札束を詰め込んだ財布から軍票を抜き取り機械に突っ込んだ。
機械音の後にメダルが大量に溢れてくる。
しまった、札の桁を間違えた。
まあいい、と小さいバケツのようなメダル入れにメダルを詰め込む。
メダルを貯めれば商品に交換できるらしい。
まあこれだけあれば十分だろう。
・・・と思ったが全然足りない、ボッタクリかこのゲーセンは。
ゲームで稼ぐのも面倒なのでもう数枚札を消費する事にした。
滝のように溢れるメダルをプラバケツに詰め込んだ。
そして鼻息を荒くしながら交換機に運ぶとメダルを流し込んだ。
ガコン、という音を立てて商品が落ちてきた。
とりあえず栄斗のために香水を選んだのだが・・・。
「何だこれ?」
中に入っていたのは重しと鍵だった。
「コインロッカーのカギか、取りに行けと?」
面倒くさい手法をとるものだ、と俺はゲーセンの中にあるコインロッカーに向かった。
「えっと・・・30番・・・っと。」
鍵を開け扉を開く。
だが中にあったのは香水じゃなくて「ハズレ」とだけ書かれた紙だけだった。
「・・・。」
やり場のない怒りと猛省を頭の中に詰め込んで俺は外に出た。
ゾンビを蹴飛ばすと俺は叫んだ。
「畜生ォォォォォォォ!!!!!」
最終更新:2011年06月09日 08:21