可能キリコ

牧薩次と中学以来のパートナーで、恋人関係を経て現在は牧夫人。
通称スーパー。実家がスーパーマーケットであったことと、入門書レベルの学習で武芸や特殊技術をマスターする驚異的な学習能力ゆえに、この通称がある。
家族に両親と実兄の克郎がいるが、その後両親はスーパーマーケットを閉店し地方で隠居している。

押しの強さと行動力は薩次を上回り、コンビの牽引役をつとめている。
百芸に秀でているものの、器用貧乏な面があり、ユノキプロにタレントとして所属しながら、ホステス、カメラマン助手、イラストレーターなどの仕事を転々としている。
陽気で強気だが、根は寂しがり屋で、結婚について態度を決めかねる薩次に対しては長年に渡って苛立ちを感じていた。

1997年の本格・結婚殺人事件(未)で、ようやく薩次との長い春にピリオドを打ち、各シリーズの探偵たちの祝福を受けてゴールインした。
これを機に、作者が同一世界を舞台にした作品から独立した単発作品へとシフトしたため、近年は出番が減っていた。

2013年に「戯作・誕生殺人事件」で愛娘を高齢出産し、長年の活躍のフィナーレを飾った。
最終更新:2013年09月23日 14:30
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。