「しかし・・・オルトロスの中に軍人が?」
私は悩んでいた、ガーランドの行動も気になる。
「もしかして・・・」
私は記憶の中を探した。
必ずどこかで聞いたことがある。
少し歩くことにした。
高校の中からゾンビの姿が消え、私の靴音だけが聞こえる。
「静かになったものだな、ここも。」
だがその時間は長くは続かなかった。
「誰だ!」
物陰から生徒に銃を突き付けられた。
思わず両手を挙げる。
「何だ、先生じゃないですか、どうしたんですか?」
「それはこっちのセリフだ、どうしてお前・・・いやお前達がここにいる?」
「この学校からゾンビを殲滅するためですよ!先生!!」
「まあ、やる気は認めるが・・・高校の中にに多分ゾンビはもういないぞ?」
「え?」
「既にどっかの誰かさんによって全滅したよ。」
「そうだったんですか?」
「そうだ、分かったら掃除でもして綺麗にしておけ、非常事態でも整理整頓を怠ってはいけない。」
最終更新:2011年03月10日 19:08