「デカいだけで攻撃力はないが・・・再生能力が厄介だな。」

いくら弾丸を撃ち込んだ所でそこから再生が始まるのでは攻撃の意味が無い。

エーリヒやルーデルは細胞を焼いて再生を封じているがそれでも気休め程度の効果しかないのである。

「じゃあ再生する前に吹き飛ばせばいいんじゃない?」

「・・・有沢?」

私には簡単な事よ、みたいな顔をして有沢が歩いてきた。

その右腕にガトリングアームを装備して。

「お前・・・それ・・・」

「ああ、これ?なんだかよく分からないけど使えるようになってたの。」

7砲身のガトリング砲を構えて有沢は微笑んだ。

「さっさと終わらせて帰りましょう、ね?」

「・・・そうするか、有沢、何が出来る?」

「基本何でも、素人だけどね。」

「まあいい、撃つぞ。」

弾丸を装填しショットガンを構える。

さあ、闘い(うたげ)はこれからだ。

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最終更新:2011年09月03日 10:14