「星が綺麗ね~、一体いくつくらいあるのかしら。」
ゲルトルートが窓から身を乗り出して星空を眺めている。
「さあね、僕たちが見えてるのを数えても数千や数万何てレベルじゃなさそうだ。」
「ホント、天の川とか綺麗なんだろうな・・・」
「見たことないのか?」
「うん、元々都会にいるし、それに室内で研究してることの方が多いから。」
そう言いながらゲルトルートはカメラのシャッターを切る。
「天の川、か・・・」
夜空に凝縮された無数の星が一筋の線になっているのは綺麗だ、と思う。
「・・・待てよ?」
「どうしたの?」
「閃いた!」
新しい技を閃いた。
そう、まるで銀河のように一筋の光を・・・。
「名付けるなら・・・そうだな・・・」
「銀河を切り裂く一閃・・・「ギャラクシー・ブレード」なんてどうだい?」
「痛っ!」
最終更新:2011年06月16日 09:57