対して全額を返すよう求める裁判を起こすことになりました。労働組合では原告団を結成したうえで、早ければ今月中にも、東京地方裁判所に訴えを起こす方針です。「グッドウィル」による天引きは、過去2年分だけでも、のべ80万人からあわせて37億円に上る見通しです。裁判に参加するという38歳の男性は「10年以上働き続けたので天引きされた額は40万円以上に上る。全額返してもらうよう争っていく」と話しています。

天引き全額返還求め提訴へ 派遣大手グッドウィルに(中日新聞)

日雇い派遣労働者の給料天引き問題で、派遣最大手「グッドウィル」(GW)の労組「グッドウィルユニオン」は7日、全額返還を求めて提訴することを決めた。派遣労働者が原告となる集団訴訟となる見込み。GWは賃金請求権の時効を理由に、過去2年分に限って返還すると6月に表明。一方、業界2番手の「フルキャスト」は今月6日、同社が創業した1992年までさかのぼって全額を返還する方針を明らかにした。グッドウィルユニオンは7日、派遣労働者を交えて会合を開き「GWも全額返還すべきだ」との声が強いことから、訴訟に踏み切ることにした。GWは「データ装備費」の名目で、派遣労働者が1回働くごとに200円を天引きし「任意の徴収であり、保険料や安全装備の購入費に充てた」と説明していた。しかし、同ユニオンから「労働者への説明が不十分で、使途も不透明。賃金不払いだ」と指摘を受け、5月から天引きをやめていた。

【 動画 】フルキャスト 天引き額返還へ(NHK)

フルキャストはことし2月まで、短期の派遣労働者の賃金から、1回の勤務に付き250円を保険料や安全用品の購入などに充てる「業務管理費」として天引きしていました。労働基準法では、賃金から天引きを行う場合は、労働者と協定書を交わすことになっていますが、派遣労働者で作る組合「派遣ユニオン」は「事実上、強制的な天引きで、使いみちもはっきりしない」として返金するよう求めていました。これについて、フルキャストは6日、東京都内で組合側と団体交渉を行い、天引きした金を働いた人に全額返す方針を示しました。会社側によりますと、派遣労働者として登録した人はこれまでに延べ100万人を超え、返金額は最大で数十億円に上る見通しだということです。来月から3か月間、専用の窓口を設けて、申告してきた人に返金するということです。これについて、フルキャストは「天引きは強制ではなかったが、労働者から返金を求める声が高まったので返すことにした」と話しています。派遣労働者の賃金からの天引きをめぐっては、大手人材派遣会社「グッドウィル」も過去2年間に限って労働者に返金する方針を明らかにしています。これに対して、派遣ユニオンは全額を返すべきだとして、グッドウィルに対して裁判を起こすことを検討しています。

日雇い派遣の不透明天引き、業界を一斉指導へ 厚労省(朝日新聞)

日雇い派遣での不透明な天引き問題で、厚生労働省は業界の一斉指導に乗り出す。全国の労働基準監督署を通じて派遣会社を調査し、返還に応じないなどの悪質事例には司法処分を含め厳正に対処する。返還対象者は業界全体で150万人を超え、金額も100億円を上回るとみられる。一方、大手のフルキャスト(東京都渋谷区)は6日、天引き分の全額を返還する方針を表明した。


厚労省は6月下旬、全労働局に通達を出し、東京の三田労基署が大手グッドウィル(東京都港区)を指導した結果、天引きの返還につながったと説明。「ほかでも行われていることが懸念される」として、各派遣会社の本社を速やかに調査し、天引き理由がはっきりしない場合は返還を指導するよう求めた。東京や大阪など大手の派遣会社を受け持つ労働局は、通達を受けて立ち入り調査の準備を進めている。


日雇い派遣業界の実態は厚労省も把握できていないが、グッドウィルとフルキャストの大手2社だけで登録スタッフ総数は400万人を超えており、返還の対象者は2社で150万人弱、80億円以上と予想される。大手の幹部は「ほとんどの会社が天引きしていた」と話しており、テイケイワークス(東京都新宿区、登録スタッフ20万人)など準大手も含めれば、業界全体の返還対象者はさらに膨らみそうだ。

フルキャスト 「業務管理費」支払の件(ちぎっては投げ)

ご存知のとおり、フルキャストはグッドウィルと非常によく似た企業グループです。
あくどいところもw
社長が見栄っ張りなところもw

フルキャスト、天引き業務管理費を全額返還へ(読売新聞)

人材派遣大手のフルキャスト(東京都渋谷区)は6日、日雇い派遣のスタッフの給与から、1回の勤務当たり250円ずつ天引きしていた「業務管理費」について、創業時の1992年9月にさかのぼって、徴収した全額を返還する方針を明らかにした。


同社は今年2月上旬、制度を原則廃止している。


同社によると、返還対象者は、同社と関連会社2社の派遣スタッフ。業務管理費は、派遣スタッフの福利厚生などにあてるために徴収していた。今後、返還を請求したスタッフについて、徴収実態を確認後、全額を支払うという。

フルキャスト、250円天引きの「業務管理費」を全額返還(産經新聞)

日雇い人材派遣大手のフルキャスト(東京都渋谷区)は、派遣スタッフの給与から1勤務ごとに250円天引きしていた「業務管理費」について、平成4年の創業時までさかのぼり全額返還することを決め、6日、返還を求めていた派遣スタッフらの労組に伝えた。


同様に「データ装備費」200円を天引きしていた業界最大手のグッドウィル(東京都港区)は返還対象期間を2年分としており、労組交渉に影響を与えそうだ。


フルキャストは「業務管理費制度について誤解を生じた例があったため、申し出のあったスタッフに対し全学返還に応じることにした」としている。8月1日から10月末まで申し出を受け付け、就業記録が確認できた勤務について返還する。


業務管理費は現場でのけがや物損に備えた保険料などに充てていたという。同社は今年2月に制度を廃止。派遣スタッフから過去の徴収分の返還を求められていた。

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