実際の試合中で最も多い形であろうレフトからスパイクを打たれる場合を想定してみました。
上図の赤丸がブロッカーです。
レフトから打たれる場合、ブロックには前衛の3人がいきます。
ライトブロッカーはアンテナ付近まで移動してブロックに飛びます。
(トスがそこそこ長く上がった場合を想定しています。)
センターブロッカーはライトブロッカーと間を空けないようにブロックに飛びます。
レフトブロッカーはセンターブロッカーと間を空けないようにブロックに飛びます。
次にレシーバーの位置を見ていきましょう。
基本的にブロックの後ろにスパイクは来ないと考えられます。
レシーバーはブロックの無いところに構えるのが基本になります。
3枚ブロックの場合、ブロックに当たらないでスパイクされることはほとんどありません。
8~9割はブロックに当たったり、フェイントボールだったりします。
レシーバーはスパイクボールを拾うというよりも、ブロックに当たってはじかれたボールや
フェイントしてきたボールを拾う意識を持つと良いと思います。
フェイントされるコースで最も多いのがブロックの真後ろです。
そこはライトレシーバーがカバーします。
もちろん、ブロックに当たってくるワンタッチボールもありますので、
最初からブロックの真後ろにいたのではワンタッチボールを処理できません。
また、センターレシーバーはブロックに当たって大きくはじかれたボールを狙います。
レシーバーは、スパイクを拾うときの構えは必要なく、ブロックのワンタッチボールのような
予測の難しいボールを拾えるように上半身の力を抜き、楽に構えていると良いです。
是非やってみてください。