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このページについて
このWikiページは
矢的八十郎HP建設現場の一コンテンツとして制作しております。
管理人が主宰する同人サークル「帰ってきたウルトラマン私設FCスタビライザー」のコンテンツとして、特撮番組「帰ってきたウルトラマン」についてのFAQとして制作してきたページを、Wiki形式でまとめて見ました。このトップページには簡単な基本設定をしか掲載しておりませんが、青い文字をクリックするとより詳しいデータが開きます(リンクだけでデータ未編集の単語には?マークがついています)。まだまだ未編集のページがありますが、今後少しずつ編集して同番組の私設ガイドブックを目指していきます。
編集方針はこちらです。
帰ってきたウルトラマン
番組概要
1971年4月2日より翌年3月31日まで全51話放映された
円谷プロダクション制作の空想特撮ドラマ。
タイトルの通り「
ウルトラマン」の続編として企画された番組で、それまでの3作の「
空想特撮シリーズ」は2年半のブランクを経て「
ウルトラシリーズ」として再出発することになる。
平凡なレーサー志望の青年・
郷秀樹は、ある日突然
ウルトラマンとしての新たな命を得る。以下、物語は怪獣攻撃隊
MATに入隊した郷=ウルトラマンと、怪獣や侵略星人との戦いを描きつつ、郷自身の成長も描く青春ドラマとして展開していった。内容的にも正攻法の怪獣物から、怪獣事件にかかわる人間の心理を中心に描いたサスペンスドラマ、怪獣や侵略星人をモチーフにした風刺劇など、バラエティに富んでいる。
第2次怪獣ブームが変身ヒーローブームに変質し、「
仮面ライダー」や「
宇宙猿人ゴリ」などの競争相手も存在する中で、一定の人気と平均20%以上の高視聴率を獲得し、以後21世紀まで続く長期シリーズを軌道にのせることに成功した記念碑的作品でもある。
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誕生まで
物語のあらすじ
1-17話
地球を覆う異常気象のために、眠りについていた怪獣たちが復活を果たし、日本でもオイル怪獣
タッコングとヘドロ怪獣
ザザーンの2頭が東京を襲撃した。その混乱の中、少年と子犬を救おうとして命を落としたレーサー志望の青年・郷秀樹は、その命がけの行動に感動したウルトラマンによってパートナーに選ばれ、ウルトラマンの命を得て蘇った。(1話)
怪獣攻撃隊
MATの隊員として怪獣たちとの戦いを開始した郷は、最初はウルトラマンとしての力を過信したり(2話)、他の隊員との対立を繰り返したりするが(3話5話など)、レーサーとしての師・
坂田健や
加藤隊長の指導で、あるいは自らの力で戦士として成長していった。また、坂田の妹で郷の恋人である
アキやその弟・
次郎の励ましも郷の力となっていた。そしてMATの隊員達との間にも友情が芽生えていく。
そうした日々の間にも怪獣たちの襲撃は続き、特に日本の首都である東京は何度も壊滅の危機に陥るが(5話6話13話14話など)、ウルトラマンとMATの必死の戦いで怪獣たちは撃退されていった。
18-38話
MATの宇宙ステーションを破壊した宇宙大怪獣
ベムスターとの戦いでは、ウルトラマンも力及ばずエネルギー補給のために向かった太陽でその引力圏に捉えられるという皮肉な危機に陥るが、
ウルトラセブンに救出され万能武器
ウルトラブレスレットを託された。これによって大幅に戦力アップしたウルトラマンは、ベムスターを倒し続々襲来する宇宙怪獣とも互角の戦いを展開していった(18話)。この事件からしばらくして、加藤隊長が宇宙ステーションへ転任し、加藤の上官でもあった伊吹新隊長がMATの指揮を取ることになった(22話)。
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やがて、地球怪獣の攻勢がおさまるのに呼応するかのように、地球侵略を狙う宇宙人たちの暗躍もはじまった。ウルトラマンとMATの任務に地球防衛も加わり、新たな戦いが始まっていった(31話~)。
ウルトラマン=郷にターゲットを絞った
ナックル星人は、再生怪獣を使ってウルトラマンの能力をテストし、郷の心の支えである健とアキを暗殺して郷の心を動揺させた。手の内を知られ怒りに心を乱されたウルトラマンは、用心棒怪獣
ブラックキングに敗北し仮死状態のままナックル星へ運ばれた。とどめの処刑寸前にウルトラマンを救ったのは、初代
ウルトラマンとウルトラセブンだった。地球に生還したウルトラマン=郷はウルトラ戦士の友情を支えに、ナックル星人とブラックキングを倒した(37話38話)。
39-51話
郷は次郎を引き取り、隣人の女子大生
村野ルミ子に助けられつつ、次郎の兄代わりをつとめながら侵略星人との戦いを続けていく(39話~)。
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地球侵略を狙うバット星人は、ウルトラの星に攻撃をかけてウルトラ兄弟の抹殺を狙う一方、次郎とルミ子を人質に郷を脅迫し、初代ウルトラマンを倒した宇宙恐竜
ゼットンでウルトラマンを倒そうとする。しかし、基地を破壊されつつも残りの戦力で戦うMATの必死の援護を得たウルトラマンは、伝家の宝刀スペシウム光線で初代マンが果たせなかったゼットン打倒を果たした。
郷がウルトラマンであることを知らないMATは、消息を絶った郷を弔い、破壊された基地を再建するための新たな任務に向かっていく。そして郷は、次郎とルミ子に真実を明かすと、
バット星人の別働隊に攻撃されている
ウルトラの星の防衛に参加するために、ウルトラマンとして地球を去っていった(51話)。
登場人物
ウルトラマン
モンスターアタックチームの略称。
国際連合の地球防衛機構に属し、怪獣や宇宙からの侵略者に対応する特別チーム。
本作は、東京湾海底に置かれたMAT日本支部の6名の隊員を中心に描かれる。
郷秀樹(団時朗)
全話に登場。
本作の主人公。ウルトラマンに変身する。
加藤勝一郎(塚本信夫)
1話~22話に登場。
MAT日本支部の初代隊長で、郷をMATにスカウトした人物。
伊吹竜(根上 淳)
22話~51話に登場。
MAT日本支部の2代目隊長。加藤の後任として22話から着任した。
南猛(池田駿介)
1~32,34~51話に登場。
MAT隊員No.2。MATの副長格。
現場では隊長に代わって指揮をとることが多い。
岸田文夫(西田 健)
1~29,31,34~51話に登場。
当初はプライドの高いエリート軍人として描かれ、郷との対立が多かったが、次第に打ち解け郷の良き友人になっていく。
上野一平(三井 恒)
全話に登場。(33話は声のみの出演)
MAT隊員No.4。MATのムードメーカーで、ストレートな感情を見せることが多い。
丘ユリ子(桂木 美加)
1~32,34~51話に登場。
MAT隊員No.5。通常勤務ではオペレーター専門で、調査やパトロールに出ることはないが、実戦では他の隊員と同様に出動する。
郷秀樹をとりまく人々
MAT入隊前の郷は、東京の下町にある坂田自動車工場に住み込み、工場主である坂田健の指導のもとでレーサーの修業をしていた。坂田の妹、アキとは恋人関係にあり、坂田の弟次郎も郷を実の兄のように慕っている。
坂田兄弟の両親については全く語られていないが、劇中に全く登場しないことから他界しているものと思われる。(6話で健が母親の思い出を語ったことが唯一のエピソードである)
故郷に母を残して単身上京していた郷にとって、この坂田家の兄弟は実の家族同様の存在であり、その絆は郷のMAT入隊後も変わることはなかった。
しかし、郷=ウルトラマンの命を狙うナックル星人によって健とアキは殺害されてしまい、郷は次郎を引き取って次郎の兄代わりをつとめて行くことになる。郷のマンションでの隣人である女子大生・村野ルミ子も事情を知り、率先して次郎の姉代わりをつとめている。
坂田健(岸田 森)
第1~8,14~17,19,23,26,28~30,34~37話に登場。その他、38話の回想イメージと41話の声(岸田森とは別人)で登場している。
坂田アキ(榊原るみ)
第1~7,9,14~17,19,20,22,23,26,27,37話に登場。38話の回想イメージでも登場している。
坂田次郎(川口 英樹)
第1~10,14~17,19,20,22~24,26,28~30,33~41,44~46,48,49,51話に登場。『
ウルトラマンA』第10話にも登場している。
村野ルミ子(岩崎 和子)
第38~41,44,49,51話に登場。『ウルトラマンA』第10話にも登場している。
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