「作戦といっても敵を無力化出来るだけであの壁をブチ破れる訳じゃない、まずはそれを分かってくれ。」
「大丈夫だ、あの銃撃が飛んでこないだけで十分楽になる。」
二人に聞こえないように魔女に話しかけた。
「ねえ?イフリートは刀にもなるんだよね?アレで溶断とか出来ないの?」
『一応できるわよ、貴方のイメージした刀の形状にもよるけど。』
これで準備は万端だ。
「ねえ、その作戦で本当にあいつらの銃を無力化出来るの?」
「ああ、本当だ。」
「なら私に任せて、いい方法があるの。」
マークが首をかしげた。
「いい方法?どうするんだ?」
私はライターを開いて、刀の形をイメージした。
「これを使えばいいわ。」
炎が刀の形を象る。
そして現れたのは・・・。
「これは・・・一体何なんだ?」
現れたのは炎をそのまま刃にしたような長い刀だった。
魔女がほほ笑む。
『へえ、貴方のイメージした刀はそういう感じなのね・・・。』
「これならあの鉄板を溶断出来るわ、でも近づいたらあいつらの的になるだけ。」
「成程、だから相手の武器の無力化が必要な訳か。」
彼は立ちあがった。
「よし!そうと決まったら早速行動開始だ、ハインツ!マーク!行くぞ!」
マークも立ち上がる。
「ああ、で、何をすればいい?」
「とりあえずマシンガンで牽制をかける、そして相手が銃を出したらそれを俺が無力化する、その後にアンタが壁に穴を
開ける、分かったな?」
「あんたじゃなくて香音、よろしく。」
「よし、じゃあ香音、マーク、行くぞ。」
「ああ、行くか。」
「ええ、行きましょう。」
最終更新:2011年02月25日 18:33