「よっ!いつぞやの兄ちゃんじゃないか!」
街を歩いていると声を掛けられた。
「貴方は・・・先ほどの。」
「ああ、地上で会った田所だよ。」
「そうか、田所・・・覚えておこう。」
「しかしお兄さん強いねぇ、アレは素人の動きじゃないよ、どうだ、自分に掛けて荒稼ぎしてみないかい?」
「遠慮しておく。」
「そうか、もったいない。」
「興味本位で出てみたら相手はゾンビだ、嫌にもなるよ。」
「そうか、じゃあ何でここに?」
「地下に降りてみたら偶然ここに着いただけさ、特に理由はない。」
「そうかい?ならこの街をじっくり堪能していくといいよ。」
「・・・そうさせてもらうよ。」
最終更新:2011年03月20日 09:56