「ヘル・テンペスト!」
掛け声とともに前方のゾンビが焼かれてゆく。
「ふう・・・まだこんなに残ってたとは思わなかったわ。」
「何だ?まだメインストリートに出たばかりだぞ?」
相変わらず来夏は喋りながら拳銃をぶっ放している。
「来夏は戦闘慣れしてそうだからいいけど・・・私はつい4日目まで普通の高校生だったのよ?」
「そうか?俺だって数年前は至って普通の「女の子」だったぞ?」
にわかには信じられない言葉を吐くと来夏は銃のマガジンを抜いた。
「よっと!」
来夏は地面に落ちる前のマガジンを蹴ってゾンビに命中させた。
「よし、ヘッドショットだ。」
・・・やっぱり来夏は女の子に見えない。
「ねえ、こういう事は聞くもんじゃないって分かってるけど・・・・」
「何だ?今更よそよそしい。」
「来夏って本当に女の子なの?」
「触って確かめるか?」
来夏は私の手を取って胸に当てようとした。
「いや、遠慮しておきます」
「そうか、なら野暮なことを聞くな。」
最終更新:2011年07月27日 12:00