スリーメンとは、コートの半面に3人がレシーバーとして入ります。
そこにボールを出す人(通常は監督、コーチ、先生)がいます。
レシーバーとして入っている3人はそれぞれレフト、センター、ライトの
ポジションに入ります。
ボールを出す人が、ボールを出していきます。
基本的にはどんなボールを出されても3人で必ず拾うのが原則です。
拾ったボールはボール出す人に向かって返します。
1回のレシーブで返らない場合は、他の2人のどちらかがつなぎます。
ボールを出す人は、相手の攻撃を模しているので、ネット側のどこから
ボールを出してもかまいません。
ここではボールを出す人が、どこからどこへボールを出すか
レシーバーのレベルによって、変えることが重要です。
レシーバーが初級者の場合、実際の試合でどんな場面でどんなレシーブをするのか
わからないことがあると思います。
この場合は、レフトから、ライトからセンターからと、ボールが出て来る場所を
明確に想定して、そこからクロスやストレートに打たれたときに、
各レシーバーのポジショニングや動きを確認しておくことが重要です。
下図にレフトから打たれる場合を想定した各レシーバーのポジションを示します。
レフトからクロスに打ってくる場合です。
コートの対角線に向かって長く打ってくるコースと、短く内側に打ってくるコースがあると思います。
長いコースはレシーバーCが、短く内側に打ってくるコースはレシーバーLが対応します。
レフトからストレートに打たれる場合は、レシーバーRが対応します。
次にライトから打たれる場合を想定した各レシーバーのポジションを示します。
ライトからクロスに打ってくる場合です。
コートの対角線に向かって長く打ってくるコースと、短く内側に打ってくるコースがあると思います。
長いコースはレシーバーCが、短く内側に打ってくるコースはレシーバーRが対応します。
ライトからストレートに打たれる場合は、レシーバーLが対応します。
これのポジショニングが基本になります。
実際の試合で最も多い攻撃パターンに対するレシーバーのポジショニングになります。
この図を頭に入れながら、練習してみましょう!