「アミロペクチン第一章-20話~別れ~」
これが購入した地図である。
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「何故私の自腹で払わなければいけなかったのですか」
「しょうがないじゃないか。ガチャナで金を使っちまったんじゃから」
我々の村は金持ちではないがいくらなんでも我々に配った金は少なすぎる。
いやしかし、サトゥール村も現在は財政難である。
住居を手配してくれただけでも有り難いと思え。
フレシュと先生はスプンタティアに向かうためノルニアで私と別れることになる。
彼らとの別れはもう目前なのである。淋しい。
「で、何処で私と別れるのですか」
「うむ。街道はココ、ニューナンヴィバティーで北と南に別れておる」
「つまり・・・もうココで別れるということですか」
「うむ。そうじゃ」
まさかそんなことになろうとは。
夜になったため今晩は宿に泊まることにした。
これが彼らとの最後の夜となるのである。
「フレシュ、明日出発するぞ」
「もうちょっとココに居たかったのになあ」
「ワシらは南の街道を進む。次の宿はマハラじゃな」
「そこでもカレー喰えるでしょうか」
「大丈夫じゃ。ノルニアならどこでもカレーが喰える」
「よっしゃ!」
「そういえばお前は北に進むんじゃったな」
「はい。そうです・・・」
「シャーダラは近いからまたカレーが喰えるぞ」
「え・・・。そっちですか・・・」
「エシスシルでは頑張るんじゃぞ」
「“では”って何ですか・・・。“でも”ですよ・・・」
そうして我々は眠りに着いた。
次の日、我々は朝餉としてカレーを喰い、出発した。
私はフレシュと先生を送るべく、ニューナンヴィバティーのギリギリまで行った。
淋しかったのだ。
「どうしたんじゃ、お前は北じゃろ」
「まあ、いいじゃないですか」
「淋しいんだろ」
「ぬ!?」
その後、なんかよくわからない別れをした。
一人になった。
そういえば私は馬に乗っていた。
一人ではなかったようだ。
用語集
- マハラ・・・地図見よう。
- シャーダラ・・・地図を見よう。
最終更新:2011年03月04日 17:47