「変異体、奴らの名前はそれでいいわね。」
ゲルトルートが情報をまとめてくれた。
「それぞれの特徴と分布はこうね」
変異体「ツチグモ」 出現場所 病院 6本の足で天井や壁を這いまわる
変異体「ゴウリキ」 出現場所 団地 4本腕と怪力で殴りつける
変異体「ソウコウ」 出現場所 メインストリート 通常の銃弾が効かない肉体
変異体「ハヤアシ」 出現場所 ビル街 6本の腕で高速移動
「どれも厄介だな、どうやって倒した?」
「ツチグモは銃で狙いやすいけど連射では倒しにくいわね、至近距離で倒すのがいいと思うわ。」
「ゴウリキは顔が弱点だな、腕を封じてやれば楽に当てられる。」
「ソウコウは足元を狙ってやるといい、後威力の高い銃なら効果があるかもしれない。」
「ナキムシは壁が無い限り近づくのは危険だよ、耐久力はないから遠距離から攻撃するのがいいと思う。」
「ハヤアシは文字通り足が速い、銃より刃物が有効だろうな、だが面で制圧すれば勝てない事はなさそうだ。」
「よし、こんな所かしら、PDAに地図と情報を送っておくわね。」
ゲルトルートがPDAを操作する。
「全員ちょっといいか?」
ガーランドが言った。
「地下に巨大な空間があるんだ、俺達は向かうがどうする?」
「私は賛成するわ。」
有沢は付いてく行くようだ。
「私もだ、地下に何かあるような気がする。」
マークも賛成した。
「僕は・・・向かうよ、不安はいっぱいあるけれど君たちなら大丈夫そうだ。」
オレンジも賛成する。
「はあ・・・これは俺も付いて行かなければならないようだな。」
俺は銃に弾丸を込め、立ち上がった。
「入口は見つけてある、さあ、行くぞ。」
最終更新:2011年03月19日 11:39