さて、SMWTASにおいて大きな壁とも言える
角抜けと
逆L字抜けについて解説します。
この記事を見る前に、こちらの記事を見ることをオススメします(
ar230416(壁ジャンプ))。
以前の記事を読んでいる前提で書いてるので、この記事だけだと分からないかもしれません(´・ω・`)
ちなみに、角抜けは
チビだと右側からしかできないのであしからず。
また、逆L抜けは
チビではできず、デカ以上の状態で右側からしかできません。( ┏ のみ)
これは、
マリオがブロックにめり込んでる時は左側に動くからです。
マリオがブロックに接触してる時の座標を0、マリオの向いてる方向を正として、各技の条件は
・角抜けは、
~2.f→6.0~とX座標を移動すること
・逆L字角抜けは、
~-0.1→3.0~とX座標を移動すること
です。
簡単に言うと、角抜けは6px、逆L字角抜けは4px以上めり込むことです。
右から抜ける時の図です。↓(壁にぶつかった時の座標が(516.00)~(516.f0)のとき)
2.f→6.0、-0.1→3.0への移動距離は3.1px(49spx)、そしてダッシュ時の最高速度は49(3.1px/f)、
つまり、1spxでもズレたら成功しません!!(マントだと52なので少し余裕があります)
慣性移動、座標調整などを知らない人が角抜け・逆L字角抜けに挑戦すると、Y座標などが適切であったとしても、
速度が合う確率(1/5)*X座標が合う確率(1/49)
=1/225の確率でしか成功しません。
そんな逆L字角抜けを人力で成功させてる動画(
4:05あたり)
-------------------------------------------------------------------------------------
とまあ難しく書きましたが、要は座標を調整して速度を49にすればいいだけです。
例えばこの角を抜けたいと思います。まずはX座標を調べます。
座標のアドレスなどについては、
ここ。
こう、ぐーっと左にやるとマリオのX座標は
(1165.00)~(1165.f0)で変位します。
マリオが触れている座標を0と置くので、
(1165.00)を0とおきます。
-1.1→2.f→6.0と変位すればいいので、
(1166.10)→(1163.00)→(1159.f0)と座標移動することを目指します。
遠くから走って速度を貯めてー
Pメーターが112(表示は110)になったらジャンプし、速度が49になったらそこから慣性移動で進み、角に突っ込んで下さい。
ここで、自分は
(1166.80)を通りました。次は
(1163.70)に進むはずですが、
(1164.70)でした。
壁に押し出されたからですね。
(1163.70)だと、
(1166.10)から42spx通りすぎてます。つまり、42spxどこかで減らさないといけません。
ここで、さっきのダッシュ前のステートを読み込み、42spxを分割して減らしていきます。
49 - 38 = 11
49 - 38 = 11
49 - 40 = 9
49 - 40 = 9
49 - 47 = 2
11 + 11 + 9 + 9 + 2 = 42
速度が49に達し慣性移動をするまでに、速度が38,40のときに2F、47の時に1F慣性移動すると42spx減ります。(この手法は、一番↑の方に貼ってあるブロマガにて詳しく(?)書いてます)3F以上同じ速度で慣性移動をするとPメーターが減り、ズレるので注意。
この状態で49まで加速し慣性移動で進むと、
(1166.10)をぴったり通り、角抜けが出来るはずです。
Y座標はそこまで厳しくないので大体でいけます。Y速度は大きい方がいいです。
おわり。
流れとしては、角のX座標を調べる→どこから走るかを決める→慣性移動の場合、何spx行き過ぎているか計算し、その分の座標を減らす と言った感じです。
Pメーターを維持しつつ角抜けをするにはまた別の座標調整の仕方がいりますが、これを理解できるなら出来るでしょう。
逆L字角抜けも同じ感じです。座標が2.f0 pxズレるだけ。
くわしく知りたい方はこちらを→
ゆとりTAS日記
逆L字角抜け
分からないとことかあればコメントお願いします。