『仮面ライダーBLACK』に登場する悪の科学者。「黒松教授」と呼ばれることが多い。
演者は黒部進。
概要
暗黒結社ゴルゴムに賛同する科学者。白髪交じりの貫禄のある人物。年齢は52歳。
表向きの肩書きは、東都大学医学部教授・同附属病院院長、及び聖和大学医学部の部長。
ノーベル医学賞の候補者でもあり、バイクレーサー等もその名前を知っているほど有名。
何故、地位も名誉も技術も持っている人が怪しげな団体に協力する(これは黒松に限った事ではない)かといえば、「超人的な能力や5万年単位という途方もない長命を持つ怪人に改造してもらうため」である。
要は長命欲しさに自分が怪人になろうとし、そのために多くの人命を弄んだマッドサイエンティストというべき人物。
能力等
右手の取り外しが可能で、右目も機械化されている。
とはいっても戦闘向きの物ではなく、あくまで人間改造やその為の機械を操作しやすくするためのもののようだ。
三神官の暗黒超力の副作用で獣(恐らく狼だと思われる)のような姿になる事もあるが、結局ビルゲニアに処刑されたため怪人態を披露する事はなかった。
最期
失敗が続いたために当てにならない研究で怪人を死なせたという理由で三神官に処刑されかかるが、直後に剣聖ビルゲニアの顔盗みの術を受ける(要は顔だけ盗まれて、本人は死亡した)。
その後、奥多摩の山中で変死体で発見されたと新聞に報道された。
余談
…しかし、ノミ怪人とトカゲ怪人に関しては三神官がさっさと撤退命令を出してれば助かったんじゃないかとも言える。
そう考えると黒松教授が処刑されることになったのはそうした三神官の失態を押し付けるためのいわゆる「トカゲの尻尾切り」、もしくは八つ当たりであると取ることができる。
そうでなくても最終的にはビルゲニアの作戦のために犠牲になったのは事実であり、自分が怪人になるという野望のために多くの罪のない人々を犠牲にしてきた黒松にとっては、三神官やビルゲニアの都合で命を弄ばれるという末路は因果応報と言えるのかもしれない。
尚、ノミ・トカゲ怪人はともかく、マンモス怪人については、研究成果を基に「これで大丈夫」と太鼓判を押し、結果はダメだったので、怪人が生還したとしても責任を問われたと思われる。
演者について
演者の黒部進は70年代から90年代にかけて時代劇・現代劇において権力者やヤクザなど、いわゆる悪役で名を馳せたが、特撮オタクなら黒部氏の代表作は満場一致だろう。
そう。「ウルトラマン」のハヤタ・シンを演じた俳優である。
あまりにもハヤタ隊員のイメージが強すぎることもあり、世間一般では「正義の味方を演じる俳優」というイメージが強いが、実をいうと俳優としてのキャリアはデビュー当初からアクション映画や時代劇、刑事ドラマなどの悪役が中心である。そのため、黒部氏自身も『ウルトラマン』でヒーロー役を演じることになった時には「なぜ自分が…?」と非常に驚いたんだとか(ハヤタ役はオーディションで決まったわけではなく、「次はこれをやりなさい」と指示されてのものだったとのこと)。
他の特撮でも正義の味方以上に悪役での出演が多く、本項の黒松以外でも、『特警ウインスペクター』でも第1話と最終回でウインスペクター隊に逮捕され、死亡する犯人第一号及び、ラスボスになっている。
特撮以外では、あの『西部警察』にも敵味方の区別がつかなくなった殺し屋に殺されるヤクザの幹部役で出演したことがある。
黒部氏はサスペンスドラマなどでもその貫禄のある見た目を活かして、悪徳政治家や企業の重役といった、事件の黒幕的な役で活躍している。
関連項目
最終更新:2025年02月11日 20:38