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男の子C 「おねーちゃーん、ゆりこさん見つけたのー」

女の子D 「のー」

ユリコ 「∩(・ω・)∩」ヨジヨジ

絹旗 「あ、ユリコー。超ダメじゃないですか、勝手にどっかいったら」

女の子D 「すごーい、じぶんでおねーちゃんのうえにいってる」

男の子C 「あたまいいんだねー」

絹旗 「たまに人間なんじゃないかと思っちゃいますよ、ユリコは」



白井 「もう大丈夫そうですの」

結標 「すごい剣幕で飛び出していったから何かと思ってたんだけど」

男の子A 「はーなーせー!」ジタバタ

婚后 「あら、もう大丈夫そうですわね」

結標 「婚后さん? どうしたの?」

婚后 「はい、ケーキができましたので皆さんをお呼びに」

白井 「ようやく完成しましたのね」

結標 「お味はいかほどなのかしら」

婚后 「……大丈夫、かと」

白井 「そういえば大きいお姉さまは何処に?」

婚后 「珈琲を飲んでおられますわ」

結標 「飽きないわね、ホント……」



~あすなろ園 キッチン~


番外個体 「うまい」ズズ...

番外個体 「さー、ケーキも出来たし、あとは……うん?」

番外個体 「メール……滝壺さんから?」

差出人:滝壺さん
     <[email protected]>
件名:Re:
日付:20yy/m/d 15:12
───────────────
けーきってもうできたのかな



番外個体 「できてるけど……そういや」

番外個体 「滝壺さんと浜面さんをさっぱり見かけないな」

番外個体 「二人でお楽しみ中なのかな」カチカチ



差出人:みさわ
     <[email protected]>
件名:Re:
日付:20yy/m/d 15:16
───────────────
できてるよ。食堂においてある。

差出人:滝壺さん
     <[email protected]>
件名:Re:
日付:20yy/m/d 15:21
───────────────
みんなをあつめておいてくれる?
わたしたちもいくから。



番外個体 「了解……つっても、もう婚后さんが行ってるんだけどね」


<ミサワさん、そちらの準備は大丈夫ですか?


番外個体 「うん、大丈夫だよ。入れちゃって」

婚后 「さあ、みなさんどうぞ」

絹旗 「みんな、超おkだそうですよ! 入って入って!」

男の子C 「わーすごい! おおきい!」

女の子A 「おいしそー!」

女の子B 「じゃっじめんとですの!」

番外個体 「反応は上々だね」

結標 「おつかれさま」

番外個体 「そっちもね。子どもの相手は疲れるでしょ?」

結標 「全然。楽しませてもらったわよ♪」

男の子A 「はなせー! けーきー!」ジタバタ

番外個体 「その子は?」

結標 「悪ガキ」

白井 「それぐらいにしてくださいまし……」ハァ

海原 「婚后さん、ミサワさん、お疲れ様でした。あとは僕が引き継ぎますよ」

婚后 「と申されますと?」

海原 「切り分けたり飲み物を用意したりとあるでしょう」

婚后 「では、お願い致しますわ。わたくしは園長先生にお声がけしてまいりますので」

番外個体 「飲み物か。ケーキの相方といえばブラック一択だよね。よーし」

絹旗 「あの子たちにはブラックは超早いですよ」

 :
 :
 :

園長 「まあ、これは売り物にしても恥ずかしくない出来ですね」

婚后 「ご光栄ですわ」

白井 「さあ、みなさん着席なさって。順番に配りますわよ」パンパン

結標 「うるさい子にはあげないわよー」


 ガタッガタッガタッガタッガタッガタッガタッ


海原 「おお、よく統制がとれていますね」

絹旗 「ケーキがあるからでしょう。超わかりやすいです」

番外個体 (あれ、また滝壺さんからメール……ははぁ、そういうことか)

結標 「なにニヤついてるのよ。男の子狙ってるんじゃないでしょうね」

番外個体 「まさか、どっかのテレポ屋じゃあるまいし。それより……」

番外個体 「ちゅーもーーく!」

白井 「?」

結標 「どうしたのよ、いきなり」

番外個体 「聞いて驚け。なんと今日はサンタさんが来てるぞー」

女の子C 「あら、さんたさんはとしでんせつよ?」

女の子D 「えー、さんたさんはいるんだよー」

女の子E 「よー」

男の子B 「ほんとに来てるの?」ワクテカ

番外個体 「んー、疑うような子には見えないかもしれないね」

婚后 「意地悪しないであげてくださいな」

海原 「大丈夫ですよ、きっと来てくれますよ」ナデナデ

女の子C 「」コクリ

番外個体 「じゃ、呼んでみよっか。はい、せーの」

子どもら 「サンタさーーーん」


<バーン


浜面 「サンタさんの、おなぁぁりぃぃ」←トナカイコス

滝壺 「こんにちは」←サンタコス

浜面 「ええと……悪い子はいねがー!」

滝壺 「はまづら、色々と違う」

男の子B 「本物? 本物?」

浜面 「ネバダから来た本物だぞ!」

男の子C 「?」

結標 「トナカイさん、貴方もう黙ってたほうがいいわ」

白井 「トナカイは喋りませんし」

絹旗 「これだから超トナカイは」

浜面 「」

海原 「まあまあ、トナカイさんも緊張しておられるのでしょう」

滝壺 「みんないい子にしてるよね? だからプレゼント持ってきたよ」ドサッ

浜面 「一人一つな! さあ、持ってけ持ってけ!」


<ワーワー
<サンタサーン
<ウェーーイ


園長 「これはこれは……なんと申し上げれば良いのか」

白井 「喜んで頂けたようで何よりですの」



男の子A 「そぉい!」バサァァァ

滝壺 「え?」

浜面 「あ、テメェ! たきt……サンタのスカートめくるな!」

結標 「やっぱりキミにはお仕置きが必要みたいだねー」ガシッ

番外個体 「なに、さっきからずっとこんな調子なの?」

結標 「この子だけはホントフリーダムよ」

男の子A 「はーなーせー! たーすーけーてー!」

白井 「ジャッジメントですの」キリッ

結標 「それはもういいわよ!」

婚后 「ささ、みなさんもケーキを頂いてくださいな」

番外個体 「保存がきかないから、全部食べきっちゃってよねー」

絹旗 「よし、超頑張りますよ!」フンス

男の子C 「おー!」

女の子D 「おー!」

ユリコ 「ノシ・ω・)ノシ」

滝壺 「あ、私の分は残しておいてね」

浜面 「できれば俺のも」


~数時間後~


園長 「本日はありがとうございました。本当になんとお礼を申し上げれば……」

白井 「いえいえ、なんやかんやでこちらも楽しんでおりましたし」

男の子B 「かえっちゃうのー?」

婚后 「またいずれ会えますわよ」

女の子C 「いかないでーーーー!」ビエーン

海原 「これは困りましたね……」

結標 「すっかり懐かれちゃってるわね」

男の子C 「ねー、さんたさんはー?」

絹旗 「超ネバダに帰りましたよー」

番外個体 「まだ言うか」

女の子D 「ゆりこ、またあそびにきてね」ナデナデ

ユリコ 「(・ω・)オアーン」


<バタン


滝壺 「みんな、お帰り」

婚后 「滝壺さん、ご活躍でしたわ」

結標 「全員乗ったわね?」

海原 「ええ、忘れ物もなさそうです」

絹旗 「では超名残惜しいですが行きましょうか」

ユリコ 「( -ω-)スピー」

番外個体 「トナカイさーん、車出してー」


<おうさ!


結標 「あれ? 白井さんは?」

絹旗 「助手席ですよ。ナビですし」

番外個体 「覚えてそうなモンだけどな」


~同日夜 きぬはた荘 リビング~


浜面 「いやー、つかれたなー」

滝壺 「はまづら、お疲れ様」

結標 「なんだかあっという間だったわね」

番外個体 「悪くないね、ああいうのも」

白井 「みなさん、今日はありがとうございましたの」

絹旗 「超気にすることないですよ」

婚后 「白井さんも仰ってたではございませんか。結局、わたくしたちも楽しんでましたわ」

海原 「得難い経験ができましたね」

番外個体 「ねえ、今日はまだやり残したことがあるんじゃない?」

結標 「そうね、これも前から計画しておいたんだし」

絹旗 「では、超解散です。30分後に再びこの部屋に集合で!」


~30分後~


絹旗 「あ、あれ? 私が最後ですか?」

滝壺 「うん」

浜面 「滝壺、いつまでそれ着てんだ?」

滝壺 「変かな」

浜面 「似合うぜ」キリッ

結標 「ねえ、なんか簡単なもの用意しようか?」

番外個体 「用意って……食事?」

結標 「うん」

婚后 「あ、わ、わたくしが用意いたしますわ!」

白井 「わたくしも手伝いますの!」

結標 「……どこまで恐れられてるのよ、私の料理は」

海原 「美味しいと思いますけどね」

結標 「……バカ」

 :
 :
 :

番外個体 「じゃ、始めますかねー」

浜面 「よっ、待ってました!」

白井 「クリスマス企画、プレゼント交換大会開始ですの」

滝壺 「私のは誰が引くのかな」

絹旗 「ここに絹旗サマ超特製アミダクジがありますので、これで決めます!」つ□

結標 「折角だから線足しましょ」カキカキ

海原 「では僕も」カキカキ

婚后 「せっかくですので」カキカキ

滝壺 「じゃ私も」カキカキ

番外個体 「なんだこの前衛アート」

絹旗 「超書き足しすぎですよ……」

白井 「まあまあ。では、始めますの」


絹旗 「まずルールを超確認しましょう」

結標 「お互いイヤな気分にならないためにもね」


 ・鉄の掟
  - プレゼントの値段は超詮索しない
  - もらったものはちゃんと受け取る、その場で捨てるとか超ちっそぱんち
  - でも感想は超ストレートに言いましょう


白井 「感想はストレートでよろしいんですの?」

海原 「忌憚ない意見が言えてこそ、ですよ」

浜面 「下手に遠慮しあっても面白くねえもんな」

番外個体 「じゃ、プレゼントに番号ふって」ペタペタ

婚后 「アミダクジの下側の番号がプレゼント番号ですわね」

滝壺 「下半分は折って隠してあるよね」

番外個体 「で、上半分に名前書けばいいんだよね。はい、早い者勝ちー」カキカキ

絹旗 「あ、超ずるいですよ!」

 :
 :
 :

結標 「全員書いたわね」

絹旗 「では、左端の人から順番に超辿っていくとしましょう」

滝壺 「私からだね」ツー

白井 「すごい緊張感ですの」

婚后 「やたらと複雑なアミダですから、どうなるか分かりませんわね」

絹旗 「誰のせいですか……」

滝壺 「4番」テッテレー

結標 「はい、4番ね」

番外個体 「4番はこちらでーす」つ【4番】

滝壺 「なんだろう、これ。すごい重量感」ズッシリ

結標 「あ、それ私のだ」

滝壺 「開けてみるね」ガチャ バコン

白井 「なんですの?」

結標 「なりきり魔法少女ステッキセット」

滝壺 「すごい……」スチャ

海原 「滝壺さんの攻撃力が大幅アップしましたね」

番外個体 「……淡希の故郷では、魔法少女は軍用懐中電灯と電気警棒がスタンダードなの?」

結標 「そんなところね。浜面くんが何かやらかしたら、それで再教育するといいわよ」

浜面 「」ビクゥ

滝壺 「むすじめ、これどうやってつかうの?」

結標 「懐中電灯は振るだけ。電気警棒は……そこのスイッチ押してみて」

滝壺 「これ?」バチュン

絹旗 「おお、これは汎用性が超高いです」

滝壺 「むすじめ」

結標 「うん?」

滝壺 「ありがとう」ニコニコ

浜面 「ミサワの姐さん、雷属性耐性ってどうやってつけんだ?」

番外個体 「ネブラ装備でも着ればいいんじゃないかな」

白井 「さ、次はどなたですの?」

婚后 「わたくしですわね」ツツー

絹旗 「これ、考えてみたら後の人って楽しみ少なくないですか?」

海原 「ある程度はしょうがないでしょう。それに、クジなんですからどれなのかはもう決まってますし」

婚后 「7番ですわ」

番外個体 「7番はこれ。ちなみに私のだね」つ【7番】

婚后 「まあ……大きいですわね」

番外個体 「開けてみて」

婚后 「……これは」

白井 「何が入って……うわ」

絹旗 「形が超歪められるほどに詰め込まれたぬいぐるみ達ですか」

婚后 「これ、どうされたんですか?」

番外個体 「ぜーんぶUFOキャッチャーの景品。欲しいのがとれるまで粘ってたら集まっちゃって」

婚后 「せっかくですし、部屋に飾らせていただきますわね」

結標 「……貴女だったのね。私の部屋にこっそりぬいぐるみ置き続けてたのは」

番外個体 「うん」

結標 「なんかどんどん増えてるから、呪いかなにかかと思ったじゃない!」

海原 「学園都市にも呪いの概念ってあるんですね」

浜面 「ぬいぐるみだろ? そこまで恐ビビらなくてもいいんじゃねえか」

結標 「クローゼットに押しこんで見えないようにしておいたの。
    ある日帰ってきたら、全部ベッドに整列してたのよ」

滝壺 「きっと眠かったんだね」

絹旗 「並べたのもミサワさんですか?」

番外個体 「うん」

結標 「」グリグリ

番外個体 「痛い痛い!!」

白井 「つ、次はどなたですの?」

海原 「僕ですね。いきます」ツツー

結標 「ホントに怖かったんだから!」

番外個体 「痛いやめてゴメンなさい!」

海原 「1番です」

番外個体 「いたたた……はい、1番ね」つ【1番】

海原 「これはなんでしょうね」ガサガサ

滝壺 「それ、私の手作り」

白井 「あら、手作りだなんて愛がこもってますの」

海原 「……これはこれは」

浜面 「」

婚后 「浜面さん?」

滝壺 「フェルト製はまづら人形」

結標 「よく出来てるじゃない」

絹旗 「イライラしてるときに超殴るとかよさそうですね」

海原 「いやいや、大切にしますよ」

浜面 「なんで俺なんだ……?」

滝壺 「はまづらだし、お守りになってくれるかと思って」

浜面 「まあ、お前を守るのは俺だけどな」キリッ

滝壺 「……ばか」

結標 「はいはい、次次」

白井 「どんどん行きますの」

番外個体 「じゃ、私いくね」ツツー

絹旗 「こうやって見ると、大きいの小さいのもバラバラですね」

婚后 「バリエーションがあって結構ではございませんか」

番外個体 「8番!」つ【8番】

結標 「ずいぶん可愛らしいパッケージね」

白井 「! わたくしのですの!」

番外個体 「白井さんの? なんか、重さも感じないんだけど」カサカサ

白井 「ぜひ開けて、この場で着けてみてくださいまし!」ワクテカ

番外個体 「……なんだこりゃ」

滝壺 「下着だね」

絹旗 「超下着ですね」

婚后 「また過激なデザインですわね……海原さんや浜面さんが受け取ったらどうなってたのでしょうか」

番外個体 「いや、これ向こう透けて見えてるけど!? これ着るの!?」ピラーン

白井 「是!非!」

結標 「良かったじゃない。アイツのところに泊まるときはそれ着ていきなさい」

番外個体 「」プシュー

海原 「さ、オチたところで次にいきましょう」

白井 「誰がうまいこと言えと」

滝壺 「はまづら? どうして鼻抑えてるの?」

浜面 「ばんでもございばぜん」

結標 「次は私ね」

婚后 「ここまでで半分ですわね」

絹旗 「なかなか盛り上がってきました」

結標 「2番」

番外個体 「」つ【2番】

結標 「え、何これ。大きさの割に重いわね」ズシッ

婚后 「それ、わたくしですわ。喜んで頂けると良いのですが……」

結標 「なんであれ喜んで貰っておくわよ。……これ、扇子?」

滝壺 「こんごうがいつも持ってるやつだよね」

婚后 「ええ、わたくしのと色違いのお揃いですわね」

結標 「これ、重いと思ったら鉄扇じゃない。いつも持ってるのもそうなの?」

婚后 「はい。わたくしのは、護身用にとお母様から贈られたものですわ」

海原 「なるほど。いいお母様をお持ちですね」

番外個体 「そうなの?」

浜面 「まあ、懐中電灯とか電気警棒よりは優しいやな」

結標 「これいいわね。次から座標計算のときはこれにしようかしら」パチン

絹旗 「なんか、変に似合いますね」

滝壺 「開いた状態で振れば、踊ってるようにみえるかも」

白井 「では、次はわたくしですの」ツツー

番外個体 「先に言っておくけど、それで私を叩かないでよ」

結標 「貴女次第ね」

白井 「6番ですの」

番外個体 「はい、6番ね」つ【6番】

海原 「お、僕のですか」

白井 「な、なんですの? これは?」

結標 (あれって……)

浜面 「なんだこりゃ? 石のナイフか?」

海原 「インテリアディスプレイの一種ですよ」ニコニコ

婚后 「うっかり触ると手を切ってしまいそうですわね」

結標 (ちょっとアレ大丈夫なの!?)ヒソヒソ

海原 (大丈夫ですよ、レプリカのレプリカなので術式は発動しません)ヒソヒソ

白井 「これは、机にでも飾らせていただきますの」

滝壺 「これってなにで出来てるの?」

海原 「黒曜石ですよ」

絹旗 「なんだか超貴重品っぽいです。綺麗ですし」

番外個体 「さ、次は誰かな」

浜面 「よし、やっと俺だ! いくぜ!」ツツー

番外個体 「これ、考えてみたら自分のを引いちゃったときの対策考えてないよね」

滝壺 「そういう風には出来てないから大丈夫」

浜面 「3番だ!」

番外個体 「はい、3番」つ【3番】

絹旗 「お、私のじゃないですか。超ありがたく思ってください」

浜面 「絹旗かよ。さて、何が出てくるやら」

番外個体 「ていうか、これ。パッケージングしてないよね」

結標 「もう見たまんまよね」

浜面 「で? こりゃなんだ?」

絹旗 「超C級映画のポスターコレクションです!」フンス

浜面 「どうしろっつうんだよ」

白井 「あら、これはこれで綺麗ではございませんの」

婚后 「芸術性すら感じますわね」

浜面 「そうなの?」

絹旗 「おバカには分からないんですよ、この素晴らしさは」

海原 「これ、モノによっては高値で取引されたりしてますよね」

浜面 「ありがとな、絹旗」キリッ

滝壺 「はまづら、ちょっとカッコ悪いかも」

白井 「さて、あとは……」

絹旗 「私ですね」シュタッ

番外個体 「もうアミダクジやるまでもないよね」つ【5番】

絹旗 「うー。なんか超味気ないです」ガサガサ

浜面 「それ、俺のだな」

絹旗 「なんですか、これ」

浜面 「いや、何買っていいか分からなかったからよ。無難な路線でな」

海原 「図書カードですか?」

滝壺 「はまづら、これ……」

浜面 「いやいや、それはないぞ! 真っ当な金で買った真っ当な品だぞ!」

白井 「?」

絹旗 「まあ、これで漫画でも買います」

結標 「そこは参考書とかじゃないの?」

絹旗 「超漫画です」フンス

浜面 「受け取った人間が好きに使うのが一番だ」

結標 「さて、交換会も無事済んだことだし」

海原 「日付が変わるまで僅かな時間ですが、ささやかにパーティでもしましょうか」

絹旗 「超お腹すきましたー」

婚后 「準備はできておりますわよ」

白井 「後は運ぶだけなので、手伝ってくださいまし」

滝壺 「なんだかこうやってると家族みたいだよね」

浜面 「何を今更言ってんだ」

結標 「ここで生活初めてもう何ヶ月になる?」

海原 「9ヶ月といったところでしょうか」

浜面 「俺は途中参加だけどな」

絹旗 (家族、ですか)

番外個体 (あぁ、そっか……マスターが言ってたことって)


回想ここから ***



番外個体 「ねー、マスター。クリスマスってなにする日なんですか?」

マスター 「私の故郷では、クリスマスは家族と過ごす日と相場が決まっているのである」

番外個体 「家族……」

マスター 「その日は恋人も捨て置くし、店も閉める。家族と静かに過ごすのである」

番外個体 「へー……あ、じゃここも休みなんですか?」

マスター 「うむ」


回想ここまで ***




番外個体 (こういうことだったのかな。静かとは言えないけど)

結標 「なにボーッとしてんのよ。手伝いなさい」チョンチョン

番外個体 「あ、ゴメンゴメン」



~日付も変わる頃~


番外個体 「うらやまうらめしいな、このやろー」スリスリグリグリ

結標 「もー、誰よ! この子にアルコール与えたのは!」

絹旗 「私も、私も混ぜやがれですぅ」ピョーン

結標 「オワタ」

海原 「はいはい、お二人とも。落ち着きましょうね」

絹旗個体 「「うあー」」ズルズル

海原 「ご無事ですか」

結標 「……お陰様で」

滝壺 「」スピー

ユリコ 「」スピー

浜面 「んでな、俺も若い頃はヤンチャやった訳よ!」

婚后 「まあ、たくましい殿方はステキですわ」

浜面 「おお!? 社交辞令でもそういう事言われると嬉しいねぇ!」

白井 (酔っ払いとホステスの会話になってますの)チビチビ
最終更新:2011年04月02日 03:55