車の中で寝るのにもだいぶ慣れた。
まあ元々どこでも寝れる体質なのだから別に不満という訳ではない。
やけに喉が渇くが好物のソーダはたっぷり冷えているので問題ない。
「明日になったら何もかも終わるのか。」
「何?寂しいの?」
トワイライトが出てくる。
「いや、そう言う訳じゃないんだが・・・。」
「じゃあなに?」
「何と言うか・・・修学旅行の最終日のような気分だ。」
「何それ?ホントに変わってるわね、来夏って。」
「今更何だよ、俺は元々変わってるだろ。」
「「変わってる」って自分で言うのも変わってるわよ。」
「何だよ、全く・・・」
俺はため息をつくと座席を倒した。
「もう寝る、しばらく黙っててくれ。」
はぁ、とまた溜息を付いて俺は寝ることにした。
「さて、明日も暴れるとするか。」
最終更新:2011年06月15日 17:27