サーブレシーブのフォーメーションはセッター以外の5人でレシーブする基本的なシステムの、いわゆるWシステムから3人でレシーブするもの、あるいは現在、国際的に標準となっている2人によるレシーブ制までさまざまである。チーム内の選手のサーブレシーブの得意不得意、戦術などにもよるから「こうでなければならない」ということはない。そこでここでは、Wシステムと2人制について例示する
*2人制
サーブレシーブの得意な選手2人でほとんどのサーブレシーブを行うもの。ここでは、レフトの選手と、光栄に下がったセンターと交代したリベロの2人でレシーブを受け持つ場合のフォーメーションの1~6ローテーションを参考に紹介する。むろん、レフトではなくセンターがレシーブをフケもつなど、チーム事情に応じた形で工夫すればよい。2人以外は攻撃に専念できるため、攻撃のバリエーションがふくむメリットがある