絹旗 「そういえば、青い人は関西の人なんですか?」
青ピ 「お、なんでわかったん?」
絹旗 「いや、なんでもなにも……」
婚后 「学園都市で、ネイティブな関西弁は初めて耳にしましたわ」
白井 「考えてみれば貴重ですの」
青ピ 「ボクの大事な人になれば、毎日でも聞けるんやで」
絹旗 「超結構です」
吹寄 「何を言っているのか……貴方は米どころ出身でしょうに」
青ピ 「」
白井 「と申されますと、東北の方になりますの?」
絹旗 「米と聞いて連想するのはそっちですよね」
青ピ 「あれよ、あれ。関西の米どころとして名高い京都の出身なんどす」
吹寄 「語尾を変えるな」ハァ
絹旗 「とりあえず、青い人は超いい加減だということは分かりました」
青ピ 「そんな! ボクほど誠実な男もそうおらへんで!」
婚后 「そうなんですか?」
吹寄 「……まあ、義理堅いところはあるわね」
青ピ 「それに、こう見えて全然モテへんから、浮気の心配もあれへんよ!」
白井 「自分で言ってて悲しくございませんの?」
絹旗 「それにモテなさすぎる男ってのも、逆にちょっと……」
婚后 「確かに、浮気の心配はないかもございませんが」
青ピ 「うわぁ、フルボッコ。もうたまらんわぁ」クネクネ
吹寄 「ダメだこいつ、早くなんとかしないと……」
:
:
:
青ピ 「そういえば、常盤台の食堂ってどんなんが出るん?」マグマグ
吹寄 「それはあたしも興味あるわね」
絹旗 「ここと大して変わりませんよ。値段が超高いだけです」サクサク
婚后 「まあ、絹旗さんったら。ランチが1800円なんてリーズナブルではございませんか」
青ピ 「」
吹寄 「」
白井 「すみません、この人世間知らずのお嬢様なもので」
婚后 「なっ、なにかおかしいですか?」
青ピ 「1800円なんて、ボクの基準では1週間の食費やで」
絹旗 「それはそれですごくないですか」
青ピ 「あー、ボクな、パン屋で働いてるんよ。売れ残りとか次の日の弁当にしとるからなぁ」
婚后 「まあ、パン屋でございますか」
白井 「ぜひお伺いしてみたいですの」
青ピ 「ほんま? 社交辞令でも嬉しいわぁ」クネクネ
絹旗 (このクネクネがなければ、まだマシなんですが)
~とある高校 グラウンド~
吹寄 「いかにも学校のグラウンドって感じよね」
青ピ 「せや! みんなも能力使えるんよね?」
白井 「はい? えぇ、まあ」
青ピ 「もしよければ、ボクに向かってぶっぱなしてくれへん?」
絹旗 「……はい?」
婚后 「あの、それはどういう……」
青ピ 「高レベル能力を肌で感じてみたいんよ!」ワクテカ
絹旗 (こういうとき、どんな顔すればいいんでしょう)
白井 (この手の輩は無駄に頑丈だから大丈夫ですの)
婚后 (念のため、吹寄さんにもご意見を伺いましょう)
婚后 「あの、吹寄さん……」
吹寄 「やっちまいな」
絹旗 「超お達しがでました」
婚后 「で、では怪我をしない程度に……」
青ピ 「どんと来い!」
白井 「では、わたくしから失礼致しますの」ヒュッ
青ピ 「うお、なんや!?」
吹寄 「瞬間移動?」
白井 「飛んでくださいまし」ペシ
<うおお!?これが瞬間移動か!すごいなぁ!!
絹旗 「あれって白井さんの限界距離ですか?」
白井 「ええ、悔しいながら……」
吹寄 「初めて生で見たわ。便利な能力ね」
青ピ 「瞬間移動されたのは初めてやわ。いやぁ、これが11次元パワーってやつやね!」
絹旗 「え、もう戻ってきましたよ!?」
青ピ 「身体能力には自信があるんよ」フンス
吹寄 「それは言えてるわね」
青ピ 「さぁ、次は誰が来るん?」カモーン
婚后 「で、では、わたくしが……あの、わたくしの能力はエアロハンドと申しまして」
青ピ 「あぁ、説明はええよ。男は度胸、なんでも試してみるもんや!」
婚后 「はあ……失礼致します」ポム
青ピ 「オゥフ、ボディタッチ」
バヒュゥゥゥ
青ピ 「お? おぉぉぉ!?」
吹寄 「ジェット噴射?」
婚后 「これがエアロハンドですわ」
<すごい!飛んでる!ボク空飛んでるで!
ヒュルルル...
青ピ 「よっと」ストン
白井 「見事な着地ですの」
吹寄 「なるほど、空気の噴射ポイントを作ってるのね」
婚后 「ええ、そうなりますわね」
青ピ 「よし、最後はチビっ子やで!」ビシィ
絹旗 「誰が超チビっ子ですか! こうされても同じことが言えますか!?」ヒョイ
吹寄 「も、持ち上げた!?」
青ピ 「すごい力持ちやなぁ!」
絹旗 「でぇぇぇぇりゃぁぁぁぁぁ」
青ピ 「お? お!?」
絹旗 「超飛んでけ~~~!」ブンッ
キラッ☆
吹寄 「飛んでった……?」
絹旗 「いけね、やりすぎました」
白井 「どうしますの、これ……」
婚后 「どうしましょう……」
青ピ 「どないしよう……」
絹旗 「うひゃぁぁぁ!?」
青ピ 「ちょ、なんでそんなビックリするん? さすがのボクも傷つくわー」
絹旗 「え? だって、超飛んで、え、あれ?」
吹寄 「ほんとに神出鬼没よね、貴方は」
婚后 「もしや、これが青髪さんの能力なのですか?」
青ピ 「ふふん、ナイショ☆ ミステリアスな男ってステキやん?」
~数時間後 とある高校 正門~
青ピ 「もう帰ってまうん? 寂しいわぁ」
吹寄 「もうこれ以上は見て回る場所もないでしょ」
婚后 「本日はありがとうございました」ペコリ
白井 「ありがとうございましたの」
絹旗 「吹寄さん、超ありがとうございました」
青ピ 「あるぇ~絹旗ちゃん? ボクは? ボクには?」
絹旗 「ごくろうさんです」
青ピ 「ああん、もう、そういうつれないところも魅力的やでぇ」クネクネ
絹旗 (もうどうにもならんですぅ……)
吹寄 「あなたたちからすれば平凡なところかもしれないけど、また縁があったら会いましょ」
婚后 「ええ、その際にはよろしくお願い致します」
白井 「またお会い出来る日を楽しみにしてますの」
白井 「ひとまず三校まわりましたわね」
絹旗 「超お腹いっぱいです」
婚后 「ところで、お二人はどこがお気に召しましたか?」
白井 「居心地の良さという点では、やはり霧ヶ丘ですの」
絹旗 「やっぱガチ百合なんじゃないですか」
白井 「何をおっしゃいますの! わたくしはお姉様のみならず」
婚后 「白井さん、何か違ってますわよ」
絹旗 (伝染っちゃったんですかね)
婚后 「絹旗さんはどうでしたか?」
絹旗 「そうですね……私的には、今日いったところがいいです」
白井 「あら、あの青い殿方に惹かれてますの?」
絹旗 「なんでそうなるんですか!」
婚后 「どこがポイントでしたか?」
絹旗 「うーん……私、エリートエリートしたところってどうも苦手なんです」
白井 「なんだか抽象的ですの」
絹旗 「つまり、今日行ったところぐらいまったりしてる方がいいんですよ」
婚后 「それも一理ございますわね」
白井 「婚后さんは、どこがお気に召しましたの?」
婚后 「そうですわね。トータルで考えると、やはり長点上機かと」
絹旗 「入れるんですかね」
婚后 「もちろん、一筋縄ではいかないですわね」
白井 「見事に三者でバラけてしまいましたの」
婚后 「来年再来年の大覇星祭では、敵同士かもしれませんわね」
絹旗 「そうなったとしても、超負けるつもりはありませんよ」フンス
白井 「望むところですの」フンス
婚后 「来年の話をすると鬼が笑うと申しますが、そうも言ってられませんわね」
白井 「婚后さんはもう本格的に受験シーズンですものね」
絹旗 「鬼なんて超笑わせておきゃいいんですよ」
婚后 「鬼で思い出したのですが、御坂さんはもう志望校を決めているらしいですわ」
絹旗 「なんで鬼から御坂さんを連想するんですか」
白井 「決めましたの、わたくしはお姉様と同じところに」ドン
絹旗 「で、どこなんですか?」
婚后 「さあ、そこまでは……ただ、進路指導の先生が必死に説得する場面は見ましたわね」
白井 「もうどこだか分かった気がしますの……」
絹旗 「?」
白井 「こうしてはおられませんわ! 直接お姉様にお話を伺いませんと!」ヒュンッ
絹旗 「……ええと……あ、もう超遅いので私も部屋に戻りますね」
婚后 「はい、お休みなさいませ」
~きぬはた荘 絹旗個室~
絹旗 「ユリコー」
ユリコ 「(・ω・)?」
絹旗 「私、超復学しようと思ってるんです」
絹旗 「なんだか、このままじゃいけないような気がしてきて」
絹旗 「私みたいなのでもやっていけると思いますか?」
ユリコ 「( ・ω・)ノ」ビシィ
絹旗 「ふふ、そうですかね。何言ってるか分かりませんけど」
絹旗 「よーく考えて決めてみます。戻るにしても、今の時期じゃ超中途半端ですし」
絹旗 「超普通に学生やってる自分が想像できないんですよね……」
ユリコ 「(*・ω・)」ペロペロ
絹旗 「さて、超疲れましたし。今日はもう寝ましょうか」ヒョイ
ユリコ 「(・ω・)♪」
最終更新:2011年04月02日 00:30